選考対策

グループディスカッションで一目置かれるコツ~オンライン編~

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こんにちは!
はじめまして、学生ライターのながどんです。
すでに就活を終えているので、自分の体験を含めた就活に役立つ記事を書かせていただきます。
みなさんの参考になる記事を書いていけるよう頑張りますので、これからよろしくお願いします^^

今回は、選考でよく実施されるグループディスカッションのコツについて説明していきます。
ちなみに今年からオンラインが主流となっていますが、オンラインとオフライン、どちらでもやるべきことはあまり変わりません。

そこでグループディスカッションの場面ごとにおけるコツを、オンラインならではの注意すべきポイントも踏まえながら解説していきます!

グループディスカッションではここを見られている!

グループディスカッション(以下GD)って、そもそも何を見られているのか?
試験官が評価をする視点を、私が実際にGD内でいただいたフィードバックをもとにご紹介します。
今回ご紹介するのは3点です。

①積極性
まず1点目は積極性です。
GDでは限られた時間の中での行動を見られているため、積極的に行動しないと試験官の印象に残ることができません。
積極的になろう!と意識していても、気が付いたら時間が過ぎ、発言できずに終わってしまった、、ということもよくあります。

これを防ぐためには自分から立候補して、ファシリテーター発表者といった発言しやすい役割を担いましょう!
役割については2章で詳しく説明します。

②協調性
2点目は協調性です。
①で紹介したように、積極的な姿勢を見せて自分をアピールすることはもちろん大切です。
しかし、自分が話すことに夢中になりすぎて他者が話す時間を奪ってしまっては、ただの自己中で終わってしまいます。

「〇〇さんはどう思いますか?」などと、自分の発言が終わったら他者にも意見を求めることで、様々な意見を引き出しましょう。議論が円滑に進み、かつ協調性があることをアピールできます。
そうすることで「実際入社した後もチームでうまく動けそうだな」というイメージが湧くため、評価につながります。

③コミュニケーション力
最後はコミュニケーション力です。
ここでいうコミュニケーション力とは、普段イメージするコミュ力とは少し違います。
GDにおいて必要なのは、主に聴く力です。

ただ人の話を聞くのではなく、
・相槌を必ず打つ
・しっかり発言者を見て笑顔で聞く
・リアクションをとる
こういったポイントを押さえながら聞くと、発言者が話しやすいだけでなく、その場の雰囲気が良くなります。

以上の3点、見られていることを意識しながら臨みましょう!

役割にはどんなものがある?~評価されやすい役割とは~

先ほど1章でも少し触れましたが、2章では役割について紹介します。
GDで決めるべき役割は主に4つあります!

1.ファシリテーター(司会)
司会は議論を進めるうえで欠かせない役割です。
最も発言する機会が多いため、アピールする機会も多くなります。
オンラインでは発言するタイミングがオフラインより難しいので、発言数を増やすためにも、ぜひ最初に立候補したい役割です!

ですが、せっかく司会を務めても、ただ進行をするだけではもったいないです。
そこで差をつけるポイント!!
・グループ内のメンバーが平等に発言できるように場を回す
・メンバーの発言後に質問や軽い意見を述べる
これらができるとリーダーシップをアピールできます!

2.タイムキーパー
GDには必ず時間制限があるため、時間の管理が重要になってきます。
議論に夢中になっていると時間を忘れてしまいがちです。
時間内に終わらなかった!ということがないよう、タイムキーパーは必ず設けましょう。

タイムキーパーは常に時間を見ていなければならないわけではないので、他の役割と兼任するのがおすすめです!

3.書記
グループで1つの意見にまとめ上げることがGDの最終目標です。
つまり数人分の意見をまとめることになるため、それぞれの発言内容を忘れないようメモを取る書記は必須です!

書記を務めることで話の方向性が見えやすくなるため、話が逸れそうなときに軌道修正をすれば、冷静な判断ができる人材だと評価されます。また、要点を抑えることが必要になるため、論理性もアピールできます。

そして最後に実際に私が感じたポイント。
書記を務めなくても自分でメモを取ると良いです!
「書記がまとめてるからいっか~」と思っていると、自分と他者の意見を比較して考えることが難しくなります。
ぜひ自分でも簡単にメモを取って視覚化し、意見をまとめやすくしましょう!

