「そろそろエントリーシートを書き始めたいけど、書き方がわからない」と悩んでいませんか?エントリーシートの質問に対する回答や書き方が合っているのか不安になりますよね。

そこで本記事では、エントリーシートの書き方、業界別の例文を紹介します。
例文を参考にしながら、書き方のポイント、注意点に沿って書けば、魅力的なエントリーシートが完成するはずです。

エントリーシートを書くときに意識すべき5つのポイント

エントリーシートを書くときのポイントを5つ紹介します。

ポイント①エピソードは数字を用いて具体的に書く

エントリーシートに記載する行動や実績などのエピソードは、具体的な数字を使ってきましょう。数字やデータを使うことで、説得力の高いエントリーシートを作れます。

意識的に数字を使用した例文をみてみましょう。

【数字を使用した例文】
私が学生時代に1番力を入れたことは、心理学を深く学んだことです。その結果、日本心理学会の「優秀論文賞」を2年連続で受賞することができました。また、卒業後は難易度の高い心理学資格にもチャレンジする予定です。   私が、優秀論文賞を受賞できたのは、1日3冊以上の心理学の本や論文を読み、知識を増やしながら、友人5名と心理学サークルを立ち上げ、日々研究や論文の作成を行ってきたからです。作成した論文の数は、50編にも及びました。   このような日々の積み重ねが、大きな結果を生むのだと身を持って体験しました。

黄色マーカーの文に数字を使わないと、以下のようになります。

【数字を使用していない例文】
私が学生時代に力を入れたことは、心理学を深く学んだことです。その結果、日本心理学会の「優秀論文賞」を受賞することができました。また、卒業後は難易度の高い心理学資格にもチャレンジする予定です。   私が、優秀論文賞を受賞できたのは、心理学の本や論文を読み、知識を増やしながら、友人と心理学サークルを立ち上げ、日々研究や論文の作成を行ってきたからです。   このような日々の積み重ねが、大きな結果を生むのだと身を持って体験しました。

それぞれを見比べると数字を使っているほうが、より具体的にエピソードをイメージでき、実績の凄み伝わると思います。

「数字を使って物事を説明する」という力は、社会人になっても非常に重要なので、今のうちから意識をして使うようにしましょう。

ポイント②「PREP法」で簡潔にまとめる

エントリーシートは、とにかく「読みやすく」「簡潔に」伝えることが大切です。わかりやすく文章を伝えるために「PREP法」という書き方をマスターしましょう。

PREP法とは、以下の順番で文章を組み立てることです。

Point…「主張・結論」
Reason「理由」
Example「具体例・根拠・実績」
Point…「まとめ・結論」

上記の型に沿って文章を組み立てると、わかりやすくまとまりのある文章になります。1つ例文を作ってみましょう。

私の長所は、人よりも高いリーダーシップを発揮できる点です。(P:主張・結論)

学生時代に部活の主将やサークルのリーダーを任され結果を残してきました。(R:理由)

高校時代のサッカー部では、全国5位の結果を残し、大学時代のバスケットサークルでは、県大会出場という結果を残しました。(E:具体例・根拠・実績)

時には仲間に厳しいことを言うこともありましたが、最終的には「〇〇がリーダーで良かった」と多くの人に声を掛けてもらうことができました。(まとめ・結論)

PREP法は、エントリーシートの全てにおいて使える方法 ですし、面接でも同じ型に沿って説明すると、同じ効果を発揮します。
社会人になっても使えるスキルなので、日頃から意識して練習してみてください。

