就活において、インターンシップの経験は非常に役立ちます。しかしインターンシップは、志望した学生全員が参加できるものではありません。事前にエントリーをして、選考をクリアする必要があります。そこで今回は、インターンシップの志望動機の書き方のコツと、例文をご紹介します。
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インターンシップのエントリーとは
インターンシップに参加するためにはまずエントリーが必要ですが、エントリーにはプレエントリーと本エントリーの2種類があります。
プレエントリーとは、本エントリーするための事前登録のようなものです。SNSでフォローするように、特定の企業の会社説明会の告知やそのほかの情報を、メールなどで知らせてもらえるようになります。
プレエントリーの手続きは簡単で、名前や大学名だけを入力するだけのことが多いです。また、プレエントリーしたからといって、必ず参加しなくてはならないということではありません。まずは興味のあるインターンシップにどんどんプレエントリーして情報を集め、そこからどれに参加するか絞るといった使い方ができます。
本エントリーとは、インターンシップに参加したい方が行う手続きです。志望動機や自己PRなど細かな情報を入力し、選考を受けることができます。プレエントリーした企業の中から、どのインターンシップを受けるか考えてエントリーしましょう。
インターンシップでは志望動機を書く
インターンシップにエントリーする際、ほとんどの企業で志望動機を入力しなくてはなりません。数ある中からなぜそのインターンシップを受けたいか、以下の3つのポイントを抑えて文章を考えてみてください。
志望動機を書くためには自己分析が大切
いきなり志望動機を書こうとしても、伝えたいことが上手くまとまりません。そのため、まずは自己分析をしてみましょう。自分の強みやこれまでの経験を改めて整理することで、「なぜこのインターンシップを受けたいのか」「インターンシップを通して何を得たいのか」といったことが明確になります。
具体的に書く
志望動機の内容は、できるだけ具体的に書くことが大切です。抽象的な内容だと面接官にとってわかりにくく、本気度も伝わりません。どうしてこの業界に興味を持ったのかなど、細かく書いてください。
例えばその企業に興味をもったきっかけとして、「食べることが好きだから食品業界の御社でインターンシップを経験したい」といった書き方だと漠然としています。そこで「学生時代に一人暮らしを始め、外食ばかりになり体調を崩してしまった。そこで自炊を始めたが、手間がかかり長く続かなかった。しかし御社の冷凍食品を知り、『冷凍食品はおいしくない』というイメージがくつがえされ、無理せず自炊を続けられるようになった」というように、個人的な体験を織り交ぜて書くことがおすすめです。
インターンを通して何を得たいかを明らかにする
インターンシップは単に「やってみたいから」「就活に有利になりそうだから」という気持ちで受けるのではなく、明確な目的があった方がより多くのことを学べます。志望動機にも、何を得たいかをしっかり書くようにしましょう。
例えば新商品を開発するというインターンシップであれば、「ゼロから商品を考案する時、どんなマーケティングが必要か体験したい」「チームで一つのものを作り上げるうえで、コミュニケーションをとりながらプロジェクトを進めていく能力を高めたい」といった内容がおすすめです。
インターンシップの志望動機例文
インターンシップの志望動機の例文を紹介します。会社説明を中心とするセミナー型と、一つのテーマについてチームで何かを作り上げるプロジェクト型のそれぞれについてご紹介するので、こちらを参考にオリジナルの文章を考えてみてください。
セミナー型インターンシップの志望動機例文
<地方銀行のインターンシップエントリーの例>
私は将来「企業のパートナーとして、中小企業の事業運営を支えたい」と考えており、こうした仕事を実践できる貴行でのインターンシップへの参加を希望しています。
以前、大学のゼミのプログラムで地域の企業の方と新商品の開発を経験し、企業にとって重要な資金という面から経営者の方を支えたいと感じるようになりました。こうした理由から銀行業界を志望するようになり、特に地域に根差して地元企業との関係性が深い貴行に興味を持っています。
インターンシップでは御行の理念や歴史はもちろん、具体的な業務について知る機会や、実際に現場で活躍されている方とお話しする機会があるかと存じます。そこで、もし自分が入社できたらどのように貢献できるか、具体的にどのような業務に携われるのかなどを知りたいと思っています。
プロジェクト型インターンシップの志望動機例文
<メーカーの商品開発型インターンシップのエントリーの例>
私は御社のインターンシップを通して、企画力を高めたいです。現在、イベントを運営するサークルに所属しており、企画に役立つフレームワークなどは勉強しています。しかし御社の新商品の企画をするという貴社のプログラムでは、社員の方もチームに入ってサポートしてくださるということもあり、企業の方が実際にどんなフレームワークをどのように活用しているかなど、具体的に学べると考えています。
私は将来「企業のパートナーとして、中小企業の事業運営を支えたい」と考えており、こうした仕事を実践できる貴行でのインターンシップへの参加を希望しています。
インターンシップの前に志望動機を準備して万全の状態でエントリーを
インターンシップに参加するには、プレエントリーと本エントリーが必要です。そして本エントリーには、志望動機を書かなくてはなりません。せっかく興味のあるインターンシップを見つけても、志望動機が不十分では選考が通らない可能性があるので、今回ご紹介したポイントを軸に練り上げてみてください。
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