はじめに

こんにちは。学生ライターのすみちゃんです!

最近、よく耳にする「就活活動の早期化」って知っていますか?

通常、企業が本選考を開始する時期は大学3年生の3月頃ですが、
就活の早期化によって、それよりも前に行う早期選考が増えてきています。

今回は早期選考の実態を探るべく、早期の内定を獲得した24卒の先輩に
いろいろ聞いてみました。

「早期選考を受けるメリットとは?」「どんな準備をすればいいの?」
そんな疑問にお答えします!

◎今回お話を聞く先輩
・24卒
・人材業界に就職の予定
・早期選考で内定を獲得
・就活スケジュール:大学2年生の夏~3年生の2月頃

なぜ早期選考を受けようと思ったの?

――先輩、本日はよろしくお願いします!大学3年生のうちに就職先が決定していたとのことで、一般的なスケジュールと比べてかなり早いですね!なぜ早期選考を受けようと思ったんですか?

先輩:早期選考を受けようと思ったのは、就活エージェントの人から聞いた話がきっかけ。
企業によるとは思うけど、「早期に内定が成立した新入社員は、本選考で内定が決まった新入社員よりも会社からの期待値が高い。そうすると、任される仕事内容や配属先にも差が出てくる。」って言われたんだよね。
個人的に就職後も企業で成果を出して活躍したいっていう気持ちが強かったから、活躍できる幅を広げるために早期選考を受けようと思った!

――早期選考と本選考にそんな違いはないのかなと思っていたけれど、もし本当だったら驚きですね。就活を早く終えた今、早期選考にして良かったと感じることはありますか?

先輩:大学4年生の間、勉強したり、バイトしたり、自由に使える時間が増えることかな。友達の就活中は少し寂しい気持ちがあったけど。笑 今は社会人に向けてビジネス書を読んだり、PCスキルを磨くために勉強をしたりしています!

――大学4年生は授業数も減って、様々なことに挑戦できる絶好の機会ですね。卒業後を考えて動ける意識の高さ、尊敬します!

大学2年生からできる就活準備とは?

――先輩は大学2年生の夏休み頃から就活をしていたとのことですが、具体的にはどんな就活準備をしていましたか?また、就職したい企業が決まるまでの就活準備は何をしていましたか?

先輩:ガクチカ(※学生時代に力を入れて取り組んだこと)を作ることから始めました!具体的には、ゼミ長やサークル活動、ボランティア活動への参加など、いろいろ挑戦した!

先輩:その後は2年生の1月頃から就職先が決まるまで、ずっと自己分析。
特に、いわゆる自分史っていう、小学校、中学校、高校、大学ごとに一番印象に残っているエピソード、もっと言えば人生が変わったエピソードを分析してた。当時どう感じていたのか、それはなぜかをノートにひたすら書いてたね!
それは今も続けていて、自己分析なら任せろって感じ。笑

――自己分析って、知らない自分に気づけて面白くなってくるのわかります。笑 実は私も自分史を書いてみたことがあるのですが、1時間くらいで書き終えてしまいました。本当はそんな短時間で終わるものじゃないんですね。先輩は自己分析に時間をかけて良かったと思ったことはありますか?

先輩:さすがに1時間は短すぎだと思う。笑 自己分析は面接のときにめちゃくちゃ役に立った。自己分析をノートにたくさん書いたあとは、面接で話す代表的なエピソードをいくつか選んでた。
そうすると面接を受ける企業のHPを見たときに「この企業には、どのエピソードが合うかな」と、企業ごとに合った話をすることができて良かった!経験談と一緒に具体的に話せると、企業側に自分のことをリアルに伝えられて就職後のギャップも減らせると思う。

先輩:他にも、志望する業界を決めるときも自己分析が決め手になった。
自己分析のおかげで、自分には人の役に立てる業界が合ってるんだって気づいたんだよね。その後は、それができる業界を見ていって人材業界にたどり着きました!

――なるほど。自己分析の大切さがよく伝わってきました!私ももっと時間をかけて取り組んでみようと思います!
インターンシップはどのように探していましたか?

先輩:インターンシップは、ほとんど探してないかも笑 複数の会社が参加する合同説明会やセミナーに参加して、興味を持ったらインターンに行ってみるというスタイルでやってた!この方法で、サマーインターンは30社ほど参加できた。

――30社は多いですね!合同説明会は1日でたくさんの企業の話を聞くことができて、ネットで探すよりも効率的なのかなって思います。どんな企業があるのか一気に知ることができますもんね!

早期選考、一番忙しいのはいつ?

―― 一般的な就活生だったら、3年の3月が忙しい時期だと思います。早期選考の場合はいつ頃が一番忙しかったですか?

先輩:3年生の10月頃かな。サークルの学園祭準備やゼミの発表に追われながら早期選考で毎日最低1社の説明会、毎週2社以上の面接を受けていたのですごくきつかった。

――面接1社受けるのにも体力を使いますよね……。先輩は大学3年生で頑張ったからこそ、余裕を持って就活を終われたってことですね!そんなきつい経験を乗り越えた先輩から、就活にくじけないコツを教えていただきたいです!

先輩:どうしても辛いときは、就活から離れることも大事だと思う。面接でも志望度が高くない企業は練習と思って、少し手を抜いたこともあった。それくらい割り切って最後まで頑張ることが大切だと思う!

――より志望度の高い企業に全力で挑めるように、長期戦だからこその割り切りが大事ってことですね。どうしても全てを完璧にこなさなきゃと思いがちですけど、肩に力を入れすぎず就活を進めていけたらと思います!

まとめ

先輩、インタビューありがとうございました!

みなさん、早期選考についてどのように感じましたでしょうか?

個人的には「余裕を持って就活ができる」、「大学生最後の4年生のときに時間ができる」という点に魅力を感じました。

一方で、最近では早期選考で内定を得た後も就活を続ける人がいるらしいです。
かなりの長期戦ですが、とことん就職先にこだわれるのもいいですね。

ぜひ先輩のノウハウも参考に、自分に合う就活スケジュールを検討してみてください!

インタツアー学生編集部

すみちゃん

25卒。好きなことは旅行と食べること、歌うことです。モットーはとにかく何事にも挑戦!新しい出会いを求めてフットワーク軽く生きています(笑)

タグ: