
そろそろ就職活動に向けて準備をしなくちゃいけないけれど、いったい何から準備していけばいいのかまったくわからない…そんな焦りを感じてネットで検索してみても、準備しなくちゃいけないことが多くて頭がパニックになりかけていませんか?
就職活動はこれからの長い人生を送る上で、一つの方向性を決める大事なこと。だからこそ事前準備必ずやるべきことですが、あたふたしている状態ではできることもできなくなってしまうでしょう。まずは一旦冷静になって、準備するべきことを順序立てて進めていくことが必要です。そこで今回、就職活動に向けて何から準備をスタートするべきかを紹介しながら、準備に向けた作業をサポートする様々なツールやサービスを紹介していきます。
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そもそも就職活動って何をすること?
極めて基本的なことではありますが、まずは就職活動とはいったい何を行うものなのか、そこをしっかりと認識することから準備を始めましょう。
就職活動とは一般的に大学からの卒業予定者などが、法人企業や団体、官公庁や地方自治体などから”雇用を受ける”目的を果たすために行う活動全体を称する言葉です。具体的には、以下に挙げる一連の流れが就職活動のフローとなります。
『企業・業界研究』
『自己分析』
『企業説明会への参加』
『インターンシップによる仕事体験』
『OB・OG訪問』
『履歴書やエントリーシートの提出』
『採用面接・筆記試験』
『内定獲得』
ザッと挙げただけでも、就職活動でやらなければならないことはたくさんありますし、それぞれに対しての準備も必要です。面倒くさいと思う気持ちも出てくるでしょうが、実は最初に行う準備さえしっかりできていれば問題ないのです!
就活準備を行う上で最初にやるべきことは?
では、最初に何から準備を始めればいいのでしょうか。先の項目で就職活動の目的は”雇用を受ける”ことと紹介しましたので、まずは『どんな仕事がしたいか』『どんな業界や会社に勤めたいか』をある程度ハッキリさせることから始めましょう。それぞれの答えを導き出すためにも、まずは自分のことを知り、そして業界や企業のことを知ることが必要となります。
自分を知ること
いわゆる『自己分析』のことで、自分の強み・弱みは何か、どんなシチュエーションの時にモチベーションを発揮できるか、そもそも何をやりたいのかを把握します。これがわかると、仕事や企業などに対する適性の有無が見えてくるようになります。また、自分自身について深く理解ができていると、エントリーシートの作成や面接での受け答えもスムーズにできるようになります。
業界や企業を知ること
自分のことを理解できたなら次に『業界・企業研究』を行い、業界や企業について調べていく必要があります。就職活動を行う上で志望先を決めるのは当然やるべきことですが、その業界や企業が自分のやりたいこととマッチしているか、自分の強みを発揮できる環境があるかを調べることで、ある程度の方向性が決まっていきます。ちなみにすでに憧れている・就職したい業界や企業があるならば、自己分析の前に業界・企業研究を行っても構いません。

就職活動を進める上で必要な考え方とは?
事前準備として自己分析や業界・企業研究の必要性について理解できたら、次に行いたいのが『就職活動の軸を決める』ことです。採用する企業側に様々な選考条件があるように、就活生にも企業に対して譲れること・譲れないことがあるはずです。自分自身の条件をある程度把握し、軸とすることができればエントリーから内定までの可否を判断することが可能になります。そこでどのような考え方で軸を決めたらいいかについて紹介していきます。
将来のキャリアプランを考える
『10年20年先のことなんて考えられないよ』という意見もあるでしょうが、ここでいうキャリアプランはハッキリとした目標でなくても構いません。これから社会人としての自分がどのような存在になっていきたいか、どのようなポジションで活躍していきたいかなど、自分自身の成長イメージを描くこととなります。
働き方に対する価値観を明確にする
業界・企業研究を進めていくと、それぞれの環境によって勤務時間や休日休暇、報酬など様々な条件が異なることがわかってきます。その上で『好きな仕事なら多少の時間を犠牲にしてもいい』『余暇も楽しみたいから残業の有無や休日数にはこだわりたい』『とにかく目一杯稼ぎたいから能力主義の会社がいい』などの価値観をハッキリさせることで、自分とマッチする風土や文化をある程度見極めることができます。
友人や大人の意見に惑わされない
就職活動の軸を持つ上で、もっとも大事なことは『他人に振りまわされない』こと。就職活動を行っていると、親切心から様々なアドバイスが寄せられることもあります。もちろん意見やアドバイスを参考にすること自体には問題ありませんが、それに流されるようなことがあっては軸を決めた意味がなくなります。また、周囲に振りまわされることで自分を見失い、就職活動の不調を他人のせいにするという悪循環も生じます。原則、軸をブラさないことを心がけましょう。
就活準備に便利なツールやサービスを紹介!
とはいえ、何事も準備を行うことには時間と手間がかかります。就職活動はこれまで経験したことのない様々な出来事と遭遇する機会も多くなるので、準備に対する時間と手間は余計にかかってしまいがちです。そこで就活準備の負担を軽減させるツールやサービスをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
適性診断MATCH plus
日本エス・エイチ・エルが開発したキャリアデザインツールで、今の自分が知れる自己分析やこれから進んでいく方向を考える際に多角的な情報収集を可能にします。これまでも300万人以上の就活生が活用し、信頼できるツールの一つとして知られています。
マイナビ/リクナビ/キャリタス就活
企業へエントリーする際に登録する就活サイトには企業研究を行う際、事業内容や採用条件などの役に立てる情報が豊富に掲載されています。事業の特徴や業界におけるポジションなどを知る上で、掲載されている記事はかなり参考にできるはずです。
お願い!他己分析
マイナビの就活サイトで行っている自己分析支援サービスで、LINEやSNSでつながっている友だちに直接自分の長所や短所などを聞ける分析ツールです。就活サイト内のサービスですから、企業研究と併せて行うと効率のよう就職活動ができるでしょう。
リクナビ自己分析ツール
リクルートの就活サイト「リクナビ」で提供するサービスで、性格から適職、企業選びの傾向分析などを行ってくれる自己分析ツールです。自己分析においてかなり細かな視点で情報が得られるので、マッチング対策にも有効的といえるでしょう。
就活会議/OpenWork/エンゲージ
求人情報も掲載されているWebサイトですが、同時に口コミ情報も紹介。選考状況や面接で聞かれたことなど就活生からの生の声、または実際に働いている・働いていた社員からの評価が記載されています。かなり生々しい声もありますので、業界・企業研究を行う上で重要となる情報が得られます。一部サービスでは有料のものもあるので、よく考えて利用するかどうかを決めましょう。
ニュースアプリ/ニュースサイト
日本経済新聞やスマートニュース、NewsPicsに代表されるアプリやWebサービスは、業界・企業研究を行う際のトレンド情報が豊富です。社会人になる上で社会情勢などを知ることは当然の振る舞いとなるので、就活準備の段階から慣れ親しんでおくと良いでしょう。

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