最近では、ほとんどの学生が就活前にインターンシップを受けています。就活への意識が高く、大学に入学してすぐのタイミングでインターンシップを検討している方も多いです。そこで今回は、「大学1~2年生も夏インターンシップに参加した方がいいか?」について解説します。

夏インターンシップの重要性は高まっている

今、夏インターンシップを受ける学生の数は増加しています。23卒・24卒のアンケート調査によると、志望業界が決まっている学生の9割が夏インターンシップに参加。コロナ禍ではオンラインで完結することもあり、複数のインターンシップに参加して多くの企業の情報を集めています。

また、25卒からは採用直結型のインターンシップが正式に認められるようになりました。これにより就活の早期化が進み、早い段階からインターンシップを通して就活を実践しなければ、乗り遅れてしまうようになるでしょう。

こういった背景から、大学1~2年生で夏インターンシップに参加することはおすすめです。

大学1~2年生で夏インターンシップに参加するメリット

就活が始まる前の、大学1~2年生で夏インターンシップに参加するメリットは、主に3つあります。それぞれどのようなものか、一つずつ解説します。

就活の準備期間を長く取れる

就活では、やらなくてはならないことが非常に多くあります。まずは自己分析をして自分の強みや弱みを知り、就活の軸を決定。業界研究をして興味のある業界を絞ると同時に、筆記試験の対策も必要です。就活が本格化してくると、ESの作成や面接練習も行います。これらをこなすには、ある程度の時間が必要です。

しかし、多くの学生は、大学3年生になってから就活の準備を始めます。そんな中で一足早くインターンシップに参加することで、早い段階から就活への意識が高まるでしょう。他の人より時間をかけて準備ができるので、自己分析や業界研究など入念に行うことができ、内定への道に一歩近づきます。

視野とコミュニティが広がる

早くから就活に動き始めると、参加できる夏インターンシップの数が増えます。その分、いろいろな業界を知り、知見を広げることが可能です。学生のうちは身近な業界しか知る機会がありませんが、視野が広がり志望業界を定めやすくなるでしょう。

また、夏インターンシップで普段は接することの少ない社会人とコミュニケーションを取ることで、言葉遣いや立ち居振る舞いが洗練されるという効果も。就活を始めたばかりの学生は敬語がぎこちないことも多いですが、早くから慣れておくことで自然に会話できるようになります。

さらに、夏インターンシップに参加した学生同士で仲良くなり、コミュニティが生まれることもあります。就活は大変なことも多いですが、お互い励まし合える仲間ができると非常に心強いです。また、インターン先の人事の方とつながりが生まれて、就活の相談にのってもらえるケースもあります。その企業への志望度が高い場合はもちろん、そうでない場合でも学生を見極めるプロに話を聞くことで、自分の就活に活かすことが可能です。

自己成長に繋がる

夏インターンシップをすることで、自己成長につながります。インターン先の内容にも寄りますが、例えばグループワークをする場合、一つのゴールに向かって数名でディスカッションし、アウトプットを生み出してプレゼンテーションするという一連の流れを経験し、場合によってはそれに対するフィードバックをもらうことが可能です。

こうしたスキルは就活ではもちろん、社会に出てからも役立ちます。アルバイトやサークル活動なども自己成長のきっかけではありますが、夏インターンシップでしか得られないものもあります。また、大学1~2年生でこうした面で成長することで、その後の大学生活で社会人と接する時に、適切なコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

また、7~9月など長期の夏インターンシップに参加する場合、その企業の業務に深く携わることができます。特にベンチャー企業などでは社員と変わらず多様な業務を任せてもらえることもあるので、非常に勉強になります。

大学1~2年生で夏インターンシップに参加するデメリット

大学1~2年生で夏インターンシップに参加すると様々なメリットがありますが、その反面、デメリットもあります。どちらもきちんと理解した上で、エントリーするようにしましょう。

学業やアルバイトとの両立が大変になる

夏インターンシップは1日で終わるワンデーのものもありますが、数日~数か月の長期で行うものもあります。授業やアルバイト、サークル活動をしながらこうしたインターンに参加するとなると、両立が大変です。また、ワンデータイプだとしてもいくつも応募するとスケジュール管理が難しくなります。

勢いでたくさん申し込んでも、当日しっかり集中して参加できなければ本末転倒になります。たくさんエントリーしすぎて忙しくなり、うっかり遅刻や居眠りをすると、企業の方に見られて悪影響を及ぼすこともあるので、キャパシティを考えながら参加するようにしましょう。

夏休みにサークル活動や遊ぶ時間が減る

夏インターンシップは7~9月に行われますが、この時期は大学の夏休みです。大学3年生以降は就活が本格するため夏休みも長期旅行などしにくいですが、大学1~2年から夏インターンシップに参加すると、プライベートな時間があまりとれません。サークル活動に注力したい方やまとまって海外に行きたい方などは、どのくらい夏インターンシップを受けるかしっかり考えましょう。

大学時代は「人生の夏休み」と言われることもありますが、就職すると遊ぶ時間を確保しにくくなります。そのため、プライベートも大切にしながら就活に取り組むなど、バランスが大切です。

選考に落ちるとネガティブになる

夏インターンシップは倍率が高いだけでなく、就活に対して意識が高い学生が集まりライバルが手ごわいことから、申し込んでも落ちてしまうこともあります。初めのうちは何も思わなくとも、何度か落ちると「自分はダメかもしれない」など気分が落ち込むこともあるでしょう。

自分のダメだったところを振り返り次に活かすならよいのですが、ただネガティブな気持ちにならないように気をつけましょう。メンタルが疲れたら、適度にリラックスする時間をとるように心がけてください。

就活が本格化する前に大学1~2年生で夏インターンシップを受けよう

大学1~2年生のうちに夏インターンシップを受けておくことで、就活が本格化してから有利に動くことができます。スケジュールとの兼ね合いも必要ですが、無理のない範囲で参加してみましょう。早くから準備しておくことで、大学3年生になって就活が始まってから余裕を持つことができます。

「いきなりインターンは緊張する」という方は、インタツアーの利用がおすすめです。実際に企業の方に話を聞く経験をしておくことで、リラックスしてインターンに臨むことができます。言葉遣いの勉強にもなるので、一度試してみてください。

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