就活生のみなさんこんにちは!
就活シーズンもそろそろ本番に突入する寸前。早い企業では説明会やエントリー・書類選考が始まっていますね。皆さん、履歴書やES、頑張って書いていますか?
履歴書やESは自己アピールや自分を知ってもらうための大切な資料です。できれば、しっかり自己アピールしたいですよね?
今回は何を書こうか迷いがちな趣味・特技について、書き方やアピールの仕方を4つのポイントで紹介します。
趣味・特技の書き方によって、採用担当者に興味や好印象を持ってもらえるきっかけになることもあります。
コツを掴んで、採用担当者や面接官にビシっとアピール&ライバルに差をつけましょう!
Table of Contents
趣味・特技欄は何のためにある?
まず、履歴書やESは何のために提出するのか考えたことはありますか?
自分を知ってもらうため…?
自分をアピールするため…?
どちらも正解ではありますが、それだけではありません。
大多数の採用担当者が履歴書やESの趣味・特技欄を見る最初の目的は、「応募者に会いたいか、会わなくてもよいか」を決めるためです。
つまり、履歴書やESの趣味・特技欄は面接を行うかどうかの判断材料の1つであり、「応募者をふるいにかけるため」に見る項目です。
また、履歴書やESは面接でも使われます。書かれている内容を元に質問されたり、話していることの整合性を見られたりするのです。
趣味・特技はこう書くべし!
趣味・特技を書く際には書き方や、注意するポイントがあります。
<書き方>
・具体的に書く
・一言書くだけで終わらせず、理由やエピソード、目標等を書く
<注意するポイント>
・だらだらとした長い文章で書かない
・採用担当者が深堀りしやすく書く
(NG例①:シンプルすぎる)
卓球
(OK例①)
趣味:卓球
小学5年生の時に卓球を始め、現在は大学の卓球サークルに所属して3ヶ月に1回試合に参加しています。
試合に向けて工夫しながらトレーニングを積み、今年の県大会では、団体戦で20チーム中3位を獲得し、個人戦では準々決勝まで進出しました。
(NG例②:だらだらと長く書きすぎている)
私の特技は料理です。特にイタリア料理が得意で、パスタやピザを作るのが好きです。パスタはトマトソース系を作るのが得意で、ピザは海の幸を使うのが得意です。何故イタリア料理が得意かと言うと、イタリアに語学留学をしたことがあるからです。現地で食べたイタリア料理が忘れられず、何回もパスタやピザを作っているうちに料理が得意になりました。オリーブオイルや調味料にこだわりをもっていて、一味違う本格パスタやピザをよく作っており、家族や友人にも好評です。
(OK例②)
特技:イタリア料理
大学2年生の夏休みに語学留学したイタリアで食べた本場の味が忘れられず、オリーブオイルや調味料で創意工夫を凝らしてパスタやピザを作っています。
試行錯誤の結果、一味違う本格パスタやピザが作れるようになり、家族や友人にも好評です。
上記のように、NG例とOK例を比べると受ける印象が全く違うと思います。
簡潔でわかりやすく、伝わりやすい文章を書くように心がけましょう。
趣味・特技で自分をアピールしよう!
自分の趣味や特技を素直にそのまま書く人もいると思います。しかし、それだけでは勿体ない!趣味・特技で採用担当者にアピールをしない手はありません!
趣味・特技は自由に自己アピールができる絶好の項目です。
アピールする際は以下の3つのポイントに注意して書きましょう。
・企業や職種に合わせて書く
→採用担当者に興味を持ってもらうために、企業から見たら有益に思えるような趣味・特技
(例:楽器販売会社の場合…楽器の演奏やバンド活動、絶対音感等)
・自分の強みを書く
→趣味・特技を通して、自分の強みを主張
(例:他者とは違ったコミュニケーションを主張したい場合…英語等の外国語や手話等)
・アピールしたいポイントに焦点を合わせてコメントを書く
→趣味・特技を通して、志望動機や自己PR欄を補強
(例:忍耐力をアピールしたい場合…マラソンでどんなに苦しくても諦めずにゴールに向かう等)
ちょっと待った!NGな趣味・特技
趣味や特技が無かったり、正直には書けなかったりする場合もあります。その場合も空欄のままや嘘を書いてはいけません!
また、本当に趣味や特技であっても、書くべきでないものもあります。
以下の趣味・特技は履歴書やESに書くことは避けましょう。
・「特になし」
→空欄と同じです。企業に対して積極性が感じられません。
・犯罪を想起させたり、法に触れる可能性があるもの
→論外ですが、実は思いがけず法に触れる可能性がある趣味があるのも事実です。
例えば、「自動車が好きで改造をしている」となると程度によっては法に触れている可能性もあり、注意が必要です。
・パチンコや競馬等のギャンブル
→ギャンブルが悪いというわけではありませんが、企業の視点からはマイナスに映ります。
・宗教に関わるもの
→個人の信仰は自由であり難しい問題ですが、就活ではあえて書くメリットはありません。
採用担当者や面接官によっては、避けられる可能性もあります。
・政治に関わるもの
→個人的な思想は自由ですが、こちらもあえて書くメリットはありません。
採用担当者や面接官によっては、避けられる可能性もあります。
まとめ
具体的な趣味や特技が思いつかなかったり、正直には書くのが難しい場合もあると思います。でも、その場合も空欄のままや嘘を書いてはいけません!(その場合、好きなこと・褒められたことを思い出してみましょう!)
好きなこと、得意なことを話すときはみんなキラキラしています。採用担当の方も、ただ興味・思考特性だけではなく、きっとそんな姿も知りたいのだと思います。
「あなたに会ってみたい!」と思ってもらえるように、趣味や特技を履歴書やESでアピールするために、是非この4つのポイントを活用してください!
最後に一つ、履歴書・ES対策に有効な方法をお教えします。
履歴書・ESを実際に見て選考するのは企業の採用担当者ですが、採用担当者がどういった視点で学生とコミュニケーションをとっているのか知るためには、実際に話を聞いてみるのが一番です。
採用担当者や経営者と直接話ができる『インタツアー』なら、社会人の視点から様々な話を聞くこともできますし、直接「学生のどういった点を見ていますか」と尋ねることもできます。
就活中でも視野を広げられるきっかけになるので、ぜひ一度参加してみてください。先輩たちの残したビジコミ(ビジタークチコミ)も参考になりますよ。
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