就活準備

人事による添削指導あり!志望動機の通過率アップポイントを解説!

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皆さんこんにちは。学生ライターのたくみです。
私はすでに内定をいただいて就活を終えていまして、就職活動の経験から少しでも皆さんのお役に立てるように、一生懸命コラムを書いています。

さて、就活をはじめたばかりの人が最初に躓くことって、エントリーシートの書き方ですよね。
エントリーシートを書いていくと志望動機やら、自己㏚やら、学生時代に頑張ったこと(通称:ガクチカ)やら訳が分からないものがたくさん出てきます。
今回は『志望動機』に焦点を当てて、その重要性や書き方について述べていきます。
しかも、実際にある企業へ私が書いた志望動機を学生2人、人材業界の人事の方1人に添削していただいて、ポイントをまとめているので有益性抜群です。
「もう志望動機の書き方なんてわかってるよ」って方も、今回の記事では得るものが必ずあるはずです!

この記事を読めば素晴らしい志望動機を書く参考になること間違いなし。

「志望動機で失敗してもいいや」って人はこの先を読まない方がいいですよ!!…でも、そんな人いないですよね?
最後まで読んで周りと差をつけちゃいましょう。

マジで舐めるべからず!志望動機の重要性

そもそも志望動機ってどんなものかご存知でしょうか? 
エントリーシートや面接では、必ずといっていいほど聞かれる質問がいくつかあって、志望動機、自己PR、ガクチカ、この3つはほぼ間違いなく聞かれます。
その中で志望動機は、志望する企業への熱意や自分の意思とのマッチング度を示すためのもの。自己PRは、具体的なエピソードで説得力を出しながら、自分の強みをアピールするもの。ガクチカは、学生時代に頑張ったことに困難にぶつかった時の考え方や克服の過程を含めて述べるもの。
と、それぞれ書く内容が違っています。

これらの中で最も重要な役割を担うのが、志望動機です。
面接の際には志望動機を掘り下げられて質問されたりするので、完璧な準備が不可欠です。そもそも、志望動機がダメだと、その先の自己PRやガクチカを見てもらえることなくパッとしない就活生の烙印を押されてそのまま終わってしまうことでしょう。
そのため、エントリーシートを提出する段階でできる限り最良の状態に志望動機を仕上げておくことが内定に繋がるのです!
皆さんには志望動機でかなり苦労した私のような経験をしてほしくありません。
最後には納得のいく企業に内定をいただきましたが、就活初期の頃の私は、志望動機の書き方がすごく下手でした。書類選考の通過率が極端に低かったことは今思い返しても胃が痛くなってきそうです。
「志望動機なんてこんな感じで良いでしょ!」と舐めてかかってた罰ですね。グスン…。
皆さんは本当に気をつけてください!

志望動機の書き方&添削事項

さて、志望動機の重要性がなんとな~く理解出来たら、次は志望動機の書き方です。

基本的な文章の構成はこのようになるかと思います。
➀その企業を志望する理由、その企業でなければならない理由を簡単に述べる。
➁その理由の詳細を過去のエピソードなどを混ぜて述べる
➂入社後どのように活躍していきたいか述べる

この基本の構成に肉付けして、文章を作っていくのでしっかりと頭に叩き込んでおきましょう!

さっそくですが、私の志望動機がこちらです。人材業界のとある企業を志望しました。

<Before>
貴社を志望した理由は、人の居場所を創る仕事がしたいと考えたからです。私は、高校時代友人といえる相手があまりおらず、寂しい思いを抱えて学生生活を送りました。その反動で大学生になってからは友人をたくさん作ろうと、様々なサークルに入り、あるサークルでは代表を務めさせてもいただきました。そのサークルでは、後輩にこのサークルに入ってよかったといっていただけ、誰かの居場所を支え、豊かにすることに自分が喜びを感じたことに気づきました。 このような経緯から、人の居場所を作る仕事がしたいと考えるようになりました。居場所というものを考えた時、多くの人にとって友人 と苦楽を共にし人生の大部分を過ごす場所が、仕事です。その仕事に多く関われるはずだと考え、人材業界を志望しました。その上で、特に貴社は幅広い業種、職種、働き方を様々な人に対して提案できることが魅力的です。 入社後は人生を前向きに過ごせる人を増やすため、より良いサービスを立ち上げ、多くの人の人生に関わっていけるような挑戦がしたいです。

一見悪くない志望動機に見えると思いますが、学生2人、人事部の方1人に添削していただくと、意外とたくさん修正すべきポイントが出てきます。

まずは、学生2人にしていただいた添削を見ていきましょう!
良かった点は青字悪かった点は赤字で表記してます。

<学生による添削>

次に、人事の方に添削していただいた方を見ていきましょう。

学生によるコメントと似た部分もありますが、手厳しいコメントをいただきました!
人事の方の添削では特に、わかりやすい構成の流れや、曖昧さを解消するような文章にすることを求められている印象です。

志望動機の出来が良くなる!添削ポイント解説

 さて、前章でいくつかコメントをいただいたポイントを実践しやすいように3つにまとめてみました。
必ず役に立つので、ご確認あれ!

