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メガバンクはどこも同じだと思ってない?三井住友銀行(SMBC)の特徴はダイナミック×グローバルな挑戦フィールド、金融×非金融で広がる新しいビジネス

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三井住友銀行 新卒採用

「最高の信頼を通じて、お客さま・社会とともに発展するグローバルソリューションプロバイダー」というグループビジョンを掲げる SMBC グループ。約 250 兆円という、日本企業では第 3 位の総資産額を誇る超有名メガバンクですが、そもそも三井住友銀行(以下、SMBC)とはどんなビジネスを展開している企業なのか、そしてメンバーには何が求められるのか。誰もが知る有名企業でありながら、実は知られていない部分もたくさんあります。

そこで今回は SMBC 人事部 部長代理の陶久さんをお招きし「メガバンクはどこも同じと思ってない?」というテーマで SMBC のビジネスやその魅力について熱く語っていただきました。

SMBC三井住友銀行 新卒 採用

SMBC の魅力とは?

H・N本日はどうぞよろしくお願いいたします。さっそくですが、陶久さんは「SMBC の魅力」とは何だとお考えですか?

陶久さん:「伝統」と「革新」のバランス、あるいは「盤石な基盤」と「挑戦」のバランスではないでしょうか。SMBC のアセットは膨大で、伝統、そして培ってきた信頼はあつく、きわめて盤石な基盤を持つ会社です。しかし、そういった会社としては意外なほど自由な社風で、挑戦的なカルチャーが確実に存在しているところが、SMBC の最大の魅力であり強みであると思います。

H・N:なぜ革新的で自由な社風になっているのでしょうか?また、例えばどんなときにその社風を感じますか?

陶久さん:ご存知の方も多いかもしれませんが、 SMBC はメガバンクの中では人数が少ない組織です。

そして少ない人数で最大限のアウトプットを追求するには、「価値のあることに集中する、無駄なものはどんどん削ぎ落とす」「他社が踏み込んでいない新たなフィールドに挑戦する」など、プロフェッショナルで挑戦的なスピリットが必須です。

そういった組織の特徴から、SMBC には自然と革新的で自由なカルチャーが根付いているのではないでしょうか。社風を感じる瞬間はたくさんありますが、例えば大規模案件などの場合は他の金融機関と一緒にプロジェクトに参加するケースがあります。その会議にて他行さんは 40~50代のベテランがいらっしゃる場合が多いのですが、SMBC では私ぐらいかそれよりも若い年齢、つまり 20~30 代が主担当として出席する場合が多いのです。

社内にいると当たり前でも、外部と接したとき、「SMBC は若手でも関係なく、意志のある人にはどんどん挑戦させてくれるカルチャーが根付いているのだな」と感じますね。

三井住友銀行 採用
オンラインでインタビューさせていただきました

H・N「伝統」と「革新」のバランスという、SMBC の魅力が理解できました。一方で「課題」もあるのではと推測しますが、今抱えてらっしゃる課題はどんなものでしょうか?また、どのように解決しようとしていますか?

陶久さん:SMBC を取り巻く環境は日々変化しているので、課題も次々と生まれますよ。課題というか、今より注力していかなくては考えていることのひとつは欧米での「大企業取引」です。

SMBC は日本国内はもちろんアジアでも非常に知名度が高く、また欧米においてもプロジェクトファイナンスなど特定の分野では世界トップクラスの存在です。

一方、欧米での「大企業取引」については現状「拡大中」のフェーズなので、どんな国のどんな企業からもファーストコールバンクとしてお声がかかるよう、存在感をより高めていかなければと思います。

そのためには、よりグローバルな視点をもった人材、例えば海外で挑戦したいという意志をもった方や、海外採用の仲間も多く迎えています。

そしてグループ全員の力を結集し、グローバルバンクとしてボーダーレスに挑戦していきたいと思っています。

H・N新卒採用の面でも、そういった学生を求めていらっしゃいますか?

陶久さん:そうですね。近年は国内・海外問わず、お客さまのビジネスが日本国内だけで完結する事例が少なくなってきています。そのため、グローバルな視野を持った方も大歓迎です。

SMBC のグローバル戦略は?

N・N:グローバルソリューションプロバイダーである SMBC の「グローバル戦略」ついて、ぜひ教えてください。

陶久さん:先ほどの話とやや重複しますが、現在、SMBC の収益の約半分は海外でのものとなっています。今後グローバルでのプレゼンスをより高めていく中で、この割合がさらに高まるかもしれません。

グローバルでのプレゼンスを高めるための作戦は多くありますが、ひとつは、先ほども触れた欧米での大企業取引の強化です。また、「アジアでのマルチフランチャイズ戦略」も強く推進しています。第二、第三の SMBC をアジアで作っていくというビジネスで、例えばインドネシアなどで進んでいます。

日本で街を歩けば SMBC の支店や ATM がたくさんありますし、テレビ CM もやっていますので、使ってくださっているかどうかはさておき、SMBC は「みんなが知ってる銀行」というポジションにあるかと思います。

しかし世界では、銀行口座やクレジットカードを持っていない方、「金融」が身近なところにない方もまだまだたくさんいらっしゃいます。そういったフィールドで、存在感を発揮できる「第二、第三の SMBC」を作っていくという戦略です。

そのほか、SMBC はプロジェクトファイナンスの分野でもグローバルで大きな存在感を発揮していて、「Global bank of the year」を過去複数回受賞するなど世界トップレベルの実力を持っています。そういった強みも引き続き伸ばしていきたいですね。

N・N:そのような発展途上の市場を開拓していくビジネスと、日本のような成熟した市場をさらに発展させていくビジネスとでは、仕事の進め方ややりがいは、異なりますか?

