こんにちは!
学生ライターのまつりなです!
そろそろ就活も本格化し、本選考を受ける企業のことも具体的に絞ってきた頃でしょうか。このタイミングですが、業界選びを見直してみませんか?やはりコロナ禍の影響で、例年とは業界の現状も変わってきています。自分の大切にしたい軸と業界の現状を改めて確認してみましょう!
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コロナ禍で採用計画はどう変わる?最新採用情報を知っておこう
本選考を受けるにあたり、志望業界は絞れているでしょうか。全国に400万社あると言われている企業から1社1社選ぶよりも、ある程度自分が興味のある・夢を叶えられる業界まで絞りこんでいくことは、当然賢明な判断です。しかし、絞りすぎもよくないです。理由は2つ。
①自分に合っていない可能性がある
「社風が合うか」の大切さは聞いたことがあるかもしれませんね。その前に業界全体に共通する雰囲気というのも重要視した方がいいです。なぜなら似たような業務を扱うため、どの会社でも仕事の進め方や物事の考え方が似てきますからね。例えば自分にはマイペースに活動することの方が性に合うと感じているのに、チームで目標を追いかけるような業界のみを選んでしまうと、選考の間もとても苦労します。自分自身を偽って選考に臨むことになってしまいますし、無事に内定を獲得して働き始めたとしても違和感を感じるでしょう。
②コロナ禍の影響で採用計画が不透明な業界がある
御存じかもしれませんが、コロナ禍で企業の採用計画は一変しています。各業界の発表しているデータを見ていきましょう。
まず全体像から見ていきます。リクルートワークス研究所によると、大学・大学院生の採用が前年より「減る」と回答した企業は11.6%で、「増える」と回答した企業(7.7%)を3.9ポイント上回ったそうです。特に飲食店・宿泊業などで採用が落ち込むとされています。また採用が増えるか減るか「わからない」と回答した企業は26.1%(21年卒は19.7%)と急増しています。今後の業績や景気への影響をを慎重に見極めるために、採用計画の決定に遅れが出ているようです。(出典:新卒採用「減」が「増」上回る コロナ影響、11年ぶり リクルート(時事通信) – Yahoo!ニュース)
業界別に見ると、観光業界の採用中止や大幅な採用の縮小が見られます。観光・旅行業界で1000人以上の採用規模であった人気企業が大幅に採用を縮小しています。
(出典:https://president.jp/articles/-/41497))
反対に、コロナから採用拡大した企業もあります。捨てる神あれば拾う神ありってやつですね。人手不足・普段の就活生の応募が少ないという問題を抱える地方企業などでは、採用を拡大していることが分かります。
(出典:https://diamond.jp/articles/-/247258?display=b)
以上のことを踏まえると、業界を1つに絞ることはとてもリスクが高いことだと思いませんか?業界は2〜3程度に視野を広げておくことが大切です。
「就活軸」を定めて業界選びをスムーズに!
業界はどうやって絞る??と考えた時に大切にすることは「就活軸」を定めることです。
そもそも就活軸とは、業界・企業選びの際の自分自身の基準のことです。要するに、背が高くて、頼り甲斐があって…というような理想の恋人の条件に似ています。ここで、笑顔が素敵な人!だけにしてしまうと、理想の1人には絞りきれません。素敵といってもいろいろありますし、見方を変えれば誰にでも当てはまってしまいますからね。そのため事業規模、社員数、業種、社風、勤務地、給与、やりがい、オフィスのきれいさ…などなど、あらゆる角度から条件となる軸を作ることをオススメします。
この就活軸、パッと思いつくのはありきたりなものになってしまい、明確に定めるのは意外と難しいです。簡単な作り方は以下の2つだと思います。
①企業情報のザッピング
??となったかもしれませんね笑。要するに、テレビのチャンネルを回すようにひたすら企業情報を見ていくことです。たくさん見ていく中で、無意識に自分自身が注目しているポイントが何か気づくと思います。オフィスの写真に目がいっていたらオフィスの綺麗さは譲れない条件になり得ます。また社員の男女比なども気になってしまったら考慮せざるを得ないでしょう。このように、自分が譲れないと思っていること、自分自身の理想を知っていくために必要な行動となります。
②気になる条件の深掘り
①で出た条件を深掘りしていきます。例えば給与面が気になった場合、なぜ給与が気になるのか、いくら以上がいいのか、残業代の扱い方はどうだと理想なのか、何に不満があるのか…などさらに深掘りすることができます。ここを詳しく掘り下げることで、自分の理想がどんどん具体化されていきます。
業界の選び方についてお話しましたが、おわかりいただけたでしょうか?ここまで講義めいてしまいましたね。次の章では、私自身が就活軸を定めるまでの歴史を解説していこうと思います。
就活”軸”体験記〜どの会社にも当てはまる軸から説得力ある軸をみつけるまで〜
ここまで講義めいてしまい、堅苦しかったかもしれません。この章では、私自身の軸の見つけ方を紹介します。自己分析にも関連があるので、ぜひ参考にしてみてください!
私自身の3年生の12月頃の私自身の就活軸は以下の5つでした。
- 人と関われる仕事
- 社会貢献性の高い仕事
- 多くの業界・業種と向き合う仕事
- なるべく大手
- 全国転勤可
①はアルバイトしている塾講師は天職だ!と感じていたので、似たような仕事を選んでやりがいを持って働きたいなと感じていたからです。
②、③はせっかく働くならたくさんの人と関わって影響与えられる仕事がしたい!と感じていましたし、④はお給料が多くて安定しているほうがいい、⑤は地元に産まれてから一度も今住んでいる地域を離れたことがないので出てみたいな、という理由でした。
そこで業種を人材・ITに絞って就活をしていました。
ただこの軸って、この2つ以外でも何にでも当てはまるんですよね。メーカーでもさまざな業種の取引先との打ち合わせはあります。その中で人とも関われ、社会貢献の仕方もさまざまです。
そこから、軸の中でも優先順位をつけていくことが大切だと感じました。私の中では①の人と関われることは1番譲れなかったのですが、どういう関わり方がいいのかを考えた結果、1人1人と向き合えることを重要視し、人材業界やIT業界への志望度を高めていきました。
インタツアーも活用しながらブレない就活軸をつくろう
以上のように、コロナ禍で就活情勢の先行きは不透明であることから、業界の視野を広げていくことが大切です。そのためには自分自身の就活軸にあった業界・企業研究が必要になってきますね。そこでおススメなのはインタツアーの活用です。インタツアーでは業界問わずさまざまな企業の方と対話することができます。この時に自分自身が興味をもったポイントを突き詰めていくことができるのです。さらに自分の就活軸にあった企業を見つけるチャンスにもなります。
いかがでしたか?コロナ禍で例年とは違った就活事情になっています。まだまだ先も見えず不安でいっぱいだと思われます。だからこそ、自分にしかない就活軸を定めることで希望通りの就活ができると思います。上手く企業をを見つけられなくとも、就活軸からキャリアセンターなどから企業を紹介してくれることもあります。まずは様々な企業を見ること、日々自己分析を続けていくことで自分の将来像が浮かんできます。就活本番頑張ってください!!
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