就活を始める前に必ず準備しなくてはいけない「エントリーシート」。
企業によって提出期限や提出方法が違うため、いつ作り始めればいいか悩みますよね。
そこで本記事では、各企業ごとのエントリーシート締め切り日や、提出前に必ずチェックするべき内容を解説します。
提出期限を確実に把握し、余裕を持ったスケジュールで選考に臨みましょう。
【2023年卒】エントリーシート締め切り一覧
<2023年卒の採用スケジュール未定の企業が多いため参考に22卒のデータを掲載しています。>
ギリギリで提出すると読んでもらえないって本当?
エントリーシートをギリギリで提出すると読んでもらえず、不採用になると聞いたことがあるかもしれません。しかし、ギリギリに提出しても期限さえ守っていれば、必ず読んでもらえます。
余裕を持って提出をすれば、余った時間を面接対策や選考対策に使えるので、できるだけ早く提出するに越したことはないでしょう。
一般的な新卒採用企業のエントリーシート締切日
エントリーシートの締切日や、選考スケジュールは企業によって異なるため、各企業のHPにて確認する必要があります。
したがって、「確実にこの日が提出期限」とは言えません。一般的な新卒採用企業のスケジュールは、経団連(経済団体連合会)が定めた「就活ルール」に沿って、以下のように行われています。
推奨される就活スケジュール |
‣採用広報解禁日→大学3年の3月1日 ・選考活動解禁日→大学4年の6月1日 ・内定通知解禁日→大学4年の10月1日 |
しかし、実際に就活ルールを守っていない企業が多いことを懸念し、2021年卒以降の学生が対象となる就活ルールは、経団連ではなく政府が作成・主導すると発表しました。
発表したのは良いものの、就活生や大学、企業は今まで経団連のルールに沿って就活・採用活動を行ってきたため、急にスケジュールが変わると混乱するという意見が多数出ました。
このことを踏まえて、政府は「22卒、23卒学生に対しても今まで通りの就活ルールを適用する」ことで落ち着きました。
話が二転三転してわかりにくいかもしれませんが、2023年卒までは今までと変わらないと覚えておけば問題ありません。
通年採用をしている企業のエントリーシート締切日
通年採用をしている企業も、エントリーシートの締切日はバラバラです。
基本的1年を通していつでも応募可能かつ、年に数回の採用を行っているため、採用スケジュール、締切日は特にチェックしておきましょう。
通年採用を行っている企業にエントリーすることで、「応募先企業が増える」「ゆとりを持った就活ができる」などのメリットがあります。
ただし、通年採用を行っている企業はまだまだ少なく、実施しているのはこれらの大手有名企業ばかりです。
- 楽天
- メルカリ
- ソフトバンク
- ヤフー
- ファーストリテイリング(ユニクロ)
- サイバーエージェント
- ソニー
- 富士通
- KDDI
- 日立製作所
気になっている企業の採用ページはこまめにチェックしておきましょう。
エントリーシートの作成はいつから始めるべき?
エントリーシートの作成は、応募先企業の説明会が開催される1〜2ヶ月前に始めましょう。
一般的に説明会は毎年3月から開始されるため、1月、2月頃にエントリーシートを作成し、説明会が終わる4月頃に提出する流れになります。
ただし、企業によって説明会の開催日や、エントリーシートの締切日は異なるので事前にしっかりと確認しておきましょう。
エントリーシート提出前のチェックリスト
エントリーシートを提出する前に、最低限チェックしておきたい以下の項目を解説します。
次の選考に進む確率を上げるために、何度も繰り返しチェックしましょう。
エントリーシート提出前チェックリスト |
・締め切りはちゃんと守っているか? ・提出書類に抜けはないか? ・記入事項に漏れはないか? ・文章のボリュームは少なくないか? ・誤字脱字がなく、丁寧な文章で書けているか? |
それぞれの内容を詳しく解説します。
締め切りはちゃんと守っているか?
企業ごとにエントリーシートの締切日は違うため、間違えないように確認・提出をしましょう。締切日は企業HPの採用ページに記載されています。
提出書類に抜けはないか
企業にエントリーする際は、エントリーシート以外にも必要な書類があります。
提出書類は企業によって異なるため、作成のし忘れがないか確認しましょう。
一般的なエントリーに必要な書類は以下の通りです。
- エントリーシート(ES)
- 履歴書
- 成績証明書
- 卒業見込証明書
- 健康診断証明書
用意した書類はクリアファイルにまとめ、白か茶色のA4サイズ封筒に入れて送付しましょう。
記入事項に漏れはないか?
各書類の内容に記入漏れがないか入念にチェックしましょう。
記入漏れがあると、ほかの内容は素晴らしくても評価を落としてしまう可能性があります。
文章のボリュームは少なくないか?
エントリーシートに記載する文章の目安ボリュームは約8割です。
書きたい内容がたくさんありすぎて指定文字数をオーバーすると、「ルールを守れない人」というマイナス評価をされる恐れがあります。
逆に、文字数が足りないのも当然ながら良くありませんが、文字数が足りないからといって、無理矢理余白を埋めるのはやめましょう。
誤字脱字がなく、わかりやすい丁寧な文章で書けているか?
誤字脱字のチェック、他人から見てわかりやすく丁寧な文章になっているかをチェックしましょう。
誤字脱字が合否に大きく影響するわけではないですが、あまりにも多すぎるとマイナス評価になってしまいます。
文章全体を一度見直し、面接官の立場に立って読み返してみましょう。
エントリーシートの締め切りを守って余裕のある就活をしよう
エントリーシートの締め切りは必ず守り、直前に作るのではなくスケジュールに余裕を持つことが大切です。
締め切りの直前で焦って作成しても、質の高いエントリーシートはできません。
自己分析や企業研究を念入りに行い、インパクトのあるエントリーシートを作りましょう。
インターツアーでは、過去のエントリーシートを公開しているので、作成の参考にしてください。
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