陶久さん:どちらのケースでも「金融ソリューションをお届けしてお客さま・社会を発展させる」という点では、ビジネスの面でもやりがいの面でも同じです。その中で、市場によって提供すべきソリューションは異なりますね。

例えば日本市場であれば、ほぼ全員がすでに銀行口座を持っていて、銀行以外にも便利な金融サービスが多様に存在しています。そういった状況下で「SMBC のサービスを使っていただくには?」を念頭に、より洗練されたサービスを考えていくのも、ビジネスとして非常に面白いものですし、やりがいを感じられる一方で、例えば金融サービス事業が浸透しきっていないフィールドにおいて、まずは現地法人の立ち上げから……というケースでは、また違うダイナミズムが感じられると思います。

どちらも根本は同じなのですが、「どちらが自分にとってよりワクワクするか?」という点は人によって変わると思います。

N・N:グローバルソリューションプロバイダーである SMBC だからこそ届けることができる「グローバルな視点に基づくソリューション」とは、例えばどんなものなのでしょうか? 陶久さん、あるいは周囲の方などが実際に経験された事例を教えてください

陶久さん:例えば、私の後輩が担当していた日本のお客さまは、素晴らしい技術をお持ちだったのですが、後継者不足や取引先の減少などにより、事業をたたまれることを検討されていました。しかし担当者は、それをあまりにももったいないと感じ、「なんとかしたい!」と行動しました。

具体的には、日本国内だけでなくグローバル規模でその技術を欲している企業を探し出し、最終的にはイタリアの企業と引き合わせ、M&A につなげたのです。

これは、世界中にネットワークを持っている SMBC だからこそ実現できた素晴らしい価値創造だったと思います。貴重な技術が保たれましたし、その技術が海を越え、より良いサービスが生まれたことで、社会や消費者に対しても大きなインパクトを与えることができました。

N・N:陶久さんの後輩のエピソードなんですね。お話を聞いていて、SMBC は若手でも裁量を持って働ける企業だと感じましたが、入行1~3年目ぐらいの行員は、具体的にはどんな仕事を任せてもらえるのでしょうか?

陶久さん:SMBC には多種多様な仕事があり、営業担当もいれば、リスクアナリストやIT・デジタルの専門家などもいますので、具体的な業務内容は人それぞれです。

一般的にイメージしやすい法人のお客さまの担当を例にすると、1年目は勉強の期間です。座学と OJT を組み合わせて、法人の担当とは?を学んでいきます。OJT では、先輩がお客さまとディスカッションする場に同席したり、資料作成を手伝ったりしますね。1年目の終わりから2年目のはじめ頃には、自分のお客さまを担当することが多くなります。

私の場合は2年目の4月に自身のお客さまを持ちました。担当社数は規模にもよりますが、20 社ほど担当する人が多いのではないでしょうか。担当を持つと、そのお客さまに対するコンサルティング&ソリューション提供は基本的にすべて自分が窓口になります。もちろん、実際のソリューションを考え提供するまでには、上司や行内にいるたくさんの専門家と相談しますが、「担当」は自分1人です。お客さまとの会話や1つ1つの情報を通じて、自らお客さまのニーズと課題を探り、最適なソリューションを探していくのです。

2年目でも関係なく、自分のコミットメント次第で大きなビジネスにつながることもあるので、とてもやりがいがあります。

未来の SMBC を創る人材に期待することは?

N・K:SMBC で働く人材には、どんな資質を期待されていますか?

陶久さん:SMBC は2年ほど前に「SMBC 人財ポリシー」を策定しました。その中で、「会社が従業員に求めるもの」を定義しているのですが、これが今後 SMBC に参加する方にも求める資質といえるのではないでしょうか。具体的には、「挑戦」「チームワーク」「プロフェッショナル」という 3 つです。

N・K:3 つの言葉のなかで「プロフェッショナル」というのは、「何か一つの分野で尖っている」ということでしょうか? それとも「さまざまな分野に知見がある」ということなのでしょうか?

陶久さん:いいご質問ですね! 「プロフェッショナル」というと、例えば「金融にすごく詳しくなくちゃいけないのだろうか?」と思う人もいると思いますが、ここでいう「プロフェッショナル」は「プロフェッショナル的なマインド」だとお考えください。

例えば学生さんなら、アルバイトでも学業でもサークルでも、自分が任された役割に対して「みんなの期待に応えよう」「みんなの期待を超えるぐらい頑張ろう」と思えるかどうかです。そういった「こだわる力」が、ゆくゆくはプロフェッショナルとしての誇りや矜持につながっていくのだと思います。

N・K:海外での事業展開に参画したい場合、語学力は当然として、それ以外に必要な力や知識にはどんなものがあるでしょうか

陶久さん:特に、「挑戦」と「チームワーク」でしょうか。海外は文化や法律など色々なことが想像以上に日本とは異なります。そのため、自分が慣れ親しんでいない環境でも常に前向きに新しい価値を生み出そうとする「挑戦」や、自分とは違うタイプの人とも協力しながら仕事を進められる「チームワーク」は、非常に重要です。

―― 今日のインタビューが始まる前は、恥ずかしながら「メガバンクはどこも(だいたい)同じ」と思っていた私ですが、陶久さんのお話を通じて、SMBCはまさにお金というよりも「ソリューション」を世界に届ける企業であり、そこでは多くの若い世代のメンバーが意思をもって挑戦されていることが伝わってまいりました。

日本をリードするメガバンクの中でも、SMBCが特に大きな存在感を発揮している理由を理解できた気がします。今後、金融業界への就活を考えている方はぜひSMBCに注目していただきたいです。

本日は誠にありがとうございました!

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