インタツアーは、大学1,2年生からできる就活準備のプラットフォーム。
学生がオンラインで様々な企業の社員さんにインタビューし、企業理解を深める場になっている。
インタビュアーとして参加歴の長い学生たちが独自の視点で就活への思いを語る【インタツアー活動レポ】第11弾。
インタツアーに興味のある学生の皆さん、必見です。
――まず、自己紹介をお願いします。
よっしー:静岡大学情報学部のよっしーです。現在、毎日のように面接を受けている就活生です。
――よっしーさん、本日はよろしくお願いします。
――では早速ですが、就活生が最初に迎えるであろう関門は、サマーインターンですよね。よっしーさんは大学3年生の夏休みをどのように過ごしていましたか?
よっしー:業界を絞らずにインタツアーで企業の説明会に参加していました。説明会では企業の情報だけでなく、業界の仕組みや動向についても聞けて業界研究をできたのが良かったです。夏休みのうちはまだ行きたい企業が決まっていなかったので、まずは好き嫌いせず参加をして気になる業界を増やしていきました。
――たしかに業界全体の話をしてくれる企業も多いですよね。中には特定の業界を決めずに選考を受ける学生もいますが、よっしーさんは業界を絞ったほうがいいと思いますか?
よっしー:そうですね。絞った方が業界特有の選考をじっくり対策することができると思っています。
――業界特有の選考って、例えばどんなものがありますか?
よっしー:私が受けているのはコンサルとIT業界で、面接ではそれぞれ業界特有の質問をされます。コンサル業界では「ケース面接」に向けて準備をしていて、IT業界の面接では論理的な話し方ができるように対策をしています。
――「ケース面接」って何ですか?
よっしー:「経営者として会社の利益を出すためには何が必要だと思う?」というような分析力を測るお題に対して、仮説立てて回答する面接のことです。実際に私が聞かれたのが、『新幹線の車内で売っているお弁当は1日にどれくらいの売上があると思うか』というお題です。新幹線の本数やお弁当の個数などデータを仮定して短時間で概算していきます。
――これはちゃんと対策をしないと答えられないですね(笑)。IT業界の面接にはどのような特徴がありますか?
よっしー:IT業界の面接では論理的思考力を見極められることが多いです。面接官からの「なぜ?どうして?」という追及が多いのが特徴ですね。だから面接官に話すことには全て理由を添えて答えられるように深堀りをしておくのが一番の対策です。逆質問をしたときも、「その質問の意図は何ですか?」ってさらに逆質問をされるんですよ。
――逆の、逆質問ですね(笑)。
よっしー:そうですね(笑)。インタツアーでは企業の方にインタビューする際に、質問の意図を明確に伝えることを意識していました。面接練習になったのはもちろん、論理的に考えたり説明する癖をつけることで、コンサルやIT業界など業界特有の対策もできたと感じています。
――次はガクチカについてお聞きできればと思います。よっしーさんはどのようなガクチカで面接に臨んでいましたか?
よっしー:アルバイトやインタツアーでの経験、あとは自転車で静岡から東京、四国に行ったなんてこともガクチカとして使っていました(笑)。海外へワーキングホリデーにも行ったのですが、これはあまり話さないかも。
――本当に色々と経験されていますね。ワーキングホリデーの話題を出さないのはどうしてですか?
よっしー:現地で苦労することがあまりなかったからです。それを面接で話すよりも、私の内面を知ってもらうには他に勝負できる良いエピソードがたくさんあります。特に苦労したことを振り返ると、その行動には必ず動機が伴っていますよね。そこを掘り下げていくと他の就活生と差をつけられるガクチカになると思うんです。
――なるほど。海外の経験は規模感が大きいですし、「アピールできそう」と思ってしまいがちですが、肝心なのは自分の内面を魅せやすい内容かということですね。
よっしー:そうですね。もう一度、学生時代の苦労した経験を振り返ってみてほしいと思います。海外留学やバイトリーダーのような特別な経験である必要はありません。周りとは比べずに、過去の経験を掘り下げていけばきっと自分らしいガクチカが見つかるはずです。
――最後に、インタツアーへの参加を迷っている学生に向けてメッセージをお願いします!
よっしー:インタツアーでは自分に合った業界を見つけることができると思います。最初から業界を絞るのではなく、様々な企業の価値観に直に触れてから判断してほしいと思います。まずは気軽にカメラオフ、マイクオフで参加できる「リスナー参加」がおすすめ。よりリアルな情報から、適性のある業界を探していきましょう。応援しています!
――インタビューを受けてくださり、ありがとうございました。
インタツアーに興味が湧いた方は、こちらのリンクから登録してみてください!
皆さんのご参加、お待ちしております!
インタツアー学生編集部