就職活動に役立つ業界研究を3つのポイントから解説していきます。
今回は音楽業界について解説をします。

(3つのポイント)
この記事では業界の最近の動きを押さえる3つのポイントを中心に解説します。

  1. アプリ利用でのヒットの仕組み
  2. サブスクリプションでのサービス提供
  3. コロナ後の音楽業界の取組み

■音楽業界とは

音楽が好き、音楽なしでは生きていけないといった人も多く就活生にとっても音楽業界は人気の高い業界です。ここではそんな音楽業界について解説していきます。
音楽業界の企業はレコード会社、CD・チケット販売会社、著作権管理会社、サブスクリプションの定額音楽配信サービス会社があります。
音楽業界の中でレコード会社が中心的な役割を担っています。基本となる仕事は音源の作成者へ出資を行いその販売権や原盤権を取得して利益を上げています。他にもアーティストのマネージメント業務、広告代理業務やコンサート会場の手配などの業務も行っています。

そんなレコード会社には、世界3大メジャーレコード会社のユニバーサルミュージックグループ、ソニーグループ、ワーナーミュージックグループがありそれぞれに日本法人があります。他にも国内のレコード会社には株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、株式会社ポニーキャニオン、国内のサブスクリプションサービスの仕掛け人となったエイベックス、ジャニーズ事務所を運営するジェイ・ストームがあります。

また現在、音楽CDを購入するのではなく定額音楽配信サービスの会社がこの業界を牽引しています。スウェーデンのスポティファイ・テクノロジー、アメリカのアップル、アマゾン、グーグルも参入しています。またスマートホンでこのサービスを利用する事が多い為、国内の携帯電話会社のドコモ、KDDI等も参入しています。

他にはCD・チケット販売を扱うタワーレコード、ぴあ、イープラスと言った企業、また音楽の著作権管理を行う日本音楽著作権協会(JASRAC)、Nex Toneといった企業も音楽業界の企業になります。

■市場の規模と変化

音楽業界の市場はコロナ禍に於いてはコンサートや大きなフェスの中止、縮小により打撃を受けましたが今年は国内最大級の野外イベント「フジロックフェスティバル」をはじめ多くのイベントが再開され音楽業界も回復傾向にあります。
またCD売上が低迷している状況には定額音楽配信サービス企業と提携しカバーしているレコード会社が多くあります。2021年度は音楽配信の売上は音楽ソフトを上回りました。
今後はCD離れで低迷している売上を音楽配信サービスが支えるといった形態に加速していくと予想されます。

出所:日本レコード協会

また海外の企業では配信サービスの拡大によって権利ビジネスが盛んになっています。
世界中にファンが多くいるビッグアーティストの楽曲権利の取引が行われ数百億円で取引されていると言われています。
この権利ビジネスは安定的な投資先と評価されていて今後の音楽業界の市場を左右すると考えられます。

トピックス①アプリ利用でのヒットの仕組み

音楽アプリにはスポティファイをはじめアップルやアマゾン、LINEと言った企業のアプリがリリースされています。
利用料が無料のアプリも多く好きな曲を何度も再生する事が可能でその再生回数は話題になりヒット曲も生まれています。
CDアルバムソフトが3000円前後するのに比べスマホやPCがあれば無料でDLできる手軽さは若者だけでなく音楽愛好家にも多く利用されています。
またソーシャルメディアワーキングサービスにはなりますが、昨今のヒット曲、人気アーティストの誕生はアプリの「TikTok」から生まれると言っても過言でないくらい音楽業界に影響を与えています。
ヒット=売上の構図の中で今後の音楽アプリ、そこに付随するソーシャルメディアも音楽業界への影響は大きいと言えます。

トピックス②サブスクリプションでのサービス提供

音楽を楽しむと言えばレコード、CD、MDと言ったソフトが主流でしたが音楽業界もデジタル化がどんどん進みました。
現在では、このデジタル化によるサブスクリプションを使った音楽配信サービスを利用している人が多くいます。
サブスクリプションとは定額料金を支払うと契約したサービスが使い放題になるサービスで音楽業界だけでなく飲食やアパレル等も取り入れています。
今でもアナログレコードを収集しているマニアや、コアな音楽ファンには賛否両論あるようですが定額で「契約」する為、売上が安定するメリットがあります。
利用者もソフトを買う事によるコストパフォーマンスや、収納スペースの確保が不要になるといったメリットもあります。
こう言った背景から音楽のサブスクリプションを利用する人は年々増加傾向にあります。

トピックス③コロナ後の音楽業界の取組み

コロナ禍で中止や延期、縮小を余技なくされていたライブやコンサートは行動制限によってインターネット配信を使っての無観客ライブやYouTube等からの配信といった新たなステージが生まれました。インターンネットの環境があればライブに参加できるこのサービスは、コロナ禍だから行けないといった理由だけでなく、遠方で行けなかったといったファンにもライブ参加のきっかけになりました。
リアル開催では人数制限もありチケット売上にも上限がありましたがインターネット配信には人数制限もないため、あるアーティストは50万人のファンを集めました。
アーティストの活動が活発になれば音楽業界も潤います。コロナ後もインターネットを利用したデジタルサービス注視が必要です。

まとめ

CD離れやコロナによるアーティストの活動の制限といった事があった音楽業界ですがインターネットを利用したデジタル化により新たな活路が見出されています。
海外ではカタログ・ビジネスと言ったサブスクリプションサービスの拡大と共に有名アーティストの旧譜の権利ビジネスも注目を集めています。
音楽に携わりながらネットサービスなどにもかかわっていく事が可能な業界です。
自分の好きなアーティストが関わっているレコード会社から企業研究を行ってその企業の今後の取組を見極め就職活動に生かしてみましょう。

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