ちなみに、本記事もPREP法に沿って書かれているので、参考にしてみましょう。

ポイント③1行目を簡潔に書く

エントリーシートの各項目の1行目は、簡潔に書くように意識しましょう。

文章の1行目は1番初めに読む部分です。ここがわかりにくいと2行目以降を読むモチベーションが下がりますし、全体として何を伝えたいのかが伝わりづらくなります。

文章の1行目を伝わりやすくするために、以下の2つを意識しましょう。

  1. 1行目で伝えるポイント、結論は1つに絞る
  2. 1行あたりの文字数目安は150文字程にまとめる

最初に読み手の心をキャッチすれば、2行目以降も良い文章に感じてもらえるので、1行目は特にこだわって書くことが大切です。

ポイント④社会人になった自分をイメージして書く

自分の強みや自己PRを伝える際は、「社会人になった時にどう活かせるか?」をイメージして書きましょう。

例えば、「協調性が高い」とアピールをしたい場合は、「協調性が高いため、チームの和を乱すことなく、メンバーと協力して高い成果を出せると思います」。

このように伝えることで、入社後に活躍できる人材だとイメージしてもらいやすくなります。

ポイント⑤完成した内容を客観的に見直す

エントリーシートの各項目が完成するごとに、必ず見直しを行いましょう。
見直す際のポイントは、「第3者目線で客観的に読む」ことです。

人それぞれ文章には癖があるため、自分では違和感がないと思っていても他人が見ると違和感を感じることが多くあります。

したがって、自分が書いた文章ではなく、他人が書いた本や小説を読むイメージで文章を読み直しましょう。

また、友人や先輩に添削をしてもらい、自分では気づかない文章の癖や矛盾点などのアドバイスをもらうのも有効な手段です。

エントリーシートを書くときの注意点

エントリーシートを書くときの注意すべき点を6つ紹介します。
せっかく良い内容なのに、小さいミスを積み重ねてしまい評価を落とすケースもあるので、6つの注意点を常に意識しながらエントリーシートを完成させましょう。

誤字脱字は絶対にNG

誤字脱字は絶対ないようにしましょう。人間は誤字脱字があると本能的に気になり、集中力が途切れます。

文章自体の内容を良くすることも大切ですが、マイナスの部分を減らすためにも繰り返し文章をチェックする癖をつけてください。

回答欄は8割以上埋める

各項目の回答欄は「8割以上」を目安に埋めてください。

書くことが思いつかないからといって、空白の部分が多いまま提出すると、当然アピールできる部分は少なくなりますし、やる気や熱意がない応募者だと判断される恐れがあるので注意しましょう。

書き言葉と話し言葉の違いに注意する

多くの就活生が「書き言葉」と「話し言葉」を混ぜて文章を書いています。これらをきちんと使い分けないと、文章に違和感を感じてしまいます。

SNSやブログは話し言葉を使っても良いですが、エントリーシートでは書き言葉を使うべきです。

以下の画像を参考に、エントリーシートを作成しましょう。

記号や顔文字の使用はNG

エントリーシート作成の際は、記号や顔文字を使うのはNGです。
誰かに連絡するときやSNSの文章では「(笑)」「!」「^^」などを使いますが、公的書類には使わないのが常識とされています。

消えるボールペンは使わない

よくある質問の1つに「消えるボールペンを使用してもいいですか?」と聞かれます。結論から言うと、消えるボールペンは使用できません。

消えるボールペンは、熱が加わると簡単に消えるため、せっかく書いた文字が消えてしまいます。

また、選考時に消えるボールペンを使用していた学生が、注意を受けたり、常識がないと判断されたりするケースもあるようなので、注意しましょう。

綺麗な字ではなくても丁寧に書くこと

エントリーシートの文字は、綺麗な字ではなくても丁寧に書いていれば問題ありません。字の綺麗さや汚さは人によってばらつきがあるため、評価にはつながらないからです。

ただし、雑に書いたり適当に書いたりすると、「やる気がなく雑な性格」だと判断されかねないので、とにかく丁寧にかくことが大切です。

エントリーシートでよく出る質問の書き方

エントリーシートでよく出る質問の具体的な書き方を解説します。
今回は、ほとんどの企業で聞かれる以下3つの書き方をマスターしましょう。

  • 基本情報の書き方
  • 自己PRの書き方
  • 志望動機の書き方

書き方の基本を押さえておけば、色々な企業でも同じように使えるので、しっかりとマスターしましょう。

基本情報の書き方

基本情報の書き方や気をつけるポイントは以下の通りです。

日付・提出日もしくは、提出日の前日を記入する ・「西暦」「和暦」を統一する
氏名・ふりがなを記入する際は、項目欄が ・「ふりがな」の場合はひらがな ・「フリガナ」の場合はカタカナで記入する
住所・住所は「都道府県」から記入する ・マンション・建物名も省略しない ・長期休暇中に企業から書類が届くときのために、「帰省先住所」「その他の住所」も記入する
生年月日・提出日時点の年齢を記入する
電話番号・日中に連絡が取りやすい番号を記入する ・固定電話がない場合は記入しなくてもよい
メールアドレス・メールアドレスの欄がない場合は「連絡先」の欄に記入する ・できれば、いつでも確認できる就活用のメールアドレスを用意する ・「メールアドレス:〇〇@〇〇.com」このフォーマットで記入する
印鑑・シャチハタではなく朱肉を使う ・にじまないように注意する ・まっすぐ正面に押印する
写真・髪型や服装を整えて撮影する

