選考対策

オンライングループディスカッションで確実に評価が上がる方法・考え方を紹介

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「オンライングループディスカッションに参加することになったけれど、対面グループディスカッションとの違いがわからない」
「オンライングループディスカッションで高評価を獲得するために気を付けることを知りたい」
と思っている学生もいるのではないでしょうか。

本記事では次の3点について詳しく解説していきます。

  • オンライングループディスカッションと対面グループディスカッションの違い
  • オンライングループディスカッションの評価ポイント
  • オンライングループディスカッションのマナー

この記事を読めばオンライングループディスカッションに対する不安も薄れるでしょう。

オンライングループディスカッションと対面グループディスカッションの違い

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、就活もオンラインで進めることが多くなりました。そのなかでこれまで対面で実施されていたグループディスカッションをオンラインで実施する企業も増えています。

対面で行う場合とオンラインで行う場合ではどのような違いがあるのでしょうか。
まずは、「オンライン」と「対面」のグループディスカッションについて解説します。

オンライングループディスカッション

まず、グループディスカッションとは、複数の学生をグループに分けて特定のテーマに対して議論をするという選考方法のことです。グループディスカッション(GD)またはグループワークと呼ぶ企業もあります。集団選考の1つですが、個人面接や集団面接との違いは面接官の質問に対して学生が答えるのではなく、議論や発表の姿勢が人事担当者に評価されるところです。

学生を一カ所に集めて実施することが難しくなったため、Web会議ツールなど活用してオンライン上で行います。今後もこうしたオンライン上での選考は増えていくと考えられるでしょう。

対面グループディスカッション 

対面グループディスカッションとは新型コロナウィルス感染拡大前に主流だった方法です。参加する学生が選考会場に足を運んで、同じグループの学生と顔を合わせながら議論をする様子を企業の人事担当者が評価する流れでした。
グループディスカッションに参加する学生の反応を直接的に受け取ることができ、オンラインよりも円滑にコミュニケーションが取りやすい状況だったと言えるでしょう。

オンライングループディスカッションの評価ポイント 

対面に比べてオンラインの方が、参加者とのコミュニケーションが取りづらいと感じる学生もいるでしょう。しかし、オンラインでも企業の採用担当者がチェックしている項目には大きな変化はありません。

オンライングループディスカッションで高評価を獲得するためのポイントは次の通りです。

  • 論理的思考ができるか?
  • リーダーシップを発揮できるか?
  • 積極的に発言できるか?
  • 他のメンバーに対する気遣いやフォローができるか?

どのような観点で評価を評価されているかがわかれば、事前の対策も考えやすいでしょう。
それぞれの項目について具体的に説明していきます。

論理的思考ができるか? 

オンライングループディスカッションを実施する目的は「正解のない問いに対して参加者全員の考えをまとめてベストな結論を導くこと」です。これは、対面であっても変わりありません。特にこれからはオンライン上でのコミュニケーションがさらに加速していくでしょう。

自分の考えを述べるときも、これまでの議論を元に「わかりやすく筋道を立てた意見を述べることができているか」を意識すると、相手に伝わりやすくなります。

また、他人の考えの矛盾点を指摘する場合はどこに問題があるのかを論理立てて説明することで、納得感が増すので意識してみてください。

リーダーシップを発揮できるか?

オンライングループディスカッションでは、人事担当者も同じ会議グループに参加して議論の一部始終やチャットのやりとりを見ます。人事担当者にとっては対面のグループディスカッションよりも、参加者である学生に近い立場で評価をするというメリットがあるのです。。

人事担当者がリアルタイムで学生を見ている絶好の機会に、グループディスカッションを先導する役割を担うことでリーダーシップをアピールできます。リーダー性に自信がある人はファシリテーター役となると良いでしょう。対立意見が出たときに意見を調整したり、発言が少ない人に質問を振るといった進行役ができると良い評価が得られます。

積極的に発言できるか? 

オンライングループディスカッションも、対面型と同様に3〜6人の複数名で行われます。想定される質問はオンラインでも対面でも変わりません。事前に時事問題について調べたり、想定問答に対する自分の考えをまとめたりして、積極的に発言できるように準備を進めましょう。

心配であれば、カンニングペーパーの用意ができるのも、オンラインならではのメリットです。なお、自分の意見を押し通すだけではなく、他の参加者の意見にも十分耳を傾けることを心がけてください。他者への配慮も欠かさずに行いましょう。

他のメンバーに対する気遣いやフォローができるか? 

オンライングループディスカッションでは機器の不具合が起こったり、視覚的な情報共有が難しかったりします。

ある参加者が不具合でうまく接続できない場合、議論が止まることもあります。グループディスカッション開始前に、不具合が発生したときの対処法について参加者全員で共通理解を行うようにしましょう。

また、Web会議ツールのチャット機能やシェアスクリーン機能を活用して情報共有ができます。

Zoomであればチャット機能を使い、書記が画面共有しながらメモをとることもできるでしょう。

Googleドキュメントなどの複数人が同時に閲覧・編集可能なサービスも活用してみてください。なお、使用する前に一言採用担当者に断りを入れるとスムーズです。

オンライングループディスカッションのマナー

最後にオンライングループディスカッションで気を付けたいマナーを紹介します。

  • 目線は正面ではなくカメラを見る
  • 声・表情・アクションは普段よりオーバーを心がける
  • 通信環境を整えておく

どれも、オンライン上ならではのポイントになるので、ぜひ参考にしてくださいね。

目線は正面ではなくカメラを見る

対面であれば、相手の目を見て話すことが良いとされますが、オンライングループディスカッションではカメラを見て話すように心がけましょう。なぜならば、画面上に映る相手の顔を見ていると、カメラと画面の位置関係上、相手からはうつむいて見えてしまう可能性があるからです。

グループディスカッションで参加者の意見をまとめるときや自分の考えを伝える際には、カメラを見て話すと良いです。そうすることで、結果的に画面の向こうにいる相手と目を合わせることができるでしょう。

声・表情・アクションは普段よりオーバーを心がける

自分が発言するとき、他者の意見を聞くとき、いずれも声や表情・アクションは普段よりもオーバーに行うようにしましょう。Web会議ツールでは画面を分割して1人1人の表情を映すため、どうしても反応や表情がわかりにくくなってしまいます。

他者の発言に対して肯定的な反応を示す「うなずく」といったアクションや、自己紹介の際に見せる笑顔などは、普段よりも大げさに行うくらいでも良いです。そうすることで参加する学生だけではなく、企業の採用担当者にも良い印象を与えることができます。

また、機器や参加する環境によっては声が拾いづらいということも想定されるでしょう。

画面越しの相手に積極的に参加していることを示すためにも反応は大きく行うと良いです。

通信環境を整えておく

オンライングループディスカッションに参加する前の事前準備として通信環境を確認しましょう。たとえば、ネット環境が不安定で画面が固まってしまったり、接続が途切れたりすることがあるかもしれません。そのたびに議論を中断する必要が生じると時間もロスしてしまいます。あらかじめ通信環境に問題がないかを確かめておくと安心でしょう。

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