
諏訪信用金庫は、長野県 諏訪地域を営業エリアとする1937年創立の金融機関。営業エリア内の店舗数は21店を数え、「地域で最も信頼される金融機関」を目指し、地域の企業や人々の暮らしを支え続けています。また育児休暇の取得率は女性職員・男性職員ともに100%、育休復帰率も100%であるという数字からも窺い知れる「働きやすい金融機関」でもあります。
そんな諏訪信用金庫は、参加方法(対面またはオンライン)と参加日数(1Dayまたは2Days)を選ぶことができ、なおかつ「諏訪信用金庫のリアル」を知ることができるインターンシップを定期的に開催しています。今回はそのなかでも特に人気が高く、昨年の新入職員も多くが参加した「2Daysインターンシップ」の内容について、同インターンシップに参加したうえで2025年4月に入庫した原田美優さんと竹内隼輔さんに、学生がインタビューしました!(文中敬称略)
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すべての職種のリアルがわかる「職種紹介プログラム」
――2Daysインターンシップの内容に関しまして、まず最初に行われる「職種紹介プログラム」の概要と、原田さんが参加された際の印象を教えてください。
原田:職種紹介プログラムでは「窓口係」「渉外係」「融資係」「マネーアドバイザー」という当庫の4つの職種について、その業務内容等の説明を受けるとともに、実際の営業店における業務風景を見学しました。金融機関の店舗内部や業務の流れ、あるいは職員の方の雰囲気というのは、普段はなかなか見ることができないものです。それらをリアルに見て、そして感じることができたのは、自分にとって大きな学びになったと思っています。
また窓口係の業務を見学していて感じたのは「お客様とのコミュニケーションの重要性」でした。金融機関の窓口業務というのは、お客様のご要望を正確かつ迅速に処理することだけが仕事だと思っていました。しかし実際の先輩職員はお客様と身近な話題を話されたり、お客様の話を傾聴したりと、楽しげにコミュニケーションをとっていました。そのあたりのリアルを知ることができたのも、私にとっては大きな収穫でした。



――計4つの職種を見たなかで、原田さんが一番気になったのはどの職種だったでしょうか?
原田:もっとも興味を引かれたのは「マネーアドバイザー」です。これは資産運用や相続などに関連する商品を、お客様のニーズに合わせて紹介・提案する仕事です。ただし、単に商品を売り込むのではなく、「お客様の暮らしを金融知識と金融商品によってサポートし、それにより、結果としてお客様に喜んでいただくこと」こそが、マネーアドバイザーの真髄であると理解しました。非常に興味が湧きましたし、やりがいのある仕事であるとも思いました。
オンライン型も魅力的だが、おすすめはやはり「対面型」
――諏訪信用金庫様のインターンシップは本店で開催される対面型と、Webで開催されるオンライン型の2タイプがあるとのことですが、竹内さんが参加されたのはどちらのタイプだったのでしょうか?
竹内(隼):私の場合はオンライン型と対面型、両方のインターンシップに参加しました。そのため、両タイプの特徴をそれぞれ感じることができたと思っています。
対面型では営業店見学などもあり、先輩職員が実際にどのような業務をしているのか、金融機関ならではの雰囲気を肌で感じることができました。営業店は非常に忙しそうではありましたが、とにかく活気があり、みなさん本当に元気であるという印象を受けました。
企業や業務の概要説明に関しては正直、オンラインも対面もそれほどの差は感じませんでした。しかし、やはり職場の雰囲気については、実際に店舗を訪れ、職員と接することができる対面型のほうが何倍も強く実感できました。そういった意味で、私のオススメは断然「対面型」ですね。
とはいえオンライン型にも、気軽に参加でき、金融機関の概要や業務内容を知ることができるというメリットがあります。また、私がオンライン型インターンシップで経験させていただいた「架空のお客様のライフプランを考えてみる」というマネーアドバイザー体験も、非常にエキサイティングでした。そのためニーズやご都合に合わせて、対面型とオンライン型を上手に使い分けることが肝要であると思います。
企業のリアルな経営課題に向き合う「課題解決ワーク」
――職種紹介プログラムに続いて行われる「課題解決ワーク」では、具体的にはどのようなことが行われるのでしょうか?
竹内(隼):私が参加した回の課題解決ワークでは、飲食店経営に対する提案業務を疑似体験しました。架空の飲食店が抱えている経営課題について、まずは参加者それぞれが自分なりの解決案を考え、それぞれの案についてグループ内でディスカッションし、グループとしての解決案を作成します。そしてそれを発表し、最後に先輩職員の方からコメントをいただく――という流れになります。

