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社会人としての常識!上司への上手な立ち振る舞い

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上司への振る舞い

無事に夏までに内定を獲得した学生の多くは、4月1日の入社式を待つだけだと思います。いよいよ社会人としての一歩を踏み出すにあたり、希望に胸を膨らませている人もいれば、新しい環境に馴染めるかどうか不安に思う人もいるはずです。

本格的に社会人生活を送るにあたり、どのような仕事であっても多くの時間に関わっていくのが職場の先輩や上司です。特に上司との関係をどのように築いていくのか、一つひとつの立ち振る舞い方がこれからのキャリアにも大きな影響を与えかねません。そこで今回は入社日を迎える前に、社会人として上司との上手な振る舞い方について、いくつかのポイントをご紹介していきます。

ところで職場の「上司」とは誰のこと?

一般的に上司とは配属先における管理職を指していて、マネージャー(課長)以上の役職者を総称して上司と称します。ただ、広く解釈するならば、チームのまとめ役であるリーダーや係長なども上司のような立場とも言えますので、基本的に自分の目上に立つ人たちはすべて上司と捉えておくのが無難です。

上司の役割は職位によって異なり、管理する対象も上のポジションになるに従って人数や範囲も増大していきます。大概の会社であれば取締役以上の役職者とはほとんど接する機会はありませんが、中小企業やベンチャー企業のように少人数の会社であれば社長などの経営層との距離も近く、誰もが比較的コミュニケーションを取りやすいこともあります。 今回はマネージャー職である課長や部長クラスの人たちを上司と想定して、新人社員としてどのようなところに気をつけなければいけないか、などを紹介します。

新入社員は意外と上司への振る舞いを意識している!

株式会社リクルートマネジメントソリューションズが2024年3月26日に発表した調査結果によると、社会人歴1〜2年までの新入社員284名の中でもっとも身に付けたいマナーとして「挨拶」「言葉遣い」がトップという結果が出ました。学生時代とはまったく異なる環境のもと、上司に対してどのように立ち振る舞えばいいのか、相当数の新入社員が気にされているようです。

また、この調査結果の中には、新入社員が上司に対する立ち振る舞いなどのビジネスマナーについては、「堅苦しい」という考えがトップとなっています。先輩や上司が「必要不可欠」との考えがトップとなっていることと相反しているこの結果を見る限り、もしかすると学生時代のような周囲にあまり気を使わず、フランクに接していた環境とのギャップに戸惑いを感じているとも考えられます。

※参照記事 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000029286.html

上司への振る舞い

要チェック!上司は新入社員の”ここ”に注目している!

企業にとって新入社員は期待の星であるように、所属する部署の上司もまた、新入社員に大きな期待を寄せています。では具体的に何に注目して期待を寄せているのか、代表的なものをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

・積極性や意欲

組織を動かす立場である以上、何事にも自分から動き、時には自分からやる気をアピールするメンバーを目にかけるのは当然と言えるでしょう。また、わからないことに対しても積極的に質問するなどにおいても、意欲的と好意的に捉える人も多いです。

・コミュニケーション力の高さ

上司には様々なタイプがいて、メンバーへ積極的に話しかける人もいれば、要件だけ伝えるだけの人もいます。いずれにおいても意思疎通ができるかできないか、コミュニケーションにおける対応力に注目しています。

・アドバイスに対する順応・対応力

メンバーの積極性に大きな期待を寄せる反面、自分のアドバイスについては素直に聞いてほしいという考えも上司はもっています。また、チームワークを維持していくためにも、ほとんどの上司がまずは自分の指示に従ってほしいと考えています。

これだけは抑えよう!上司との接し方・付き合い方

原則として上司と部下の関係はサークルやゼミの先輩後輩とは異なり、絶対的な上下関係が存在することを認識しましょう。これは大手企業だけではなく、中小企業やベンチャー企業など規模や人数に関係なく、どの環境に行っても仕事を行う上で原理原則となる概念です。それを認識した上で、以下のポイントに注意を払いましょう。

・ハッキリとした大きな声で挨拶をする

一日の始まりから終わりにかけて、「おはようございます」や「お疲れ様でした」の一言は、人間関係を構築する上でとても大事な一言となります。自分自身をアピールする効果も発揮できますので、挨拶は常に意識的に行いたいです。

・敬語でコミュニケーションをはかる

いくら上下関係があるからといって、上司に対して謙譲語を使って会話をするのはやりすぎです。ここ最近ではパワハラなどに対して会社側も神経を使っているので、敬語で会話する程度で大丈夫です。もちろん、友人同士のようにタメ口で話すこと、カジュアルな言葉を使うのはNGです。

・すぐに反抗的な態度は取らない

業務命令とはいえ納得のいかない中身、合理性のない指示を受けることも可能性としてゼロでありません。その時はすぐに否定的な対応やあからさまに拒絶する仕草を取らず、まずは内容をしっかり聞いて質問などで対応するのが良いです。状況によっては、周囲の先輩に相談することもありでしょう。

・ミスやトラブルはすぐに報告する

新人時代は必ずと言っていいほどミスを犯しがちですし、スキルが足りていないだけにトラブルにも遭遇しがちです。その時は自分で処理しようとせず、すぐに上司に相談するべきです。メンバーのミスをカバーするのも上司の仕事。遠慮なく報告しましょう。

上司への振る舞い

上司とは「つかず離れず」の距離がちょうどいい!

上司との接し方において、一番気をつけなければならないのが「お互いの距離感」です。最近では仕事終わりに飲みに誘う上司も少なくなりましたが、それでも人のタイプが様々いるように、上司も様々なタイプが存在します。Aという上司に通用したことでも、Bという上司には通用しないことも珍しいことではありません。その分、気を遣うことになるでしょうが、上司のパーソナリティをしっかり把握することは大事なことです。

上司と親しくなることは決して悪いことではありませんが、深入りしすぎるのはお互いのためになりませんし、行き過ぎるとチーム内のバランスも崩れるでしょう。あくまでも仕事上での関係であることを十分認識した上で、あまりにも私的なことと判断できることについては一線を引くなどの対応をした方がいいでしょう。人付き合いは社会人としての学びの場でもあるので、できるだけ多くの人と関わることで自分自身を成長させていきましょう。

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