4.発表者
発表者とは、グループでまとめた意見を最後に全員の前で発表する役割のことです。
発表する機会は毎回必ずあるわけではありませんが、もしあったらラッキーです!

なぜなら、全員の前で発表している数分間は、全員の注目を集めるからです。
つまり、試験官の印象に残り、顔を覚えてもらいやすくなります!

また、発表後に内容についての質疑応答がある場合もあります。
GDにおいて試験官と1対1で話せる機会というのは中々ないので、これもアピールチャンスになります。

こんなにアピールチャンスに溢れている発表者。ある場合は積極的に務めましょう!

Teamwork of businesspeople work together and combine pieces of gears. Partnership and integration concept

いざ実践!うまくいく時間配分のやり方 ※具体例あり

試験官の視点、役割分担、それぞれの覚えるべきコツは覚えた!
、、、しかしそれだけでは、実際にGDに参加するときに戸惑ってしまいます。

なぜなら、GDで最も重要なのは時間配分だといっても過言ではないからです!
役割を決めて、それぞれの意見を言って、まとめて、、、と、GDにはやらなければならない項目が多いです。
そこで、決めるべき項目と時間配分、そして一連の流れを具体例に沿ってご紹介します!

例)お題:自社製品の認知度を上げる方法を考えよう 制限時間:10分

⑴役割決め:2章で紹介した役割を分担。(発表者がある場合忘れずに!)
⑵前提決め:現在の認知度はどの程度なのか?どこまで上げるのか?
⑶視点決め:どこで測った認知度なのか?(方法は統計データ?SNS?など)

※ここまでの3つの項目はそれぞれ約1分以内、合計で3分以内に収められるとベストです!

⑷ここからの時間配分決め:
・個人で意見をまとめる時間→2分
・全体にそれぞれの意見を発表する→2分
・意見を1つにまとめて発表準備→3分

⑸ターゲティング:全体で意見をまとめる際に、どの世代からの認知度?という仮定を決めるとやりやすい。(例:30~40代など)
実施しなくても結論が導き出せますが、対象者がざっくりとしている場合など、お題によってはターゲットの絞り込みを行うことでよりスムーズに意見がまとまります。

また、ターゲティングを提案することで発想の柔軟さをアピールできます。
ターゲティングを提案する人があまりいないので、差が付くポイントです!

ここまでが一連の流れとなります。
どんなお題でもこの流れは変わらないので、頭に入れてシミュレーションしてみましょう!

オンラインGDで知っておくと差がつくポイント

ここまででGDの全体像は掴めたでしょうか?
最後にオンラインだからこそ重要になる、差が付くポイントをご紹介します。

・結論ファーストで話す
結論ファーストとは、結論→理由で話すことにより、意見が理解されやすくなる話し方です。
これはオフラインでも求められるポイントですが、オンラインではさらに重要になります。
画面越しでは対面に比べ話が聞き取りづらいため、結論→理由の順でそれぞれ簡潔に話しましょう。話が分かりやすくなるだけでなく、さらにロジカルシンキングができる人材だと評価されます!

・相槌や表情を豊かにする
画面越しではその場の雰囲気がわかりづらいため、緊張感が増して堅い雰囲気のままになってしまうこともあります。
緊張しないためにも、自分からその場の雰囲気を作っていきましょう!
相槌を分かりやすくし、口角を上げていればOKです!
試験官も画面越しの表情しか見えないため、それだけで明るい印象を与えられます。

・とにかく積極的に!!
最初のほうでもお伝えしましたが、オンラインはオフラインよりアピールがしづらいです。
積極的に発言をして、印象に残るよう努めましょう!

・時差に気を付ける
最近は就活に加え授業もほとんどがオンラインで行われていますよね。
一学生としてオンラインツールを利用していると、意外と時差があることに気が付きます。
☆一文話し終えたら、相槌を確認するために1秒ほど間を空ける。
☆相手の話が終わったかどうかを確認してから発言をする。
これらのポイントを押さえれば、時差があっても落ち着いてしっかりコミュニケーションをとることができます!

いかがだったでしょうか。

冒頭でも説明した通り、オンラインとオフラインで見られていること、やるべきことはさほど変わりません。
オンラインという例年とは違う形式でも、恐れずにしっかりGD対策をしましょう!
この記事でご紹介したポイントさえ押さえれば、もうグループディスカッションの準備は万全です!

この記事を読んだあなたのグループディスカッションが上手くいくことを願っています^^

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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