最近ではかなり多くの学生がインターンシップに参加しています。しかし「いつからエントリーが始まるの?」「何を準備しておけばいいの?」など、疑問を持っている方も少なくありません。そこで今回は、2024年卒の大学生に向けてインターンシップのスケジュールや準備のコツについて解説します。

インターンシップはいつから?

インターンシップのスタート時期は、年々早くなってきています。2024年卒の学生の場合は基本的に、6月には説明会が始まり、参加者の選考を経て、7~9月に実施するという流れです。夏休み期間を使うことになるため授業とは重なりにくいですが、日程によってはテストとかぶってしまうことがあります。

また、長期インターンの募集は4月から始まります。進級したと同時に説明会などに参加しなくてはならないため、しっかり準備をしていないと乗り遅れてしまいます。

夏インタ-ンに間に合わなければ冬インターンもある

より就活・選考の時期に近くなりますが、冬にもインターンがあります。それぞれ夏インターン、冬インターンと呼ばれ、特徴が異なります。夏インターンはワークショップやセミナー形式のものが多く、業界の理解を深め、会社や仕事内容について知ることができます。事前にこういった情報を得ることで、よりスムーズに就活を進めることができるでしょう。

冬インターンは選考直結型で、その会社を知るというより、学生のアピールの場とされることが多いです。そのため、純粋に企業や業界について知りたいということであれば、なるべく夏インターンに参加しておくことをおすすめします。

インターンシップまでにやっておくべき準備

インターンシップが始まるまでにしっかり準備を整えておくことで、万全の状態で取り組むことができます。具体的には、以下の5つをやっておきましょう。

自己分析

本格的な就活でも重要な要素となる自己分析は、インターンシップにおいても大切です。自分の強みや弱み、これまでどんなことに取り組んできたかなどを整理してみてください。人気企業のインターンシップでは選考倍率も高く、自己分析ができていない学生は落とされてしまいます。

また、インターンシップ前に自己分析をしておくことで、事後に再度行い「インターンシップを通して自分の考えやスキルがどう変わったか」を理解しやすくなります。こうした話は就活の選考でも披露しやすいため、ぜひ取り組んでみてください。

インターンシップで何を得たいか整理する

インターンシップはただ参加すればいいというわけではなく、目的が必要です。漫然と参加してしまうと、せっかく時間を使っても何も学びがなく時間だけが過ぎてしまいます。業界全体の知識をつけたいのか、就活が本格化したら選考を受ける企業を選別するために参加するのかなど、「インターンシップに求めること」を明確にしておきましょう。

どの業界に興味がある考える

大学生のうちは、そもそもどんな業界があるかを理解しきれていないこともあります。普段自分が生活していて接する業界だけでなく、幅広く研究しましょう。そのうえで、自分がどんな分野に興味があるかを判断します。

夏インターンではまだ就活まで余裕があるため、いくつかの企業のインターンシップに参加することも可能です。ネットや本で調べるだけではわからないことも理解できるので、気になった業界のインターンシップに積極的に参加してみてください。

どんなインターンシップがあるか知っておく

どんな業界があるかを調べ、興味のある分野をある程度まで絞ったら、どのようなインターンシップがあるか調べます。事前に考えておいた「自分はインターンシップに何を求めるか」という基準をもとに、向いているものを選びましょう。

セミナータイプのインターンシップは、1日~数日で行われ、その会社のことを詳しく知ることができます。会社説明会よりも実践的に学べることが多く、選考を受けるかどうかを判断する最適な機会となるでしょう。

プロジェクトタイプのインターンシップは、数日~数週間で行われ、学生は与えられた課題にチームで取り組む形が多いです。よくあるのは、業界が抱えている問題を解決するための施策を考えてプレゼンしたり、その企業の新規ビジネスを考えて発表したりといった内容です。これらには決まった正解があるわけではなく、どういったプロセスで結論にたどり着いたかが重要になります。

就業タイプのインターンシップは、数か月~数年で行われ、いわゆるアルバイトに近い形です。給料をもらいながら与えられた仕事に取り組みます。一般的なアルバイトに比べると、単なる作業ではなくサービスの根幹部分にかかわることができたり、スキルアップの場が用意されていたりといったメリットがあります。また、そのまま就職に直結するケースも少なくありません。

マナーを学ぶ

インターン先が決まったら、基本的なマナーを学びましょう。コミュニケーション能力やロジカルシンキングといったスキルは一朝一夕で伸びるものではありませんが、一般的なマナーについては数日で学ぶことができます。

内容としては、例えばスーツの選び方、ワイシャツや靴下の合わせ方、適切なヘアスタイル、インターン生にふさわしいメイク、言葉遣いなどで、これらは身につけておいて損はありません。ここで学んだことはそのまま就活の選考時にも活きるため、早いうちから理解しておいてください。

企業の方はこういった点でミスがあっても「学生だから仕方ない」と思ってくれるものです。しかし逆に言えば、このような簡単にカバーできる点を徹底するだけで「うちのインターンのためにしっかり準備をしてきてくれた」と高評価を得るきっかけにもなります。

インターンシップの準備は早めにしておこう

インターンシップは、企業によって内容やスケジュールは異なります。大筋は今回の記事のような流れで進んでいきますが、自分が参加したいインターンシップを見つけたら、その企業からの情報をしっかり集めておきましょう。就活が本格化する前にたくさんのことを学べる良い機会になるので、ぜひ万全の準備を整えて迎えてください。

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