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はじめに
皆さんどうも、最近人工パーマをやめたおジョーです。
皆さん、就活の企業選びの軸は決まっていますか?
企業選びの軸とは、「企業を選ぶ基準」のこと。
例えば、その企業に長く勤めたい就活生の企業選びの軸には……
・社員の平均勤続年数10年以上の企業
・設立50年以上で安定性としっかりとした経営基盤がある企業
というようなものがあります。
企業選びの軸を上手く定められないと、就活が失敗(入社後のミスマッチ)してしまう可能性も。
今回の記事は企業選びの軸に焦点を当て、気をつけるべきポイントやミスマッチを防ぐための方法をご紹介していきます。
ではでは、ごゆっくり~。
企業選びの軸で気を付けるべきポイント
先ほども申し上げた通り、企業選びの軸とは、簡単に言えば「会社を選ぶ基準」。
自分の重視する条件を定めてより自分にマッチした企業選びをしよう、というのが軸を定める目的になります。
よく企業選びの基準となりやすいのが企業が提示している福利厚生や勤務時間。
魅力的に映るものは数多くありますよね。
例えば「充実した住宅手当」「社内にトレーニングジムやカフェ」などなど……。
中には完全週休3日の超ホワイト企業もあるとか!
しかし、福利厚生や勤務時間を企業選びの軸にするのは注意するべき場合があります。
……というのも、企業の経営状況や経済の変動により、福利厚生が変更されたり無くなったりしてミスマッチが起きてしまうことがたまーにあるんですね。
例えばある企業では賃貸住宅補助の年齢制限を引き下げた、などなど。
ニュースでは社員さんが「入社の理由だったのに!?」と嘆いていました。
入社後に制度を変更される可能性がある分、企業の福利厚生や労働時間など、企業に入ることで受けられる恩恵だけで企業選びをするのはちょっとリスキーかもしれません。
また、そもそもの話になってしまうのですが。
福利厚生目当てで新卒カードを切るのは、ちょっともったいないと思います。
就活ってただ働き口を見つけるだけではなく、出来れば自分の将来の目標やキャリアプランに応じた企業へ就職する方が良いと思いませんか?
もし企業の福利厚生が不十分な場合は転職だってできますよ!
ミスマッチを防ぐ企業選びの軸
僕のおススメは、自分がしたいことを実現できる「社風」や「文化」に目を向けることを企業選びの軸の1つにすることです。
例えば婚活。
気になる相手は、年齢や収入などの条件面はクリアしていて、容姿も好感が持てる。
でもその情報からは「感謝の気持ちを忘れずにありがとうと言い合えるか」「自分を大切にしてくれる相手か」などの結婚生活で一緒に気持ちよく暮らしていける人かどうかということはわかりません。
会社も同じで、いくら福利厚生や従業員手当の面では充実していても、
価値観や社員さんたちとの相性が良くなかったら働きにくいと思います。
僕の先輩には同僚と馬が合わないため転職し、業界ごと変えた方がいます。
入社後のミスマッチだったのです。
これを防ぐためにも、事業内容だけではなく社風や文化、“業界ごとの雰囲気”などを知ることは大事です。
積極的に説明会やインターンシップ、OBOG訪問などに参加して、企業とコミュニケーションを取ってみてください。
企業選びの軸を決める前にやってほしいこと
ここから先は僕の体験談なんですけれど。
選社軸を先に決めてインターンシップや説明会に参加しないのはおススメできないかも。
僕は出版業界に行くと決めて、他の業界には目もくれなかったのですけれども、今少し後悔しています。知らなかっただけであとから聞くと面白い事業や企業はわんさかありました。世界って広いんですねえ。
事業内容のイメージと実態に差があり、説明会やインターンに参加することで興味の湧くものもきっと出てくると思います。
自分の知見を広げるため、可能であれば知らない事業や企業の説明会にいってみてほしいです。
企業選びの軸を決めるのはその後でも大丈夫。じっくり、ゆーっくりと考えていきましょう。
さいごに
今回は企業選びの軸について見ていきました。
経営状況や景気など、自分の関与できないところで変化してしまう福利厚生といった「企業にしてもらえること」だけを軸とするのではなく、創業から今まで従業員の先輩方が築いてきてくれた「社風や文化」も企業選びの軸にすることがおススメです。
まずは様々な企業とコミュニケーションを取って自分の視野を広げて、それから軸を決めていっても遅くはないと思います。
たくさんインターンシップや説明会に参加して、納得のいく企業選びをできるよう一緒に頑張りましょう!
インタツアー学生編集部