はじめに

大学生になって社会人になる時期が近づいたら、自分の進むべき道は自然に見えるようになると思っていたのに、全くそうはならなかった!

「今、君はそんな状態ではないだろうか?」(p21)

いやこれってまさに私……。

どうも、がーすーです。
皆さんは、将来やりたいことはありますか?

「将来やりたいことなんて、未だにわからない……」
なんて悩んでいる皆さんに、紹介したい本があります。

森岡毅さんの著書『苦しかったときの話をしようか』。

~森岡さんprofile~
戦略家・マーケター。
自身のマーケティングノウハウを生かし、
経営危機にあったUSJの売り上げをV字回復させる。

この本はそんな森岡さんが、キャリアに悩む我が子のために書きためた 「働くことの本質」を書籍化したものです。

答えは一人一人が自分で出さねばならないが、自分の将来や仕事のことを考える際の「考え方」は知っておいた方が良いのは間違いない。子供たちがキャリアの判断に困ったときに役に立つ『虎の巻』をつくろうと思ったのだ。(p5) ※原文ママ

人生の先輩から、キャリアについてアドバイスを頂けるのは大変ありがたい……。

これを機に、一緒に将来の解像度を
上げていきましょう!

最初に知るべき、目的設定の大切さ

そもそも皆さんはなぜ就活をしていますか?

皆がしているから、
お金が欲しいから、
成長をしたいから……など

人によって目的はさまざまですよね。

キャリアを考える上で最初に行うべきは、
目的の設定と話す森岡さん。

「将来何がしたいか分からないのに、目的なんて考えられないのでは?」
「分かっていたら苦労してないよ……」

なんて思った人もいるかもしれないですね。

そんな人に向けて森岡さんは次のように言っています。

おぼろげながらでも早めに目的を設定し、その方向へキャリアの専門性を集積する“貯金”を開始した方が得なことは多い(p111)

後先考えずに行動をしてきた私にはぐさっとくる言葉……。

正直、今まで目的を持って行動してこなかったから、何を達成してきたのかよくわからないし、
自分の成長もすぐには実感できなかった。

目的を持てば、自分が目指している方向が常に分かるから、
自分のキャリアとよく向き合えるはず。

つまり、ぼんやりとでもいいから
目的を持つこと自体が大切なんですよね。

目的を持つ必要性が分かったところで、
次に目的を設定する方法について学びたいと思います!

森岡さん考案!目的設定をする方法

悩める学生に向けて、森岡さんが紹介してくれているのが「理想状態からの発想法」。

やり方はいたって簡単。

  • 自分が幸せな状態を考える (理想状態)
  • そのために行うことを考える(キャリアの目的)

2ステップだから、誰でもすぐにできちゃいますね。

この方法について森岡さんは次のように言っています。

何から考えれば良いか詰んでいるのなら、騙されたと思って一度やってみてほしい(p112)

がーすーはまさに詰んでいる状態……。
藁にもすがる思いで試してみました!

①がーすーの幸せな状態(理想状態)

できる女性になる

挑戦し続けて、強みを磨く

そのために行うべきこと(キャリアの目的)

自分の強みを伸ばせる企業で働く

現状、私のキャリアの目的は「自分の強みを伸ばせる企業で働く」ってことですね。

将来劇的に変わっても構わないし、おぼろげでも構わない、今のベストの“キャリア目的”を設定してみよう(p109)

私のキャリアの目的も結構ぼんやりとしているけど、それでも構わないそうです。
肯定されているみたいで、なんか嬉しい。

将来したいことが分からない人は、「理想状態からの発想法」を試してみると良さそう◎

さいごに

今回は森岡さんの著書から、キャリアの考え方を学びました。

この本には、他にもキャリアにおいて役立つお話が詰まっています。

今、この瞬間に自分なりの最大限の答えを出すことが、後悔のない選択のために必要なのだ(p73)

気になった方はぜひ読んでみてください。

今回紹介した書籍

『苦しかったときの話をしようか』森岡毅(著)、ダイヤモンド社

追記

インタツアー社員のSさんが、別の記事で本書をお勧めしていました。
一部抜粋してお届け。

「就活生にぜひ読んでほしい一冊です。得意分野を伸ばせる就職先に出会えるように、
自分で選択肢を絞り込みすぎず、幅広く見てほしいです!みなさん、応援しています!」

▽抜粋元の記事▽
就活情報のアレコレ質問!社会人に突撃インタビュー! – インタツアー【メディア】新しい就活のカタチ (intetour.jp)

インタツアー学生編集部

がーすー

都内25卒。2023年3月から長期インターンに参加。K-popを愛でて早10年、これからも推していきます。

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