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就活生必見!『鉄板Webテスト4種類』の内容や対策方法を公開

「Webテストってどんな対策をすればいいの?」「どんな内容が出るの?」と悩んでいませんか?

Webテストについて色々調べてみても、実際に自分が受ける企業の場合、どのテストを対策すればいいかわからず、悩んでしまいますよね。

しかし、なんとなくで対策をすると、対策していないテストが出題されたり、思うように点数が取なかったりする恐れがあります。

そこで本記事では、「多くの企業で導入されている主要Webテスト4種類の対策法」や「Webテストを受ける際の注意点」について詳しく解説します。

すぐに始められるWebテスト対策の方法を知り、内定を勝ち取りましょう!

Webテストとは?

Webテストとは、多くの企業で導入されている「適性検査」のことを言います。適性検査には様々な種類があり、試験会場で受験するタイプや、自宅のパソコンからWeb上で受験するタイプがあり、後者の適性検査を「Webテスト」と呼びます。

マイナビが行った「2022年卒 企業新卒採用予定調査」によると、Webテストを実施している企業は2142社中48.4%でした。企業規模の内訳は、「上場企業462社、73.6%」「非上場企業1680社、41.8%」が実施しています。
全体の約5割がWebテストを実施しており、上場企業は約7割以上と非常に高い割合であることがわかりました。

Webテストには大きく分けて「能力検査」「性格検査」の2種類があり、以下のような目的で行われます。

能力検査を行う理由  

・受験者の論理的思考力を測るため
・頭の回転の速さ=地頭の良さを把握するため
・多くの受験者を絞り込むため=成績上位者が本選考へ進める
性格検査を行う理由  

・受験者の性格や人となりを把握するため
・自社の社風と受験者の性格がマッチしているかを確認するため
・仕事への取り組み方や考え方を把握するため

Webテストは、受験者の知識量を測るものではなく、現時点でのポテンシャルを測るために行われます。

主要Webテストの種類・特徴

Webテストは豊富な種類があり、企業によって出題されるテストは異なります。

IT・エンジニアなどの技術職や人事や労務といった総合職など、職種の違いによって問題形式を変えたり、企業独自のWebテストを実施したりすることもあります。

Webテストの中でも、特にメジャーと言わているのが以下の4種類です。

それぞれの特徴や具体的な内容をみていきましょう。

SPI

「SPI」とは、「リクルートマネジメントソリューションズ」が開発、提供している適性検査で、最も広く普及しており、多くの企業が導入しています。

SPIの検査項目は「能力検査」と「性格検査」の2つに分かれており、その中から分野ごとに細かく分類されます。

多くの企業で出題されるのは「言語分野」と「非言語分野」で、企業によっては「英語」「構造的把握力」が出題される場合があります。

玉手箱

玉手箱は、「日本エス・エイチ・エル」が販売している適性検査で、以下4種類の問題が出題されます。 

玉手箱で出題される問題
【計数理解テスト】
・四則逆算
・図表の読み取り
・表の空欄の推測
【言語理解テスト】
・GAB形式(論理的読解)
・IMAGES形式(趣旨判定)
・論旨把握
【英語テスト】
・GAB形式(論理的読解)
・IMAGES形式(長文読解)
【性格テスト】
・日常の行動、考え方、性格などの設問に回答する

「計数理解テスト」では、計算式の空欄を埋める問題や、図表の読み取り問題などが出題されます。
「言語理解テスト」「英語テスト」では、文章を読解問題や、文章の正誤を選ぶ問題などが出題されます。
「性格テスト」は、問題の答えを導き出すのではなく、質問に1つずつ答えていく形式になっています。

同じ玉手箱という名前のWebテストでも出題形式が異なり、全ての企業が同じ問題が出るとは限りません。

CAB・GAB

CAB・GABは、「日本エス・エイチ・エル」が販売している適性検査で、紙を使いテストを受けるパターンと、Webを使ってテストを受けるパターンがあり、それぞれ問題の内容や制限時間が異なります。CAB・GABの違いは以下の通りです。

CABで出題される問題
・【暗号】図形が変化する法則を導き出しす
・【暗算】基本的な四則演算で5つの選択肢から答えを選んで回答する
・【法則性】図表の形、向き、位置、数が変化する法則性を導き出す
・【命令表】命令表の指示に従い、最終的に完成する図形を導き出す
・【性格適性検査】
GABで出題される問題
・【言語理解】長文を読み、設問に回答する
・【計数理解】図表の数値を読み取り、設問に回答する
・【性格適性検査】日常の行動、考え方、性格などの設問に回答する

CABの図表問題は回答するのに慣れが必要なので、事前対策は必須と言えるでしょう。

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Webテストの対策方法

Webテストで良い結果を残すためには、対策が必要です。特に、図表を使った問題は形式が特殊なので、繰り返し問題を解いて法則性に慣れておくべきでしょう。

「対策本を読む」「問題集を繰り返し解く」といった、Webテストの効果的な対策法を3つ紹介します。

対策本を読む

Webテストの対策に関する本・書籍は多く発売されています。対策本を読むメリットは、有力企業の最新の過去問や、問題の解き方が詳しく解説されているので、Webテストについて知識がなくても1から学べる点です。

「SPI」「玉手箱」「CAB」「GAB」それぞれのおすすめ対策本を紹介します。

【SPI編】【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 これが本当のSPI3だ! 2023年度版 (本当の就職テスト)

【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 これが本当のSPI3だ! 2023年度版 (本当の就職テスト)は、SPI対策本の定番と言われており、多くの就活生に支持されてきました。

