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ファミマの Special講演イベント第3弾!チャレンジが便利を作る‼未来を見据えるファミマの挑戦

今回の学生レポーター

取材/W・R 法政大学4年生 【企業インタビューサイトインタツアー】でライティングインターンとして活動中。今回はファミリーマートのトークイベントに潜入取材!

ファミリーマートが開催する2025年卒の学生に向けたトークイベントの第3弾。学生ライターとしてインターン中の私と、他2名が潜入取材させていただきました!対面、オンライン合わせて約200名の学生が参加し、会場はほぼ満席。3回目となる今回は、ファミリーマートの新規事業部、「クリエイティブオフィス&8」(通称クリ8)のゼネラルオフィサーの野上真孝さんが登壇しました。 

野上さんは1997年ファミリーマートに入社、2021年まで現場のスーパーバイザー、エリアマネージャー、そして東日本エリア本部の責任者を務め、2022年にクリ8の統括者に就任、以後ファミリーマートの新規事業の開拓に力を注いでいます。また、今、注目のサービス「ChargeSPOT」の開発者、株式会社INFORICH代表の秋山広宜さんも登壇し、野上さんとのトークセッションを開催。「チャレンジするほうのコンビニ!」を体現するクリ8の“ミライ戦略”についてたくさんお話しを伺ってきました!

講演内容

左:株式会社INFORICH代表 秋山広宜さん。お二人のトークセッションからは、新たなチャレンジをすることの「大変さ」と「楽しさ」を感じ取ることが出来ました。

ファミマのミライ戦略 “ミライ戦略”の目標

「お客様の生活をより便利に、楽しいものにしていきたい」
イベントの冒頭、野上さんはこう話を切り出しました。ファミリーマートは、創業以来、常に顧客のニーズ寄り添う意識を大切にし、他社とは一線を画す取り組みを行ってきました。そんなファミリーマートのデジタル以外の新規事業を手掛けるクリ8が掲げる目標、それは「社会課題の解決」です。現在ファミマが取り組んでいる社会課題は主に「物流問題」「人手不足」「環境(SDGs)」「インバウンド」の4つ。ファミリーマートはこれらの社会課題に、スタートアップ企業と協業し、新しいサービスを生み出すことで、課題解決を目指しています。 

新規の事業の取り組み 

クリ8が手掛ける新規事業として挙げられるのが、「ファミロッカー」や「LUUP(ループ)」、電気自動車の充電スポットの設置です。まず「ファミロッカー」は、コンビニ業界初の試みで、自分の好きなタイミングで荷物の配送・受け取りが出来るというもの。「2024問題」への対応(再配達削減や人員不足の解消)としてのサービスで、現在は130店舗に設置され今後の拡大を目指しています。「LUUP」は、電動キックボードのシェアリングサービスで、近距離移動によるCO2の排出量を抑えるという狙いがあります。また、同じくSDGsに対する試みとして電気自動車の充電スポットの設置が挙げられます。脱炭素社会に向けた、コンビニ業界初のサービスとして話題になりました。 

そして特に印象に残った取り組みは、今回のイベントで大きく取り上げられたサービス、スマホ充電器レンタル「ChargeSPOT」でした。ChargeSPOTはファミリーマートにおける注目のサービスで、2019年に実験的に導入されてから、瞬く間に設置台数を増やし、今では全16500店舗のうち6000店舗にまで範囲を拡大しています。

皆さんおなじみの「ChargeSPOT」。トレンドに敏感なファミマは競合他社より一足早く全国展開。現在では約6000店舗にまで設置数を拡大しています。

この成功の鍵は一体どこにあるのか、ChargeSPOTの開発者である株式会社INFORICH代表の秋山さんは、覚悟を持って挑戦することが何よりも大事だと語ってくださいました。香港にルーツを持つ秋山さんは、香港と日本に共通するアジア圏のカルチャーから、日本でもChargeSPOTの需要があると確信していたといいます。この成功には何よりも、ファミリーマートのスピード感が必要不可欠であったとのこと。というのも、実際秋山さんが日本に商品を持ち込んだ際、どの企業よりも早いレスポンスを見せたのがファミリーマートだったそうです。前例のない挑戦にはリスクが伴うもの。普通の企業であれば尻込みしてしまってもおかしくありません。しかし、ファミリーマートはChargeSPOTの持つトレンド性を確信し、強みである部署間の連携を活かしながら、短期間で運用を実現させました。新規事業部・クリ8とスタートアップ企業のコラボレーション。0から1を生み出すことの「大変さ」と「楽しさ」、その両方を知る者同士だからこそ成し得たこと。ChargeSPOTの成功の背景には、成功するためのリスクを恐れない、2人のチャレンジャーの姿がありました。

