突然ですが、問題です!
これは何のランキングでしょう?
(『マイナビ学生の窓口』より引用)
正解は……「大学生に人気の職種ランキング」です!
1位は事務系職種ということですが、なぜこれほど人気があるのでしょうか。
休みが取りやすい環境だから?デスクワークで体力的に楽だから?
なんとなくのイメージってあるけど、実際のところはどうなんでしょう。
今回の記事では、仕事内容と種類を含め事務職の全貌を一挙に紹介していきます!
まずは、気になる人気の理由からみていきましょう!
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人気の職種ランキング1位、その理由とは
事務職と他の職種との明確な違いって何なのでしょうか?
それはズバリ、残業時間の少なさです。
なんと、事務職は残業時間が少ない職種ランキングでも1位にランクイン!
月平均残業時間の21.9時間に対し、一般事務職は10.6時間を叩き出しています。10.6時間というと、1日あたりの残業時間は約30分くらいでしょうか。
ちなみに残業時間が1番多かったのは出版/広告の職種(プロデューサー、ディレクター)で、なんと倍の42.2時間……!
1日あたりだと2時間の残業をしていることになります。
(doda残業時間ランキング2023より引用)
ワークライフバランスを重要視する人が多い世の中にあって、事務職が人気な理由にも納得ですね。
また、ライフステージが変化しても働きやすい環境であるため、女性の割合が多くなっているのも特徴の1つです。
私生活を大切にしたい人や、年代やライフステージに関係なく働き続けたいという人には向いているのかもしれません。
そもそも事務職って?
事務職の特徴を理解したところで、次に仕事内容を紹介します。
そもそも事務職とは、事務作業や管理業務を担当する職種のことを指します。
一般的な仕事内容は、
・ファイリング(書類の整理・保管)
・文書作成
・メール処理
・電話対応
・データ入力
などの事務的な仕事全般です。
多岐にわたる分野で会社を支えているため、「縁の下の力持ち」のようなポジションですね!
仕事内容を理解したところで、次に押さえておきたいのが事務職の種類。
ここでは事務職の中でも6つに絞って紹介していきます!
事務職の代表格、一挙に紹介!
①一般事務(平均年収 490万円)
まずはじめは事務職の王道、一般事務。OLもこの分類に含まれます。
書類作成やデータ入力をはじめとし、幅広い業務で会社や部署のサポートを行います。専門的な知識や経験が不要な場合が多いのが特徴です。
②営業事務(平均年収 471万円)
次に紹介するのは、営業部門のサポートを担当する営業事務。
注文書の処理、見積もりの作成、営業データの管理などを行います。
営業活動を円滑に進めるために欠かせない存在になっています!
③経理事務(平均年収 350~450万円)
お次は、財務管理を担当する経理事務。
経費処理や給与計算など、お金にまつわる業務を幅広く担当します。
会計担当者として業務に携わる場合は日商簿記3級、全経簿記2級といったレベルの知識が必要になってきます。
一般事務とは異なり、専門知識や資格があると就職に有利なのだとか。
④貿易事務(平均年収 490万円)
ここまでは他職種のサポートをするというイメージでしたが、次に紹介するのは毛色が異なる貿易事務になります。
貿易書類の作成・納品管理・郵送手段の手配などを行い、貿易事業の最前線で働くのが特徴。書類の多くが英語で書かれているため、ある程度の英語力が求められます。
貿易事務を目指す方は、TOEIC600点を目標に語学力を磨いておくと良いかもしれません。
⑤医療事務(平均年収 438万円)
続いては、患者対応や受付業務を担う医療事務。
診察券の発行、保険証の提示を要求するなど、私たちの生活に身近な職種ですね。
未経験でも働けますが、応対スキルやマナー、そして正確かつスピーディな処理能力が必要になってきます。
⑥秘書(平均年収 520万円)
最後に取り上げるのは、会社役員のサポート役を担う秘書。
秘書も事務に含まれるの?と思われた方もいるかもしれませんね。
スケジュール管理や来客対応をはじめ、会議資料の作成を行います。
一般企業で働く秘書のほかに、医療機関で働く医療秘書、法律事務所で働く法律秘書もあり、種類は様々です。
細かいところに気配りができる人、臨機応変に対応できる人は向いているかと思います。
さいごに
いかがでしたか?
事務職は営業などの花形と呼ばれるような職種ではないかもしれませんが、あらゆる場面において会社をサポートしてくれる存在だとわかりましたね。
偏に事務職といっても、求められるスキルや仕事内容も様々なのが興味深かったです。
今回取り上げた種類は、事務職の中でもほんの一部です。
興味が湧いた方、働きたいと思った方はさらに詳しく調べてみてください。
皆さんが自分にあった職種を見つけることができますように。
がーすーでした!
インタツアー学生編集部