こんにちは!インターンでコラムを書かせていただいているタロッコリーです。
年も明け、3月の情報解禁に向けて本格的に動きだしている就活生の方が大半だと思われます。情報解禁まで、まだ時間があるから大丈夫と考えている就活生の方も・・・そんな考えを持っていると、あっという間に時間は過ぎ、気がつけばもう時間がないそんな状況に陥りたくはないですよね?
そこで今回は就活において重要項目である自己PR についての記事を書きました。この記事を読んで、本選考が始まるまでの下準備を完璧にしていきましょう!
Table of Contents
自己PRを書く前に! 自己紹介と自己PRの違いとは?
自己PRとは、一言で言えば“自分の良さをアピールするもの”です。一見自己紹介と似ているようにも見えますが、全くの別物になります。
・自己紹介
話のきっかけ作りのための、初対面の人に対しての挨拶のことで、目的としては話をする相手に対して自分自身がどのような人間か知ってもらい、興味を持ってもらうことです。
話す内容としては
✓出身校(大学名、学部、学科)
✓名前
✓趣味や特技
✓大学で勉強していること
などが挙げられます。
・自己PR
自己PRは相手(企業)に自分を売り込むことが前提になります。今までの生活においてどんな考え方でどのように行動し、どんな結果をだし、その経験から何を学んだのか。また自分自身の強みは何か、その強みは就職した後に会社でどう活かしていくのかを企業の採用側は見ているため、“この学生はこの会社に必要な人材”と思ってもらうことが自己PRの目的となります。
自己PRは会社に必要な人材=企業が求める人物像を意識して書く必要があります。どんな素晴らしい経験や価値観を持っていたとしても、企業の求める人物像と合っていなければ、面接どころか書類選考で落とされる可能性も出てきます。
例えば、チームワークを大切にしている企業があったとします。その企業に対して、何事も周りの人に協力を仰がず、一人で物事を達成したことをアピールしたとしても、個人の成果が重視される会社からは内定はもらえるかもしれませんが、少なくともチームワークを大切にしている企業が求めている人物像とは異なってきます。
選考を通りやすくなる?PREP法を用いた自己PR
先ほどの章で述べたように、自己PR=企業の求めている人物がマッチする必要があります。その為には自分自身のことを知る且、業界や企業のことを詳しくする必要があります。なので、自己PRを作成するために、以下の2点ができているか確認して下さい。
①自己分析
自己分析は就活において核になるほど重要なものになります。自己分析をすることで自分自身の強みや弱みや価値観などがわかります。自己PRを作成をする前にこれまでにどのような経験をしてきたのかを洗い出しておきましょう!
自己分析を作成にあたっての方法としては、自分史とモチベーショングラフがオススメです。自分史は幼少期から現在までの印象に残ってきた出来事を年表にして作成します。それと併用でモチベーショングラフも作成することにより、今までの出来事に対してどんなときにどんな感情を持っていたかを書くことで、自分自身がどんなことに喜びを感じ、やりがいを持つのかがわかります。
②業界・企業研究
業界・企業研究をすることで、どのような人材が求められているか調べて把握するようにしましょう。企業側も就活生との相性を大切にしています。なので、就活生と企業の間で価値観等が離れてしまっては、内定をもらうことができない場合があります。自己分析で見つけた自分の強みが企業の求める人材と一致しているかどうかを確認していきましょう。
自己分析と業界・企業研究の準備ができた方は自己PRを作成していきましょう!
自己PRを作成するにあたって、1番やっていけないのがだらだらと経験談を書いてしまって、読んだあとに結局何が伝えたかったのかわからないということです。そんな状況を防ぐために、作成するときに活用してほしいのがPREP法です。
PREP法とは、Point(ポイント)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(ポイント)の頭文字から付けられた名称になります。
最初に文のポイントとなる結論から伝えた後に、理由や具体例を挙げて説明していきます。
① P (point:結論) 伝えることの要点
② R (reason:理由)なぜその結論になったのか
③ E (example:根拠)その根拠に至った理由の事例
④ P (point:まとめ)結論の再提示
上記のような順番で作成していきます。結論を1番最初に持ってくることで、自己PRを読む企業側に対して、具体的で説得力があるので内容がわかりやすく伝えることができます。
ここでPREP法を用いた自己PRの例を紹介していきます。
・私の長所は、「物事を投げ出さず継続すること」です。その理由として、大学の体育会アメリカンフットボール部での後輩や同期の育成にこの強みが発揮されたからです。私は小学校からの16年間アメリカンフットボールの活動をしてきました。その際に私が取り組んだことは以下2点です。私が所属しているアメリカンフットボールの部員が170名所属しておりますが、半数近くが未経験者のため基礎固めが弱いまま試合に出場し、強豪大学が相手になると負けるという課題がありました。そこで、それを解決するために、2回生から4回生の3年間、週6回ある部活の終わりのミーティングでは練習の反省を出して、その後家で反省点に対しての具体的な改善のポイントの動画をSNSでチェックして計6名の同期や後輩に毎日送りました。その結果、チームの層が厚くなり9年間勝つことができなかった強豪校に勝利をすることができました。こうした経験を元に、私には、物事を投げ出さず継続する力があるものと自負しています。
このように結論から述べるようにしましょう。まず何について話すのかなどを含め、結果から述べることにより、見る側・聞く側も整理がしやすくなります。日頃誰かに何かを説明する際も同じように使えるため、意識して使っていくのがオススメです。
気を付けろ!就活生が陥りやすい自己PRの落とし穴とは?
