今回は国内新築需要の頭打ちで業界再編と 市場の変化が進んでいる 『住宅設備業界』について ポイントを解説します。
「採用IR」とは、、、
:業界や企業についての財政や経営情報を第3者視点で解説する動画です。
今回の動画はこちらです。
まず最初に、この解説動画で説明する 3つのポイントです。
- 市場規模の変化と業界再編
- 堅調なリフォーム市場
- コロナで変化し始めた住宅ニーズ
について 説明します。
Table of Contents
市場規模の変化と業界再編
まずはじめに、住宅設備業界の概要を確認しましょう。
住宅設備業界は、住宅の内装・外装に使用する建具や 部材を供給している業界です。
キッチン、バス・トイレ、窓サッシ、外壁などといった、住宅建築に必要となる部品を供給しています。
“製品を製造するメーカーのほかに 製品を販売する商社も含まれます。主な販売先は 住宅メーカーや工務店など、建築業界の企業となります。”
住宅設備業界の市場は、住宅需要と密接に結びついています。
国内の住宅新規着工は 人口減の影響を受けて減少しており、国内市場は飽和状態に近いと言われています。
国内市場が減少する中で、住宅設備業界では 業界再編が進んでいます。
2011年に統合したLIXILグループをはじめ、提携や合併の動きが続いています。
日本の住宅設備は先進性が高く、国際競争力があるため海外市場への展開強化が期待されています。
堅調なリフォーム市場
住宅設備業界の中でも 堅調なのがリフォーム需要です。
消費増税の駆け込み需要で変動はあるものの、ニーズは今後も安定して伸びていくものと予想されています。
リフォーム需要を支えている要素として、中古住宅への支援制度の強化があります。
相続税への優遇措置や住宅診断・インスペクション制度の整備など、行政も中古住宅活用を後押ししています。
持ち家のリフォームだけでなく、購入した中古住宅・中古マンションのリフォームも 安定市場となるとみられます。
コロナで変化し始めた住宅ニーズ
住宅設備業界への新型コロナウイルスの影響は、短期的に大きかったものの、長期的には回復傾向にあります。
短期的には、メーカーの生産ストップの影響で納期が遅れたこと、住宅購入の動きが一時止まったことでマイナスの影響がありました。
“しかし、長期的にはリモートワークの普及により、仕事スペース確保のニーズが増えたこと。
郊外や地方への住み替えニーズが増え、マンションよりも戸建て住宅の人気が出てきたこと。
こういった変化が住宅設備業界に今後大きな影響を与えそうです。”
住宅設備業界は国内市場が飽和状態のため、業界再編や 海外市場への注力が進行しています。また、国内ではリフォーム需要が安定して伸びる予測です。
コロナの影響は早めに回復すると思われますが、住宅に対するニーズの変化を早くとらえる企業にはさらにチャンスの機会が巡ってくるでしょう。
コロナの影響は早めに回復すると思われますが、住宅に対するニーズの変化を早くとらえる企業にはさらにチャンスの機会が巡ってくるでしょう。
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