こんにちは!
がーすーです。
今回は会社選びの軸の一つ、「社風」についてお話しします。
突然ですが、皆さんはどのようなツールを使って「社風」を判断していますか?
私の場合、まずはホームページ(HP)や企業説明会で情報収集をし、
その後OBOG訪問や座談会で理解を深めています。
恐らく、多くの就活生が最初に着目するのがホームページ。
でも実際「どの情報を見て判断したらいいのか分からない……」という方も
いると思います。
ということで、今回はホームページをはじめとした
ネットの情報から社風を分析する方法をご紹介します!
「ホームページのどこに注目したらいいの?」
「社風ってそもそも何だろう?」
こういった疑問をお持ちの方に是非最後までお読みいただきたいです。
では早速みていきましょう!
※すべての企業に当てはまるわけではないので、ご参考程度に!
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そもそも社風って?
「社風」と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?
「アットホーム」や「風通しのよさ」なんていわゆる社風!って感じですよね。
一方で……「弊社はアットホームです!風通しがよいです!」
と書かれていても、信憑性に欠けると言いますか。
そこで!
ホームページ(HP)の情報から、社風の根拠をみつける術を伝授いたします。
多くのホームページ(HP)、もしくは採用サイトに記載されていて、
その企業の社風を知るヒントとなる要素はこちら。
・創業年数/企業規模
・企業理念
・採用/教育体制
・業務内容/方針(仕事への取り組み方)
・年功序列か否か(昇進スピード)
この要素をチェックすることで、粗方「社風」は把握できるみたい。
では早速!
ここから社風を読み解く方法をご紹介していきます!
創業年数/企業規模から読み解く社風
社風を知るうえで、まず注目したいのは創業年数。
創業年数によって積み上げてきたノウハウや実績が異なるため、
社風に大きく影響があります。
ということで、創業年数が長い企業と、短い企業の傾向をまとめてみました。
【創業年数が長い企業】
・社員の勤続年数が長い
・平均年齢が高い
・年功序列型、上下関係が厳しい
・伝統や文化を重んじる
・教育体制の充実
【創業年数が短い企業】
・社員の勤続年数が短い
・平均年齢が若い
・服装や働き方が自由、風通しが良い
・上司との関係がフラット、実力主義
・挑戦する雰囲気(教育面では学びを自ら吸収していくスタイル)
※上記の特徴はあくまで一般的な傾向なので、正確には企業ごとに異なります。
創業年数が長くても新しい文化を積極的に取り入れている企業もあるので、しっかりと見定めましょう!
そして創業年数と一緒に押さえておきたいのが、企業規模。
大企業と、中小企業では社風が異なってきます。
(大企業とは従業員数1,000人以上の企業のことを指すんだとか)
大企業と中小企業の違いは以下の通り。
大企業=職務が細分化されている、安定志向の人が多い、福利厚生の充実
中小企業=個人の裁量が大きい、社内全体で交流できる、経営者の色が出やすい
企業規模は、創業年数と比例してくる部分もあると思うので、
併せて注目してみてください。
自分の理想の社風に近い企業を選んでみるのが吉◎
経営陣から読み解く社風
次に押さえておきたいのが企業の経営陣。
突然ですが部活やバイトをしている皆さん、皆さんの部長や店長はどんな人でしたか?
組織のトップに立つ人の影響は大きく、
「バイト先の店長が変わってシフトの自由度が増し、働きやすくなった」
なんて経験がある方もいるかもしれませんね。
実は企業でも同じで、
企業のトップ、つまり経営陣によって企業全体の雰囲気が異なります。
経営陣の価値観がそのまま企業としての価値観に繋がるってことですね。
見るべきポイントはこちら。
・経営者/役員の属性(年齢、キャリア)
・企業への権限の強さ(創業者、同族企業、雇われ社長など)
・経営者の性格や理念、価値観(企業理念、インタビュー記事など)
就活において自分が大切にしたい軸と、企業の経営者の方針が合っているかを事前に知っておいて損はありません。
是非、確認しておきましょう!
ちなみに役員の詳細は、ホームページ(HP)以外にも、
LinkedInやFacebookから集められることもあります◎
さいごに
ここまで、ネットの情報から社風を分析する方法についてお話してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
今回は、
・創業年数
・企業規模
・経営陣
という3つの視点から社風を探る方法をまとめました。
個人的に企業での働きやすさは社風にかかっているといっても
過言ではないと感じています。
実際、新卒の離職理由の1つは「社風の不一致」。
いくら努力をして内定を獲得したとしても、
入社してみたら「思ってた社風と違った」なんてあっけなさすぎる……。
ですので!大学生の皆さん。
今回ご紹介したホームページ(HP)から始める社風分析と併せて、
座談会や職場見学も駆使し、入社後のギャップを埋められるように準備しておきましょう。
インタツアー学生編集部