「エントリー企業のWebテストって、どの種類が出るんだろう?」と悩んでいませんか?
出題されるテストの種類がわかれば集中して対策できるので、事前に知っておきたいですよね。

そこで本記事では、「Webテストを簡単に見分ける2つの方法」や「有名企業が導入しているWebテストの事例」などを紹介します。

あなたが興味を持っている企業で出題されるWebテストの内容を知り、ライバルに差をつけましょう!

主要Webテストの見分け方

Webテストには様々な種類がありますが、多くの企業で出題されやすいメジャーなテストは5種類と言われています。自分がエントリーした企業が実際に出題するWebテストを見分ける方法は、以下の2つです。

Webテストを見分ける2つの方法

1.URLで見分ける
2.就活サイトの情報で見分ける

Webテストを見分ける1つ目の方法は、「URLで見分ける方法」です。

Webテストは受験当日までに、企業から受験サイトのURLが送付されます。Webテストの種類によってURLの形式が違うため、企業から送られてきたURLとWebテストごとのURLを照らし合わせることで、Webテストの種類がわかります。

ただし、「玉手箱」と「Web-CAB」はURLが同じなので、どちらか片方が出題されるという見分け方しかできません。

2つ目の方法は、「就活サイトの情報で見分ける方法」です。
就活情報サイトには、企業が過去に実施したWebテストが掲載されています。その中から自分が興味のある企業を探し出しましょう。

企業が過去に実施したWebテストが確認できるサイトは、以下の通りです。

ただし、毎年同じWebテストが必ず実施されるわけではないの注意しましょう。
各WebテストごとのURLと導入している有名企業を詳しく解説します。

SPIの特徴・URL

「SPI」とは、「リクルートマネジメントソリューションズ」が開発、提供しているWebテストです。多くの企業が導入しており、最もメジャーなWebテストといってもよいでしょう。

SPI導入している企業の例や、URLは以下の通りです。

SPI導入企業例  

LINE/トヨタ自動車/三菱商事/野村不動産/ファーストリテイリング/パナソニック/ソフトバンク/ソニー/リクルート/富士フィルム/NHK/伊藤忠商事/ヤフー/明治/ゴールドマン・サックス/テレビ朝日/東レ/電通デジタル/など
SPIのURL  

http://arorua.net/

SPIでは、以下の問題が出題されます。

SPI能力検査で出題される問題  

・【言/語】基本的な漢字の読み書き、文章の読解など
・【非言語】基本的な計算問題、損益計算、確率・割合など
・【英語】英語の文章読解、和文英訳、同意語、反意語など
・【構造的把握力】与えられた情報を整理し、共通点、関係性を把握する問題

多くの企業で導入されているSPIは、対策必須のWebテストと言えるでしょう。

玉手箱の特徴・URL

玉手箱は、「日本エス・エイチ・エル」が販売している適性検査で、SPIと同じく多くの企業で導入されているWebテストです。

玉手箱を導入している企業の例や、URLは以下の通りです。

玉手箱導入企業例  

東芝/三井住友銀行/日産自動車/三菱商事/丸紅/アサヒ飲料/日立製作所/大日本印刷/アマゾンジャパン/NTT東日本/ユニ・チャーム/大和ハウス/NEXCO東日本/味の素/北海道銀行/日本マイクロソフト/日立製作所/川崎重工業など
玉手箱のURL  

https://web1.e-exams.jp/
https://web2.e-exams.jp/
https://web3.e-exams.jp/

玉手箱では、主に以下の問題が出題されます。

玉手箱で出題される問題
【計数理解テスト】
・四則逆算
・図表の読み取り
・表の空欄の推測
【言語理解テスト】
・GAB形式(論理的読解)
・IMAGES形式(趣旨判定)
・論旨把握
【英語テスト】
・GAB形式(論理的読解)
・IMAGES形式(長文読解)
【性格テスト】
・日常の行動、考え方、性格などの設問に回答する

玉手箱は問題数が多く回答の速さが求められますが、問題形式は多くありません。したがって、問題のパターンさえ覚えておけば、同じ要領で問題を解いていくだけなので、各問題形式の回答方法をしっかりと押さえておきましょう。

