就職活動に役立つ業界研究を3つのポイントから解説していきます。
今回は「白物・生活家電」業界について解説をします。

この記事では業界の最近の動きを押さえる3つのポイントを中心に解説します。

①日系企業の各社の特徴
②コロナ禍の巣ごもり需要の影響
③高付加価値製品へのシフトチェンジ

■白物・生活家電業界とは

白物・生活家電とは家庭で使用する冷蔵庫、洗濯機、掃除機のような家事に必要な物、炊飯器やオーブン等の調理機器、空調機器の事です。
「白物」とは家事家電や生活家電の一般名称です。
この製品を扱う業界が白物・生活家電業界になり戦後の日本高度成長期に於いて急激な成長をとげ、現在は生活に欠かせないものを取り扱っています。
各社、新製品はもちろん、既存製品の付加価値に重点を置いた製品の開発等、年間を通して新たな製品の発売が行われています。

国内では大手メーカーのパナソニック、三菱電機、シャープをはじめ商社系のアイリスオーヤマや山善、エアコンメーカーのダイキン工業、調理家電メーカーのタイガーや象印マホービン等が挙げられます。
外資系メーカーは韓国企業のサムスン電子やLGエレクトロニクス、中国企業のハイアール、掃除機で有名なダイソン等が日本で馴染みのある企業になります。

■市場の規模と変化

戦後、急速な経済成長と共に成長した白物・生活家電業界ですが近年では景気の停滞や国内の人口減少等が理由で苦戦が続いています。
近年のコロナ禍により更なる苦戦が強いられると予測されていましたがリモートワークの増加によって家庭内での生活を快適に過ごせるような空気清浄機や付加価値が付いた調理家電の買い替えによって市場は活発になりました。

その結果、2020年度の白物家電国内出荷額は2兆5,329億円で前年度よりUPになりました。
ただ、白物・生活家電の国内需要は買替需要が主体となっている為、コロナ後の出荷額は頭打ちになると予測されています。

出所:一般社団法人日本電気工業会

トピックス①日系企業の各社の特徴

白物・生活家電業界の国内企業の売上高トップはPanasonicです。白物・生活家電の中でも冷蔵庫やレンジといった主要な製品に強い会社です。
2位のシャープは空気清浄機のプラズマクラスターが有名です。除菌や脱臭の効果もある為、単体の製品はもちろんエアコンや冷蔵庫、美容家電にも使用されています。

国内中堅企業にはアイリスオーヤマがあります。家電以外の製品も扱っていますが布団乾燥機や調理家電の製品がヒット商品になっています。
また、ヤーマンは美容家電に特化した会社でECや通信販売を得意としています。
このように国内の各企業は定番化したヒット製品のシリーズや得意分野の製品が企業の顔になっています。

トピックス②コロナ禍の巣ごもり需要の影響

コロナ禍に於いては、販売店舗の休業や閉店等によって売上高に影響が出ると予測されていましたがリモートワークの推奨や行動制限による在宅時間の増加が市場を活発にしました。
在宅時間を快適に過ごす為の家電の買い替えや、政府からの10万円現金支給が功を奏した形になりました。
但し、今後の状況としては家電の購入時期は買替が主な売上になる為、市場は厳しい状態になると予測されています。

トピックス③高付加価値製品へのシフトチェンジ

今後の状況予測により海外への販路を広げている企業在りますが、中国・韓国等の海外メーカーに押され気味です。
その為、国内企業では今までにない付加価値がついた生活家電の開発に力をいれています。
例えば国内の生活様式に合わせ共働き世帯に特化した洗濯機や冷蔵庫、在宅時間を快適に過ごす為のエアコンや調理を簡素化するオーブンレンジや電気ポット等、高付加価値を付けた製品の開発が行われています。
これにより製品価格の平均単価をあげ売上高を確保する事にシフトチェンジをしています。

まとめ

白物・生活家電業界は普段の生活に密着した業界です。
製品によっては不便を便利に変える、困っている事を解決するといった製品もあります。
業務としては製品の開発、販路を確保する為の営業や消費者の動向を探るマーケティング、また事務職もあります。
多くの業務がある為、企業研究する時はネームバリューや自身で愛用している製品の企業を手始めに行って各社の特徴を比較していくのも一つの手かと思います。

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