「保険」「証券」「銀行」などなど垣根を超えて変化する金融業界

安定している?変化が激しい?金融業界とは?

金融業界は、「安定している」「給与水準が高い」「銀行は身近かで親近感がある」ことから、就職活動では非常に人気のある業界です。「金融=銀行」のイメージが強いかと思いますが、実際に金融業界は銀行以外も多岐に渡ります。また2000年以降の金融業界の再編で、以前はたくさんあった銀行もメガバンクに統合されたり、保険業法の改正により「銀行でも保険が売れる」など業務の垣根がなくなりつつあったりと、変化の激しい業界でもあります。

預貯金から投資へ商材は幅広く 金融ってそもそもどんな仕事?

金融とはそもそも、「資金が余っている人から資金を必要としている人に資金を融通すること」を言います。金融業界の代表の的な「銀行」「証券会社」「保険会社」などはそのような仕組みで成り立っています。私たちの生活にも身近かな銀行は最もわかりやすく、「個人から預かっている預金を企業や個人に貸し出し、その利子を得る」ことによりビジネスを行っています。私たち個人はその対価として、預金に対して利子を受け取ることができます。

しかし「利子」はその時の経済状態に大きく左右されます。1970年代からバブルにかけては、普通預金で10%を超える郵便局の定額預金や定期預金の利子が2%を超えていたこともありましたが、現在はメガバンクの普通預金・定期預金共に利子は0.01%ほど。そのため多くの個人が銀行以外の様々な投資により資産を増やそうとしているため、金融機関で働く人々は多くの新しい金融商品の知識を持つ必要があります。

正確&学習意欲のある人に向いている金融業界

銀行を扱ったドラマなどを見たこともあるかもしれせんが、「1円単位の収支が合うまで確認をする」というのは今でも残っている文化で、数字の間違いが致命的な大きなミスを引き起こす業界です。そのため、緻密で正確な作業が好きで、新たな金融情報などをどんどん学ぶ「学習意欲」のある人に向いている業界です。

共通点は「顧客から預かったお金を運用」 様々な金融業界の仕事

「金融」というと一般的に銀行のイメージが強いかと思いますが、他にも色々な業態があります。どれも「顧客から預かったお金を運用して利益を出している」という共有点があります。今回は代表的な金融の仕事を紹介します。

大きく分けて3種類 お金のパートナー・銀行

私たちの日々の生活に欠かせない「銀行」ですが大きく分けると「普通銀行(都市銀行・地方銀行)」「中央銀行(=日本銀行)」「信託銀行」の3つに分類されます。私たちがよく目にするのは普通銀行で、多くの就活生が就職を希望するみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行といった三大メガバンクは、この普通銀行に分類されます。 中央銀行(日本銀行)は、他とは全く異なる役割で、唯一「お札を発行する」ことができます。また、銀行からお金を預かり、銀行へお金を貸し付ける「銀行の銀行」や国の資金や国債の管理をするなど、「政府の銀行」と言う役割を担っています。

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「まさか」に備える積み立て・生命保険会社

生命保険会社とは、私たち「人間」に何か予期せぬトラブルや病気などがあった場合に補償をしてくれる相互会社のことです。補償を得るためには毎月一定の決まった額を「保険料」として支払わねばならず「払った保険料の一部が毎月積み立てられる」ものや「安価な保険料のため、積み立ては一切できない」など色々なタイプがあり、こういった様々な種類の商品を顧客に提供販売するのが、保険会社の大きな仕事です。また積み立てで集まったお金で、資金運用を行う部署もあります。

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あらゆるリスクに対応・損害保険会社

生命保険が「人間」に対する補償であるのに対し、人も含めたあらゆる「物」の「不慮の出来事」に対する補償をするのが損害保険です。補償対象として有名なのは、車の事故の際の自動車保険・雨や地震などの自然災害(火災保険・地震保険)・突然の事故や怪我などに備える傷害保険・旅行中の怪我などを補償する旅行保険などが挙げられます。他にも企業は、訴訟に備えた保険や、病院や医師は医療裁判に備えた保険などに加入しています。こちらも生命保険会社同様、顧客から預かっている積立金から資金運用を行って、利益を出していく部門もあります。

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株取引には欠かせない・証券会社

企業が事業活動を広げ活動資金を増やしていくために、一定以上の条件を満たして上場している多くの会社があります。上場企業は株式を発行し、個人や法人に株を買ってもらうことで資金調達を行います。基本的には株式を購入する際には証券会社を通して売買する必要があります。その際の手数料が、証券会社の収益となります。そのため証券会社の社員は、あらゆる会社の景気動向と共に、世の中の好不況の流れなど、様々な市況を読む力が求められます。

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