本格的な就活を前に冬インターンに参加しようかと迷っている人も増えてくるこの頃。夏のインターンに参加できなかったという人にとっても、冬インターンは就活の準備の第一歩になっていきます。

この記事では、冬に開催されるインターンの流れやスケジュールについて解説していきます。夏インターンとの違いや注意点についても紹介しますので、この記事を読めば冬インターンに向けた準備をスムーズにすすめることができるでしょう。

そもそもインターンってどんなもの?流れを解説

インターン(インターンシップ)とは、学生が興味のある企業の業務や社風を知ることを目的として行なう就業体験プログラムのことです。

インターンを通して業務内容や企業、業界への理解を深めることができ、より自分に合った企業選びへとつなげることができるというメリットがあります。

インターンは1日単位の短期のものから数か月・数年という長期のものまでさまざまあり、開催される時期によって夏インターンと冬インターンに分類されます。

インターンの大まかな流れは次の4ステップです。

1.企業を探す
インターンを実施している企業の中から自分が興味がある企業を探します。就活情報サイト・企業のホームページ・大学のキャリアセンター・OBやOG・知人からの紹介で探すことができます。

2.応募する
インターンに参加したい企業が見つかったら応募をします。必要書類は企業によって異なるため、あらかじめ準備しておくとスムーズです。

3.選考を受ける
受け入れ人数に制限があり、書類選考や面接など選考過程が設けられている場合が多いです。自分の強みや企業への志望動機をアピールするようにしましょう。

4.インターンに参加する
選考に通過したら企業と連絡を取り合い初日の出勤日を決めます。働く際に必要なビジネスマナーを覚え、身だしなみにも気を遣うとよいです。

冬インターンと夏インターンの違い

冬インターンと夏インターンの大きな違いは実施期間の長さと目的です。
夏インターンの場合は夏休みを活用するため、短いものでは1日、長いものでは1ヵ月程度と企業側が様々な実施期間を設定することができます。

企業側も学生側もより多くの候補者や企業を知ることを目的としています。そのため、募集枠も多くなっているケースが見られます。

冬インターンの場合は、開催期間が企業側の繁忙期であることや大学の授業と重なるといった理由から実施期間が1日~1週間程度の短いものが中心になります。

本格的な選考が始まる前ということもあり企業側は冬インターンを新卒採用の前段階と捉えていることもあります。学生側も入社を視野に入れて応募するケースが多くなります。

冬インターンが始まる時期はいつから?

冬インターンに参加するには、いつどのような準備を行えばよいのか、募集や開催のスケジュールとともに解説していきます。

募集や選考は9〜10月からスタート

冬インターンは夏インターンが終了した9~10月から募集・選考が始まります。企業ごとに募集日程は異なるため、就活情報サイトや企業ホームページなどで情報をこまめに確認するようにしましょう。

12〜2月に開催される場合が多い

冬インターンも募集開始後のスケジュールは夏インターンと同様です。応募開始から2~3ヵ月後、選考から1ヵ月後を目安とし12~2月に開催される場合が多いです。大学の授業と重ならないように、土日に行なわれたり2月の春休み期間中に開催されます。

冬インターンに必要な3つの事前準備

冬インターンに参加するためには募集や選考も含めると3ヵ月程度の時間が必要です。思い立ったらすぐに参加できるわけではありません。

また、夏インターンに比べて内定獲得を意識した学生が増えるので、選考過程も厳しくなることが予想されます。事前の準備を欠かさずに行ないましょう。

自己分析を念入りに行う

自己分析とは、自分自身の考え方の軸や自分の長所・短所を理解するための思考の整理のことを意味します。大学に進学するまで・大学在学中など、自分が選択をする上で重視していることや自分の好き嫌いを整理することで自分の性質を改めて理解することができます。

リクナビ 就活準備ガイドの調査によると、インターン前に自己分析を行なった人は17.8%いるそうです。自分に合ったインターン先を選ぶのに役立てることができます。

また、本格的な就活前に行なうよりもゆっくりと時間を掛けて自分自身を見つめることができるのもよさの一つと言えるでしょう。

魅力的なエントリーシートを作成する

エントリーシートでは、インターンを志望する動機や自己PR、学生時代に力を入れたことなどを記載します。企業側が選考する際に知りたい内容を設定しているため、内容が充実したエントリーシートを作成することが選考通過の鍵を握っています。

志望動機を書く際にはなぜ参加したいと思ったのか、他社にはない応募する企業への熱量をアピールすると効果的でしょう。

また、インターンで学びたいことを記載するときには公表されているプログラムの説明を読み込み、主催する企業の狙いに沿った内容を書くことができるとよいです。

面接がある場合は対策を行う

インターンの選考過程で面接がある場合には、想定される質問に対する自分の考えをあらかじめまとめておくようにしましょう。面接で聞かれる内容としては「自己PR」と「志望動機」が代表的です。自己PRでは自分がこれまでに意欲的に取り組んできた内容について、志望動機ではインターンに対する積極性についてアピールできます。

事前の対策としては、マイナビの模擬面接シミュレーター等の活用も効果的です。

冬インターンに参加する際の注意点

冬インターンへの応募や選考に向けての準備、さらに実際に参加が決まった際にも注意が必要な点が3つあります。それぞれについて解説しますので、冬インターンに応募・参加するまでに確認しましょう。

受け身に回らず積極的に質問をする

インターンでは志望している企業で実際に働くという貴重な経験ができます。学生だから手取り足取り教えてもらえるだろうという受け身の姿勢ではなく、自ら積極的に業務に関わるようにしましょう。

自分にもできると思ったことにはすすんで手を挙げ、できないことや分からないことはすぐに確認をするようにしてください。曖昧なまま進めてしまうと思わぬ失敗につながりマイナスな結果につながってしまいます。分からないことを聞くのは社会人になってからも大切なことですので、安心して質問しましょう。

就活と学業の両立をするためにしっかりとスケジュールを立てる

インターン中は社員と同様に仕事をこなすこともできますが、社員の中には「学業も怠らないでほしい」という考えの人もいます。

また、大学の考査と重なる時期はあらかじめ相談の上、出勤日数を調整してもらうことができる企業がほとんどです。

面接の時点で学業に支障を与えない範囲で週に何日(何時間)ぐらい働くことができるのかを伝え、企業の提示している勤務条件とミスマッチがないかを確認するとよいです。その上で、学業と両立できるスケジュールを組みましょう。

エントリーは早めに行う

冬インターンの場合、企業の繁忙期に選考が重なるため締め切りぎりぎりのエントリーは避けましょう。理由としてはエントリー締め切り前から、応募した順に面接を開始する場合があるためです。

応募しようと思ったときにはすでに採用者が決定しているというケースもあります。また、早期に応募することで意欲をアピールでき、好印象を与えることができるでしょう。

冬インターンの事前準備を万全に行い内定を獲得しよう!

冬インターンは夏インターンに比べて内定獲得につながりやすいです。事前の情報収集と準備をしっかりと行ない、積極的に自分をアピールして冬インターンの機会を最大限に活用しましょう。

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