正社員で事務職の仕事を探してみたものの、総合職の募集ばかりで希望職種を変えざるをえなくなっている学生さんに、正社員なのに事務職ができる新しい働き方の選択肢を紹介します。
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適性に合った仕事と安定雇用が期待できる「常用型派遣」
希望する事務職の仕事に正社員として内定を獲得したい人にあまり知られていない「常用型派遣」。派遣というと様々なイメージを描く学生さんもいるでしょうが、ここでは常用型派遣の特徴を紹介することで、安心して就業できる仕組みや一般派遣（登録型派遣）との違いを説明します。
正社員としての地位が保証される
一般派遣は派遣会社に登録しているだけですので、就業することで給与が発生します。常用型派遣は派遣元の会社に正社員として雇用されるので、毎月の給与はもちろん、社会保険、有休などの福利厚生も保証されます。契約満了や景気悪化に伴う派遣切りなどのリスクもなく、安定的に心配なく働きたい学生さんにピッタリです。
新人教育もしっかり受けられる
一般派遣でもスキルが習得できる研修もありますが、もともと経験やスキルを活かして働きたい人向けの働き方なので、有料かつ希望者のみに適用されるケースがほとんど。その点、常用型派遣は新卒の受け入れを積極的に行っている会社も多く、ビジネスマナーから実習まで新人研修が充実、もちろん無料で受けられるので安心です。
職場内でのトラブルが少ない
常用型派遣はスタッフに必ず派遣元のコーディネーターが伴走するので、仕事や派遣先企業に対して随時相談ができます。万が一、派遣先企業との間でトラブルが発生した場合も、担当コーディネーターが必ず間に入って調整・交渉してくれます。どうしても合わない場合も、別の職場や仕事を案内をしてくれます。
常用型派遣はこんな人にオススメ！
就職活動を行う際、常用型派遣を選択することで希望の働き方ができるタイプの学生さんをいくつか紹介します。もしもこのタイプに当てはまるのであれば、常用型派遣を検討することをオススメします。
第一志望の職種で内定を取りたい
総合職に含まれがちな事務職や営業職などの仕事に対し、ほぼ確実に希望職種で内定を取りたい場合に常用型派遣は大きな効力を発揮します。特に最近では自社採用よりも事務職、製造職、エンジニア職に関しては常用型派遣で多くの学生を採用する企業も増えており、未経験である学生さんは内定を獲得できるチャンスが大きく広がります。
一つの職場にこだわりがない
常用型派遣は派遣元企業が正社員として雇用し、複数の取引先企業へ社員を派遣するスタイル。正社員としての保証を担保しながらいくつもの職場で働くことが可能となるので、様々な経験を通じて自分のキャリアを広げたい学生さんにはピッタリです。
憧れの大手企業・成長企業で働きたい
内定が取りずらい企業や、今の自分では難しそうな企業であっても、常用型派遣の取引先に希望する企業があれば、社員と同じ環境の中で働けるチャンスが巡ってきます。しかも配属後、仕事で評価されれば、転籍という形で大手企業へ転職できる可能性もあります。
常用型派遣で正社員として働く上での注意点
ここまで紹介した内容で常用型派遣はかなりメリットが多いということがわかったかもしれません。しかし、どのような働き方であってもすべてが希望通りとは限りません。ここでは常用型派遣で働く際の注意点について紹介します。
派遣元企業から内定を獲得する必要がある
一般派遣のように簡単な登録で就業のチャンスが巡ってくるのではなく、派遣元の採用基準の選考を受けなければなりません。一般的な就職活動に比べたら若干ハードルは低いかもしれませんが、100％内定がもらえるとは限らないことは事前に認識しておくべきです。
派遣先企業の待遇・福利厚生は受けにくい
あくまでも派遣元となる企業での雇用となりますので、給与をはじめとする待遇・福利厚生は派遣先とは異なります。大手企業の社員と給与が違う、福利厚生の内容が違うなど、条件については十分理解した上で働くことが求められます。
仕事の進め方は派遣先企業のルールに従う
エンジニアや事務職、製造業などの職種の違いに関係なく、派遣先企業が定めるルールに則って仕事を進めなければなりません。企業ごとにルールは異なりますので、順応すべきところは順応しなければなりません。
常用型派遣で就職を検討する学生さんをインタツアーが応援します！
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