「テストセンター」「WEBテスティング」「ペーパーテスト」の種類ごとに異なる問題形式を詳しく解説しています。

数学や国語の基礎から丁寧におさらいしてくれるので、幅広い範囲の問題を対策できます。
学生の声を反映させた再現度の高い問題が掲載されているおすすめの本です。

【玉手箱編】「必勝・就職試験!【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2021年度版】

【玉手箱編】「必勝・就職試験!【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2021年度版】は、Webテストの中で1番実施されている「玉手箱」の対策本です。

実際の受験画面と同じ模擬テストで「言語」「計数」「英語」「性格テスト」全ての問題が出題されます。

より実践的に玉手箱対策したい人におすすめの本です。

【CAB・GAB編】CAB・GAB完全対策 2023年度

CAB・GAB完全対策 2023年度は、実際の就活生が行ったCAB・GAB対策や、過去問の傾向を元に、対象の年に出題される問題を予想して掲載されています。
どのWebテストも同じですが、年ごとに出題される問題は異なるため、最新の問題を把握し対策する必要があるのです。

Webテスト対策サイトを活用する

Webテスト対策は、模擬試験を無料で受験できるサイトを利用するとよいでしょう。
実践的かつ効率的に学習ができます。結果が悪かったテストを集中して受験することで、苦手分野が減り、様々な企業のWebテストに対応できます。

Webテストの模擬試験が受けられるおすすめのサイトは、以下の3つです。

Webテスト対策おすすめサイト
Study Pro
お試し!Webテスト(キャリタス)
適性検査対策 WEBテスト(マイナビ)

Webテスト対策サイトを利用することで、対策本や問題集だけではわからない、実際のテストの雰囲気や制限時間などがわかるため、より本番に近い実践的な練習ができます。

Webテストを受けるときの注意点

Webテストはインターネットを使いオンラインで受験するテストです。実際の試験会場で受験するテストと違い、事前準備は全て1人で行わなければなりません。

Webテストを受ける際の注意事項を知り、トラブルのないように備えておきましょう。

テストで使うものを準備しておく

Webテストで使うことが多いものは、以下の通りです。忘れずに準備をしましょう。

パソコンはWebテストを受ける際に必須です。電卓、辞書、ノート、筆記用具は問題を解く時の参考にしたり、考えをまとめたりするために使ってください。

Webテストの不正は絶対にNG

Webテストを受験する前に、「テストの答えを知る方法はないの?」と考える学生は多いでしょう。Webテストの答えは今の時代簡単に手に入りますし、Webテストの代行サービスなどを利用している学生も少なからず存在します。しかし、Webテストは必ず自分の力で本人が受験するようにしましょう。

Webテストの代行を依頼したとしても、テストの内容自体がわかるわけではないので、テストの結果は代行者の腕次第になってしまいます。代行者が対応しきれない問題が出題されて結果が悪いと、当然選考は通過できません。

また、お金を払ってWebテストの答えを入手しても、100%テストの答えが正しいとは限りません。しかし、Webテスト代行業者を利用する学生は少なからず存在します。

Webテスト代行が横行している現状を重く見た東京大学は、2021年7月30日に「【注意喚起】本学学生を名乗るwebテスト代行について」という警告文を掲載しています。

近年、本学学生を名乗り、就職試験等におけるwebテストにおいて、本来の受験者から金員を受け取ったうえで受験を代行している者が複数いるという報告が寄せられております。

これらの事業は、当然のことながら、本学とは一切関係ありません。

本学としては、就職試験等におけるwebテストの受験を他者に代行させることは不正行為に該当し、それを金員を受け取ったうえで受託することもまた不正行為を助長するものであり、いずれも社会通念上到底認めがたいものと考えております。

仮に本学学生が当該行為に加担している事実を確認した場合は、大学として所要の対応をいたします。
出典:「【注意喚起】本学学生を名乗るwebテスト代行について」

同じく、京都大学も2021年8月11日に「本学学生を名乗るwebテスト代行についての注意喚起」という警告文を出しています。

このようなWebテストの不正行為は、大学だけではなく企業側も対策をとっています。
ヒューマネジ社が実施した「採用担当者アンケート調査」によると、企業の採用担当者211名中、Webテストを導入していると答えた人数は79.7%でした。

多くの企業がWebテストを利用している一方で、「替え玉受験やカンニングなどの不正行為(65.9%)」や「問題・テスト内容が漏洩する(33.3%)」といった懸念点が挙がっています。

そこで同社は、AI監視型Webテスト「TG-WEB eye」を開発しました。TG-WEB eyeは、AIにより替え玉受験やカンニングなどの不正行為を検知し、その結果が採用担当者に報告されるというシステムです。

このように、TG-WEB eye等の監視システムが広がりを見せているため、不正行為をするとバレてしまいます。もちろん、不正行為をした受験者は不採用になる確率がかなり高いので、不正行為に頼らず自分の力で受験をしましょう!

受験期限に注意する

Webテストには、「受験期限」が設定されています。期限内に受験するのはもちろんですが、期限ギリギリの当日は多くの受験者が同時にテストを受験するため、非常に回線が混み合います。

「テストが重くて開けない」「受験中に回線が切れてしまった」ということがないように、遅くても期限の前日までに余裕を持って受験しましょう。

まとめ

Webテストは多くの企業が実施し、今後も対面からWebへ移行する企業も増えるでしょう。対策本や模擬テストサイトでしっかりと対策を行っていれば、怖がる必要はありません。

また、実際に内定を獲得した先輩の話を聞いたり、企業の採用担当からWebテストに関する情報を聞いたりするのも有効な対策です。

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