こんにちは!
ミルフィーユですm(╭• ᴥ •╮)m  (←ナマケモノ)

コロナ禍後はじめての夏休みですね。
学生の皆さん、就活の調子はどうですか?

時間に余裕のある大学1・2年生のうちに
将来の働き方についてしっかりと考えておきましょう!

さて、2回にわたってお届けしてきた三省合意改正シリーズ

キャリア形成支援に関する取り組み4類型
を中心に、三省合意改正の概要についてお話してきました。

シリーズ最終回の本記事では
大学1・2年生の学生さんに向けて、

“三省合意改正によって変化する未来の働き方”
について説明していきます。

三省合意改正の概要から
わかりやすく丁寧に解説しているので、是非最後まで読んでくださいね。

【※三省合意…1997年に当時の文部省、通商産業省、労働省によって公表された「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」のこと】

「オープンカンパニー」と「キャリア教育」


タイプ1:オープンカンパニー
タイプ2:キャリア教育
タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ
タイプ4:高度専門型インターンシップ


前回は大学3・4年生の方に向けて、
《キャリア形成に関する取り組み4類型》の中から

タイプ3「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」と
タイプ4「高度専門型インターンシップ」について解説しました。

今回はその続き、
タイプ1「オープンカンパニー」・タイプ2「キャリア教育」編をお届けします。

テーマの“未来の働き方”に沿って、
三省合意改正の背景について考えていきましょう!

はじめに、《キャリア形成に関する取り組み4類型》のタイプ1「オープンカンパニー」・タイプ2「キャリア教育」について解説します。


タイプ1:オープンカンパニー
⇒企業や業界に関する説明会や就活イベント。
1年生から参加可能。

タイプ2:キャリア教育
⇒働くことへの理解を深め、将来の働き方を学ぶための大学・企業協働教育プログラム。1年生から参加可能。


どちらも1年生から参加できるのが嬉しいポイントですね。
学校と両立しつつ、早い段階から未来の自分像や理想の働き方を模索していけそうです。

三省合意改正の背景 ~“Society 5.0”時代に求められる人材~

次に三省合意改正の背景を見ていきます。

皆さんは“Society 5.0”(ソサエティ5.0)という単語を知っていますか?

“Society 5.0”(ソサエティ5.0)。

……

“Society 5.0”(ソサエティ5.0)?

何それ。と思った学生さんも少なくないと思います。
経済学部や理工学部の方ならレポート課題で目にしたことがあるかな?

ChatGPTやメタバースといった言葉も最近ニュースでよく取り上げられていますね。

Society 5.0”(ソサエティ5.0)は、
デジタル革新と多様な人々の想像・創造力の融合によって、社会の課題を解決し、価値を創造する社会」のことを指します。

(日本経済団体連合会「Society 5.0 -ともに創造する未来-」より)
 

この図は社会の変化や発展を段階別に表したものです。

Society 1.0(ソサエティ1.0)の狩猟社会は
マンモスやイノシシを狩ることで生活していた時代。

Society 2.0(ソサエティ2.0)は、
狩りをする「獲得」から自分たちでお米を作る「創造」に移行した農耕社会です。

産業革命が起こるとSociety 3.0(ソサエティ3.0)に移行し、資本主義社会が定着します。

戦後、コンピューターなどインターネットが発展しSociety 4.0(ソサエティ4.0)になり、現在はAIなどデジタル技術の発展によってSociety 5.0(ソサエティ5.0)時代に移行しつつあります。

従来の社会(Society 1.0Society 4.0)では、
利便性や効率性といった能力が働き手に求められていました。

しかし、Society 5.0(ソサエティ5.0)
時代の到来に伴い、

企業はイノベーションの創出を目指して
多様な人材”を求める傾向にあります。

“多様な人材”とは、

自主的に課題を発見し解決していく能力継続して学ぶ力、そして自律したキャリア形成をできる能力を持ちながら、その人ならではの多様な想像力・創造力を発揮できる人のこと
です。

社会の変化に伴って多様性を重視した人材選びをしたい、という意図が
今回の《キャリア形成支援に関する取り組み4類型》制定の背景にあるんですね。

理想の働き方って何だろう?

ここまで三省合意改正の概要と背景を見てきました。

さいごに“Society 5.0”(ソサエティ5.0)時代の働き方について考えていきたいと思います。

Society 5.0(ソサエティ5.0)時代、私たちはどんな働き方を目指せるのでしょうか?

これからの時代に企業に求められる力として、以下が挙げられます。

・課題発見・解決力
・未来社会の構想・設計力
・論理的思考力
・規範的判断力

どれも専門職には必須のスキルですね。

ちなみに、私個人としての理想の働き方は……

より専門性の高いスキルを身に着けて、企業に自分の将来を委ねない働き方
です。

AIにも居場所を取られない、代替不可能な自分。

そのためには、大学1・2年生から自己実現について考え始めることが必要です。

三省合意改正で新しくできた制度も活用しながら、
ゆっくり、将来就きたい職業について考えていきたいですね。

企業に求められる人材を意識しつつ、
私も自分なりのを自己実現プランを立てたいと思います。

以上、
“Society 5.0”(ソサエティ5.0)時代の働き方について解説しました。

さいごに

三省合意改正と“Society 5.0”(ソサエティ5.0)時代の新しい就活のかたち。
いかがでしたか。

“Society 5.0”(ソサエティ5.0)。

なんだか遠い時代のようだけど、

新しい社会はもうすぐそこの未来なのかもしれません。

みなさんも将来、どんな働き方をしたいか考えてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ミルフィーユでした。ばいばい! m(╭• ᴥ •╮)m+.゚

「三省合意改正」シリーズの過去の記事はこちらからご覧いただけます↓



【三省合意改正】25・26卒必見!インターンシップの制度が変わった!いったい、何が変わったの?Q&A形式で解説! – インタツアー【メディア】新しい就活のカタチ (intetour.jp)

【三省合意改正②】実際どうなの?改正されたインターン制度による影響-インタツアー【メディア】新しい就活のカタチ


インタツアー学生編集部

ミルフィーユ

25卒。ナマケモノ属科なまけもの。趣味はお散歩と、だらだらすること。好きな季節は冬。生まれた季節も冬。(いつか北欧に住みたい。)ライター名は小さい頃のあだ名に由来しています。

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