Web-GABの特徴・URL

Web-GABは、「日本エス・エイチ・エル」が販売している適性検査です。Webだけでなく、ペーパーテスト形式のパターンもあり、それぞれ出題される問題や制限時間が違います。

WebテストをWeb-GAB、ペーーパーテストをGABと呼びます。

Web-GAB、GABを導入している企業の例や、URLは以下の通りです。

Web-GAB(GAB)導入企業例  

サントリーホールディングス/三井不動産/住友不動産/JICA/住友商事/三井物産/東京海上日動火災保険/アサヒ飲料/アクセンチュア/JR西日本/など
Web-GABのURL  

https://web-cubic.jp/
https://assessment.cservice.jp/
GABで出題される問題  

・【言語理解】長文を読み、設問に回答する
・【計数理解】図表の数値を読み取り、設問に回答する
・【性格適性検査】日常の行動、考え方、性格などの設問に回答する

Web-GABは、長文読解問題や図表の読み取り問題が多く出題され、難易度が高いWebテストなので、事前対策はしっかりと行いましょう。

Web-CABの特徴・URL

Web-CABは、「日本エス・エイチ・エル」が販売している適性検査です。Webだけでなく、ペーパーテスト形式のパターンもあり、それぞれ出題される問題や制限時間が違います。

WebテストをWeb-CAB、ペーーパーテストをCABと呼びます。

Web-CAB、CABを導入している企業の例や、URLは以下の通りです。

Web-CAB(CAB)導入企業例  

メンバーズ/パーソルブロセス&テクノロジー/ストリンク/日本総合研究所/NTTデータエービック/大日本情報システムなど
Web-CABのURL  
https://web1.e-exams.jp
https://web2.e-exams.jp/
https://web3.e-exams.jp/

Web-CABでは、以下の問題が出題されます。

Web-CABで出題される問題  

・【暗号】図形が変化する法則を導き出しす
・【暗算】基本的な四則演算で5つの選択肢から答えを選んで回答する
・【法則性】図表の形、向き、位置、数が変化する法則性を導き出す
・【命令表】命令表の指示に従い、最終的に完成する図形を導き出す
・【性格適性検査】

Web-CABは難易度の高い図表問題が頻出するので、回答方法に慣れていない人は事前に問題集や模擬テストサイトで対策するとよいでしょう。

TG-WEBの特徴・URL

TG-WEBは、「株式会社ヒューマネージ」が開発したWebテストです。「従来型」「新型」という2種類の問題形式があり、それぞれ出題される問題が異なります。

TG-WEBも多くの企業が導入しているWebテストで、導入企業の例やURLは以下の通りです。

TG-WEB導入企業事例  

三菱重工業/TOTO/三菱UFJ銀行/大塚製薬/日本テレビ/POLA/日本政策金融公庫/モルガン・スタンレーMUFG証券/東京海上日動火災保険/ソニーミュージック/など
TG-WEBのURL
 
http://assessment.c-personal.com/
http://assessment.e-gitest.com/

TG-WEBでは、以下の問題が出題されます。

TG-WEBで出題される問題  

・【言語】文章の並べ替え、長文読解、趣旨把握など
・【計数】四則逆算、図表読み取りなど
・【英語】長文読解、語句の言い換え、空欄の穴埋めなど

TG-WEB導入企業にエントリーを考えている就活生は、従来型、新型どちらの問題も対策をしておきましょう。

Webテスト対策は書籍+模試がおすすめ

Webテストの対策には、「対策本」「模擬テストサイト」の活用がおすすめです。Webテストの対策本は、基本的な問題の解き方や、過去問などが掲載されているため、本を読みながら繰り返し問題を解いていきましょう。

模擬対策テストは、実際にWebテストを受けた学生の声を元に作られた模擬テストを受けられるサイトのことです。基本的に無料で受けることができますし、実践と同じ制限時間を設定されるので、より本番に近い状況で対策ができます。

Webテストの詳しい対策方法や、おすすめ本を紹介している記事はこちら↓↓
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