自己PRの書き方

  1. 自己分析をする
  2. 企業研究をする
  3. 自分の強みを2つ考える
  4. 考えた強みを活かしたエピソードを書く
  5. 友人・先輩に確認してもらう

自己PRを書く際に最も大切なのは「自己分析を入念に行うこと」です。
詳しい自己分析の方法は「【誰でもできる】自己分析の秘訣を公開|効果的な2つの方法とは?」で確認してください。

面接官を唸らせる自己PRが書きたい人は「ES・面接で必須! 面接官にぶっ刺さる自己PRの作り方とは?就活のプロが徹底解説」を参考にしましょう。

志望動機の書き方

志望動機は、書き方がわからないと悩む学生が最も多い項目です。
志望動機を魅力的に書くことができれば、ライバルに差をつけることができます。

志望動機は以下のテンプレートにあてはめると、論理的で伝わりやすい内容になります。

志望動機テンプレート
入社後の目標、応募先企業の魅力 なぜこの目標にしたのか?応募先企業の魅力を感じたきっかけ なぜこの目標にしたのか?応募先企業の魅力を感じたきっかけの深堀り 具体的に取り組みたい業務内容 業務を通して貢献したいこと、貢献できること

志望動機では、企業に入りたい理由よりも、「企業に入って何をしたいのか?」「どう貢献できるのか?」を書きましょう。

【業界別】エントリーシート例文7選

インターツアー登録者しか見ることができない「22年卒内定者のエントリーシート」を特別に公開します。

  • IT業界
  • Web業界
  • 人材業界
  • 不動産業界
  • メーカー業界
  • ファッション・コスメ業界
  • 食品業界

上記の企業にエントリーしようと考えている学生は非常に多いでしょう。
実際に選考を通過した例文の良いところを参考にし、自分のエントリーシートをさらに良いものにしましょう。

【IT】エントリーシート例文

【NTTデータ関西】書類選考通過者「エントリーシート例文」
当社でどのような仕事をしたいか、どのようなキャリアアップを図りたいか教えてください。400文字
私はお客様のニーズに寄り添ったソリューションを提供し、働く基盤を整える仕事がしたいです。軽音サークルでの指導経験や、働き方改革の研究から、DXを進めて誰もが活躍できる社会の実現を目指しています。 貴社は地域に根差したビジネスで、NTTグループの信頼からお客様と長期的な信頼関係を構築していけると考えました。私の強みである信頼関係構築力、向上心を活かし、自身を育ててくれた関西の人々のDXに貢献して、全国に広められるような事業に取り組み、発信していきたいです。 その過程で相手の立場になって考え、新たな価値や仕組みを提供できるエンジニアになりたいです。私の強みを活かし、下流工程で技術力を高め、IT情報に対してアンテナを広く張り、上流工程でお客様と信頼関係を築いていけると考えています。 将来的には、PMとしてチームメンバーの意見にも寄り添い、チームで成果をあげ、貴社に貢献したいです。

【Web】エントリーシート例文

【サイバーエージェント】書類選考通過者「エントリーシート例文」
あなたのビジョンとその理由(200字以上300字以内)
ビジョンは「個人が発信する有益な情報が必要とする人に届けられる環境の実現」だ。私は現在、中国の日本語学習者向けに、日本語に関する動画コンテンツを制作し中国のプラットフォームで配信している。その際に、中国の方から「私も日本人向けに中国のトレンドや、中国語について動画配信をしたいけれど、日本人がよく使うインスタはフォロワーが多くないと、いいねすら来ない」という相談を受けた。中国人が発信するトレンドや中国語情報は需要があるにも関わらず、仕組み上それが難しくなっている現状を打破したいと考えるようになった。著名ではない個人が発信する情報でも、有益な情報なら平等に評価されるシステムを日本で作りたいと感じた。

