そもそもインターンシップって何?

インターンシップとは、日本語で言うと『職業体験』のことです。
日本では昔から、医師の研修制度を「インターン」と呼んで定着していましたが、現在では大学生の様々な職業体験をまとめて『インターンシップ』と呼んでいます。
海外では、大学卒業後などに就職したい会社などのインターンシップ制度を利用して実務経験を積むことが目的ですが、日本では、大学生が在学中にキャリア教育の一環として、または就職活動の一環として行うことが一般的です。

大学生のインターンシップには様々な種類があります。代表的なものを説明しましょう。

◎夏インターン

主に夏の長期休暇を利用して、企業の中で職業体験プログラムを受けるものが『夏インターン(サマーインターン)』です。
大学3年生の夏休み、7月から9月にかけて実施されるものが一般的です。
大学が単位として認定するものもあり、その場合には3日~2週間程度の日数がかかるものが多いです。
長期休暇を利用して行うものなので、大学1~2年生から参加できるプログラムや、冬に実施するものなどもあります。

◎1dayインターン

1日または半日程度の短期間で行うインターンシップです。
多くの企業では3年生を対象に10月~翌年2月にかけて実施していることが多く、就職活動(企業の採用活動)の一環として組み込まれています。
内容は会社の説明や先輩社員との座談会など、『会社説明会』にあたるものが多くなっています。

◎長期インターンシップ(有給・無給)

〇日間、といった期間を決めて行うのではなく、半年や1年単位で長期的に行う職業体験です。週に〇日、といったスケジュールで参加するので、感覚的にはアルバイトに近いでしょう。以前は無給のものが多くありましたが、現在では有給のものが増えています。

これ以外にも、『インターンシップ』と名前が付くイベントは多数ありますが、大体この3種類に似たバリエーションだと思っていいでしょう。

たくさん種類があるインターンシップ。どう使えばいいの?

インターンシップの使い方は、大きく分けて2つあります。

◎キャリアの参考:自分がやりたい仕事、なりたい職業を知るきっかけ作り
◎企業選び:就職先として候補にしている企業の様子を知る機会

就活がスタートする3年生春~夏までに参加するインターンシップは、「キャリアの参考」として、社会人としての働き方やビジネスの現場の様子を自分の中にインプットする機会です。
一方で、就活がスタートした後のインターンシップは、より企業個別の情報収集の場となります
就活の進め方フェーズごとに役割が変わってきますので、就活全体のスケジュール・プランと合わせて計画的にインターンシップを活用していきましょう。

1~3年生就活準備のインターンシップ

就活が始まる前のインターンシップは、様々な職業や企業に触れて、自分のキャリアの参考とすることが目的です。
ここでできる限り多くの社会人や会社に触れておくと、就活だけでなく社会人として働き始めた後にも役立つ経験を積むことができます。
この時期に活用できるものは……

①大学の1~2年生向けインターンシップ

最近は多くの大学で1~2年生の長期休暇に合わせて職業体験の取り組みを行っています。大学周辺の企業が大学生の受け入れをしていることが多いので、まずはえり好みせずに参加してみるといいでしょう。

②長期インターンシップ

こちらはアルバイト感覚で仕事を学ぶことができるインターンシップです。多くの企業や、様々な団体などが長期・有給のインターンシップを募集していますので、インターンシップ募集サイトなどで探してみましょう。長く仕事に取り組めるので、企業の活動や業界の詳しい内容を知ることができるので、キャリア感覚を養う良いきっかけになります。

3年生夏からのインターンシップ

多くの大学生が3年生春には就活をスタートし始めています。
その最初のステップになるのが、夏インターンの説明会です。最近では、3年生向けに4~6月頃にインターンシップの説明会を行う企業が増えてきました。
こういった説明会に参加して、夏インターンの参加企業を決めましょう。
夏インターンでは受け入れ人数に限りがあり、応募しても選考に漏れてしまうことがあります。開催時期や業界を見て、いくつか候補をあげておくといいでしょう。

7~9月の夏インターンが終わると、秋以降に1dayインターンの開催が増えてきます。
この1dayインターンは多くの場合、企業の選考スタートとなる説明会に相当するものです。そのため、選考にエントリーする企業を9月頃までには決めておく必要があります。

以上のようなスケジュールに合わせると、

◎3年生夏のインターンで業界や企業を実際に見てみる
 →業界や企業を絞り込む

◎3年生秋以降の1dayインターンでエントリーする企業を確認する
 →エントリー企業を決める

という活動が必要になってきます。

インターンシップの前から使えるインタツアー

インターンシップはある程度時期が限られるので、参加できる企業の数は限られてしまいます。22年卒大学生のインターンシップ参加数は平均5.7社、という数字もあります。
ですが、もっと多くの企業と接して情報をインプットしたい!と思う方も多いでしょう。
『インタツアー』は、そういった方に最適な仕組みです。1~2年生からいろんな業種の企業に聞きたいことをインタビューできるので、ぜひ就活前、就活中の情報収集として、インターンシップと一緒に活用してください。

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