自己PRをしっかりPREP法で作成して企業にESを提出しても、落ちてしまう・・・そんな経験をしている方は就活生が陥りやすい落とし穴にはまっているのかも知れません。
1回自分自身の自己PRを見直してみてください。
就活支援サイトに載っている内定者のESと似たような内容になっていませんか?
その企業を志望する学生はもちろんあなただけではありません。
おそらく、多くの学生が応募していることでしょう。多ければ何100人もの学生があなたと同じ企業を受けています。そんな状況で、周りの学生があなたと同じように就活支援サイトに載っている内定者のESを参考にして書き方をまねしていたら読む側である、企業は同じようなESを見ることになりますよね?
一度人事の立場になって考えてみてみましょう。
何10人、何100人と同じような話を聞かされるのは大変つらいことかと思われます。
そこで大事になってくるのが周りとの差別化になってきます。
どう差別化すればよいのかについては他の人と似た表現にならないように、自分の言葉で言うときに根拠を添えて具体的に説明することです。
就活でよく学生が自己PRで使用する(リーダーシップと行動力)を例に挙げて差別化の説明していきます。
①リーダーシップ
自己PRで「私にはリーダーシップがあります。」と一言で伝えてしまうのはおススメしません。
なぜなら、一言でリーダーシップと言っても、リーダーシップにも種類はいくつか挙げられます。例えばグループや団体を前に立って引っ張って統率をはかってくリーダーもいれば、周りの人達の意見を聞きながらグループを動かしていくリーダーもいます。
リーダーシップの一つをとっても、自分の得意な分野であったり、根拠を付け加えることで、周りと差別化することができたオリジナルの自己PRが作成できます。
②行動力
会社に入って自ら主体的に行動を起こし仕事をつくらなければ、成果はあげられません。なので、「行動力」は様々な企業にも響く魅力的なPRポイントになります。
「行動力」をアピールする就活生は非常に多くいます。先ほど挙げた「リーダーシップ」の例と同様で、ただ行動力だけをアピールしたとしても、多くの学生の中に埋もれてしまいます。
行動力も同様に様々な種類があります。その行動力は、リスクを省みず果敢にチャレンジする行動力なのか周りを巻き込んで大きな目標を成し遂げる行動力なのかどれなのかを伝えるのかが大切になってきます。
また、一概に「リーダーシップ」や「行動力」と伝えても抽象的すぎるので、より具体的な行動を示す表現(キャッチフレーズ)を使用しましょう。
的確なキャッチフレーズがあれば、他の学生よりも、ずっと印象に残りやすい自己PRがつくることができます。
分かりやすいことは大前提として、自分の長所である行動力を志望した企業の人に一言で売り込めるようなキャッチフレーズにするのがおススメです。
例えば、自分自身のリーダーシップをアピールしたいときに使えるキャッチフレーズは、「みんなを導く灯台」であったり、「チームの守護神」だとかでしょうか。
しっかり自分のアピールポイントがナンなのかを見つけ、シンプルに伝わるキャッチコピーを作成しましょう!
まとめ
自己PRを作成する際のポイントをまとめました。
・自己分析を行う まだ自己分析ができていない人は下記のURLから自己分析の記事に飛べます
↓
・企業分析を行う まだ企業分析ができていない人は下記のURLから自己分析の記事に飛べます
↓
・PREP法を用いて自己PRを作成
①自分自身のアピールポイントの具体的な根拠を付け加える
②内定者が書いていたESは確認する程度に。書き方をまねするのはNG
③具体的な行動を示す表現(キャッチフレーズ)を使用する
自己PRを作成し終えた・・・安心するのはまだ早いです。
就活における自己PRの作成はほんの一部です。3月の就活情報解禁にむけて、皆さんが就活をしていく上でやることのリストを作成しました。是非ご活用ください。
✓説明会に参加
✓履歴書の作成
✓志望動機
✓面接の対策
✓スーツや持ち物を揃える
✓証明写真も用意
✓自己分析は継続して行う
✓試験対策
ざっと挙げられるのはこれぐらいになります。人によってやることは変わってくるので、自分自身でやることリストを作成して3月に向けて行動を起こしていきましょう!
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