【人材】エントリーシート例文

【Dip】書類選考通過者「エントリーシート例文」
ガクチカ
ダンスサークルの運営に注力した。理念が新しい趣味との出会いの場だがダンス経験ない部員から活動に参加しにくいと声があった。折角入部したのに残念な思いの人が居る状況が嫌で、参加しやすい環境をつくるためダンス教室を提案した。だが知識面で私では力不足であり先輩や同期に協力を求め、結果力を借りることができた。またスライド作成やアンケート調査など行った。結果開催後の評判は良くダンスに興味を持てたと直接感謝の声を多くもらうことができた。また普段の活動への参加人数が平均21/132人から41/132人まで増えた。この経験から個人でも主体的に働きかけることで組織によい影響を与えられると学んだ。今後も個人や組織の課題に対し主体的に取り組む。

【不動産】エントリーシート例文

三井不動産書類選考通過者「エントリーシート例文」
取組んだ活動
ダンスサークルの運営で参加人数を増やした。

その活動について
毎回の参加率が全体の16%と低く、この状況を変えたかった。私はリピート率向上と潜在部員の参加を促すため、活動後にご飯会を開き既存部員と親睦を深める機会を作りました。また「ダンス教室」を行い、ダンス経験がなくても参加しやすく部員との交流を深める機会を作りました。その結果参加率を31%まで上げることができた。

その活動から得られたこと
課題解決への行動力と粘り強さを得ました。 最初ダンス教室の参加率が悪く日々悩んでいた。そこで他の運営メンバーに次のダンス教室での内容や改善点を聞いた。また広報に宣伝を手伝ってくれるよう呼びかけもおこなった。最初なかなか成果が出なかったが1年間試行錯誤して得た経験と粘り強さは今後とも活かしていきたい。

【メーカー】エントリーシート例文

【日鉄エンジニアリング】書類選考通過者「エントリーシート例文」
ご自身の特徴や長所を教えてください 100字
私の長所は「目標達成力」である。いかなる環境であっても目標のために邁進して、達成させます。根拠を考え動くのではなく、まず目標を立て、それに向かうことで成長できると考えている。

ご自身の短所を教えてください。100文字以下
私の短所は「せっかち」なところです。早さを求めるあまり、他人にまでに迫ってしまうことがあります。他者の立場になって考え、焦らず期限までに終わらすゆとりを持つように取り組んでいる。

【ファッション・コスメ】エントリーシート例文

【マリークヮントコスメチック】書類選考通過者「エントリーシート例文」
あなたの思う『接客販売』の魅力はなんですか
50文字以上250文字以下
接客販売の一番の魅力は、お客様に直接関わることができるところです。お客様の悩みなど声を聞き、個々に合う提案ができます。お客様一人ひとりと向き合うことができ、直接、感謝の言葉を聞くことができる接客以上に嬉しいことはないと考えます。私はインターンの経験から人の笑顔や喜びを見ることができた時に最も幸福度が高いとわかりました。「ありがとう」は最大級の褒め言葉であり、仕事のやる気に直結します。お客様に直接関わることが、私自身の幸せにも繋がると考えています。

【食品業界】エントリーシート例文

【プリマハム】書類選考通過者「エントリーシート例文」
プリマハムに入社して、どんなことをしてみたいですか。(どんなことができると思いますか)(全角300文字以内)
私は人々の生活に密接に関わりたいと言う軸があり、毎日欠かすことのできない食を通して、人々に「笑顔」と「おいしい」を提供することができる食品メーカーを志望しています。 その中で御社を志望する理由は、経営理念にある「商品と品質はプリマの命」の通り、品質管理に長けた御社でこそ、お客様に安心安全で、ロングセラー商品を含む、魅力溢れる商品を提供している点に魅力を感じたからです。 また、食肉事業では、VISION2030という目標を掲げており、会社内で目標に向かって挑戦する環境が整っていると考えます。このような環境で約17年間サッカーを通して培った、挑戦心や最後までやり遂げる力を発揮し、御社を通して世の中の人々の食に貢献したいと思い、御社を志望しております。

各業界の「志望動機」の書類選考通過エントリーシートをチェックしたい人は「【例文付き】受かる志望動機の法則とは?就活のプロが徹底解説」を参考にしてください。

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書類選考突破の1番の秘訣は「過去のエントリーシートを参考にする」ことです。
丸パクリはNGですが、自分の状況と照らし合わせ良い部分だけを抽出し、オリジナルのエントリーシートを作成してみてください。

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