――学生たちが出した飲食店の経営課題解決案に対して、先輩の職員さんはどのようなコメントをしてくれましたか?
竹内(隼):学生から出た経営課題解決案は、店舗の立地や商品の価格設定など、今にして思えば表面的な部分に終始していた観がありました。それに対しての先輩職員のコメントはさすが専門家といいますか、立地や商品の価格ももちろん重要ではあるものの、原価率や商品価格の構成なども見なければならないという旨のアドバイスでした。プロの意見や物の見方を学ぶことができた、非常に貴重な時間だったと思っています。
――原田さんが参加された回の「課題解決ワーク」は、どのような内容だったのでしょうか?
原田:私が擬似体験させていただいたのも、竹内さんの回と同様に取引先が抱える経営課題、例えば「売上が少ない」などの課題を、自分ならどう解決するかをまず考え、最終的にグループで意見をまとめて発表し、先輩職員にコメントを頂戴するというものでした。
このワークを通して、取引先が抱える複雑な経営課題を経営者と一緒になって解決してゆくためには、重層的な視点やさまざまなスキルが必要なのだと実感しました。そしてお客様のニーズに応えながら、信用金庫としてしっかり利益を生み出していくためには、「信頼関係」と「長期的な視野」も重要であることを学びました。
信用金庫の仕事が「お金を扱うだけではなく、人々の人生や地域経済と密接にかかわる仕事」であることを改めて認識したことで、金融業界に対する関心はより高まりました。私自身は理系の学部であったため、経済関係の話には正直うとかったのですが、グループワークのなかで経済学部生の視点なども知ることができ、その点も大いに刺激となりました。
先輩たちの“本音”が聞ける「先輩職員とランチミーティング」
――2Daysインターンシップでは「先輩職員とランチミーティング」というプログラムもあるそうですが、これはどのような内容なのでしょうか?
原田:文字通り先輩職員と一緒にお昼をいただきながら、さまざまな話をさせていただくというものです。普段はなかなか聞けない話も先輩から直接伺うことができる、とても貴重な時間でした。このランチミーティングが、自分が諏訪信用金庫に入庫した場合の将来像を、より具体的に描けるようになったきっかけかもしれません。

具体的には、私は窓口係の先輩と主にお話しさせていただきましたが、窓口での具体的な業務内容や、その際に感じるやりがいなどについてお聞かせいただきました。またプライベート時間の過ごし方なども伺えたことで、仕事と私生活のバランスのとり方についても参考になったと思います。
金融機関というのは「とにかくお堅い」というイメージあったため、インターンシップのプログラムが始まった最初のうちは私もかなり緊張していました。しかし先輩と直接話せたことで、実は温かい職場であり、楽しくできる仕事でもあるということがわかり、金融機関に対するイメージは大きく変わりました。またシンプルに「諏訪信用金庫で働いてみたい!」とも思いました。
竹内(隼):私は年齢の近い先輩職員と一緒に昼食をいただきましたが、仕事のことからプライベートのことまで、とにかく気兼ねなく話せました。そしてお弁当もおいしかった(笑)。「先輩職員とランチミーティング」は、リアル型のインターンシップでなければ体験できない貴重なプログラムなので、やはり私は、「対面型」が断然おすすめです。
――年齢の近い先輩職員との会話のなかで、特に印象に残ったのはどんなことでしたか?
竹内(隼):地域に根差している信用金庫だからこそ、地域の人々が頼りにしてくれるし、人々のために汗をかいて知恵を絞ると「ありがとう! また頼むね!」という、心からの感謝の言葉と心が返ってくる。そこが、信用金庫で働くことのいいところなんだよね――という言葉が、非常に印象的でした。
また業務以外の部分では、5日間の連休を取得できる「リフレッシュ休暇」も、かなり魅力的だと感じました。自分の場合はリフレッシュ休暇を取得したら、混雑しているゴールデンウイークなどの期間は避けて、北海道旅行を存分に楽しみたいと思っています。
なお当信用金庫の2Daysインターンシップに関しては、学生からの「諏訪信用金庫のことをもっと知りたい!」という声に応える意味で、まだ検討の段階ではあるようですが、将来「3days」になる可能性もあると聞いております。その点も併せ、ぜひ当信用金庫のインターンシップに興味を持っていただけましたら幸いです。
――インターンシップの内容を詳細かつ具体的に教えてくださり、誠にありがとうございました。また地元の人々の顔が見え、そして直接的に貢献できる「信用金庫」だからこその面白さややりがいについても、理解できたような気がいたします。これからも広い視野を持ちつつ、そして諏訪信用金庫様のインターンシップへの参加も検討しつつ、熱い就活を続けていきたいと思います。本日はお忙しいなか、誠にありがとうございました!
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インタツアー編集部