➀志望理由をわかりやすく最初に提示する

私の書いた志望理由では、最初に「人の居場所を創りたいから志望した」というように書いてあります。志望動機を簡潔に最初に書くというポイントは抑えていましたが、『人の居場所を創るとはどういうことなのか?』、『どうして人の居場所を作りたいのか?』という部分をもっと最初に提示しておくとその後の文章をもっとわかりやすく読んで頂けたかと思います。
 結論を述べ切らずに、ウダウダと文章を書いてしまうのは皆さんもやってしまうミスだと思うので、気をつけましょう!
もちろん志望動機だけでなく、自己PRやガクチカを書くうえでもこれは最重要事項の一つです!

➁文章には一貫性を持たせる

 私の志望動機では、最初に『人の居場所を創りたい』と言っていたにもかかわらず最後には『人生を前向きに過ごせる人を増やす』と、『人の居場所を創りたい』に関連することを私は言っているつもりですが、客観的に読むと一貫性が消えてしまう文章になってしまっています。
これは大変なことです。絶対にやってはいけません!
これはもう、メインはラーメン屋なのにラーメンが売れないからとカレーライスも出し始めてしまう店ぐらいヤバいことです。
ラーメン屋なのにカレーライスを出していたら、「もしかしてラーメンの味に自信がないのかな?」と店に来たお客さんも不安になってしまいます。
それと一緒で、最初に提示した志望理由と一貫性を持たせて、理由、エピソード、内定後にどのように活躍していきたいのか書きましょう。
その方が安心して志望理由を読んでもらえるはずです。

➂ケアレスミスに気をつける

 私がやってしまったミスは、漢字の変換忘れ。ひらがなのままだと雑でせっかちな印象を与えかねないですし、変換したほうが分かりやすいので忘れないようにしましょう!
また、誤字脱字も良くあるミスです!
誤字脱字をしてしまうと、基本的な学力にまで疑問を持たれてしまいます。
志望動機など、エントリーシートを書く際には、自分以外の人にも必ず読んで確認してもらって、漢字の変換忘れがないか、誤字脱字がないか、チェックしてもらうようにしましょう。

志望動機を制すれば就活殆うからず!

志望動機の重要性や書く際に注意すべきポイントは分かっていただけたでしょうか?
志望動機のポイント3つをもう一度まとめると
➀志望理由をわかりやすく最初に提示する。
➁文章には一貫性を持たせる
➂ケアレスミスに気を付ける

ポイントに則り修正した志望動機がこちらです。

<After>
貴社を志望した理由は、人の居場所を創る仕事がしたいと考えたからです。居場所というものを考えた時、多くの人にとって仲間と苦楽を分かち合い人生の大部分を過ごす場所が、仕事です。その仕事に多く関われるはずだと考え、貴社を志望しました。私は、高校時代友人といえる相手があまりおらず、寂しい思いを抱えて学生生活を送りました。その反動で大学生になってからは友人をたくさん作ろうと、様々なサークルに入り、あるサークルでは代表を務めさせていただきました。そのサークルでは、寂しい思いをする人がいないよう率先していろんな人に話しかけ盛り上げ続けるように行動しました。その結果、後輩にこのサークルに入ってよかったと言っていただけ、誰かの居場所を支え、豊かにすることに自分が喜びを感じたことに気づきました。貴社は幅広い業種、職種、働き方を様々な人に対して提案できることが魅力的です。 入社後は様々な人が人生を前向きに過ごすことができる居場所をつくっていくために、より良いサービスを立ち上げる挑戦がしたいです。

いかがだったでしょうか?
少しの意識でだいぶ違うので、ぜひ取り組んでみてください!
志望動機を制する者は、就活を制すると言っても過言ではないくらい志望動機は重要です。
志望する企業のことをよく調べて、志望動機の基本の構成に忠実に書きつつ、しっかりと今回紹介したようなポイントをおさえていけばきっといい未来が来ることでしょう!
皆さんの成功を心の底から願っています。

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