&8に込められた思い
新規事業部・クリ8は、現在、総勢21名。プロジェクトごとに3、4人でチームを作って活動しています。「&8」の由来は、親会社である伊藤忠商事の新ビジネスを担当する組織「第8カンパニー」に由来しているそうです。第8カンパニーの「アメーバ的組織体制」の要素が存分に受け継がれ、その機動性がChargeSPOTの例のように、ファミマの強みにもなっています。

トークセッション内容 新規事業を開拓する楽しさ  

野上さんは言います。「0から1を生み出す作業は大変だが、とてもやりがいのあること」だと。社会課題の解決を目指して、クリ8のメンバーと切磋琢磨しながらアイデアを生み出していく。これには何にも変え難い楽しさがあるのだそうです。野上さんが仕事をする上で最も大事にしているマインドは「仲間を大切にする」です。新規事業部と聞くと、アイデアを持っている人が主導でグループを引っ張っていくイメージがありますが、多様な人財と様々な意見を出し合って新しいものを生み出していくことが良い組織の秘訣だと野上さんは語ります。実際、イベントの最中も、絶えず笑い声が会場に広がっていて、メンバー間の信頼感の強さ、組織としての雰囲気の良さが垣間見えました。  

例え困難な状況に陥っても、仲間と協力しながら、やりきる力と覚悟を持って社会課題の解決に挑む。そしてファミマオリジナルの企業価値を作っていく。新規事業部・クリ8は、常に革新的な取り組みを行い、コンビニ業界を先導してきたファミリーマートの社風を体現しているといえます。  

リスクを恐れずにチャレンジすること、そして覚悟を持ってやりきること

「リスクを恐れずにチャレンジすること、そして覚悟を持ってやりきること」  
 この野上さんの言葉は、私たち学生に刺さりました。ただ挑戦するだけでなく、それを最後まで責任を持って取り組むこと。これが本当にチャレンジするということなのだと気づかされる言葉でした。 
日々就職活動をする中で感じていた「仕事におけるやりがいって何だろう?」という疑問。講演に参加するまで、「やっぱり、無難な選択を……」と挑戦から目をそらしていましたが、「多少のリスクを負いながらでもチャレンジする仕事のほうが、楽しそうだ」と考えが変わりました。今回のトークイベントで体感した、チャレンジを恐れない、ファミリーマートの「ポジティブサイコ」の精神を糧に、これからの就職活動を実りのあるものにしていきたいです!

一緒に参加したメンバーはどう感じた? 学生インタビュー

インタビュー形式でトークイベントの振り返りを行いました。

――今回の講演に参加してみてどうだった?

Y・Aさん:想像以上に雰囲気が硬くなくて参加しやすかった!自分が普段よく使うコンビニということもあって興味津々で話を聞いちゃったな。
H・Rさん:私もファミマによく行くから、その裏側でどんな仕事をしている人がいるのかを知れてとても良い勉強になったよ。

――オフィスツアーにも参加したよね!実際に働いている現場を見てみてどうだった?

Y・Aさん:とても綺麗で働きやすそうだった!席もフリーアドレス(自由席)だったから私物が散らばってなくて整理整頓されていたし。色んな年代の人が入り混じって働いていたのも新鮮だったな。

休憩スペースではファミマの社風が垣間見えました。清潔感があり、開放的なこのスペースには、お一人で休憩されている方だけではなく、世代を超えてコミュニケーションを取っている方々もいました。

――確かに。休憩スペースでも年齢性別問わずにリラックスしながらおしゃべりしている方達がいたよね。

会議室や商談スペースの数に圧倒されました!数だけでなく、機能性にも富んでおり、電子パネルを用いて予約等の管理を行っているそうです。

H・Rさん:そういう社風はファミマの特徴であり、強みの1つなのかも。野上さんも国籍、年齢、性別問わず意見を求めていると話していたし。立場や年齢を気にすることなく意見を発信出来る雰囲気が伝わってきたよね。

――今回のトークイベントでメインテーマだった、ファミマの新規事業部「クリエイティブオフィス&8」の魅力について教えてくれるかな。

Y・Aさん:これはファミマ全体に言えることだけど、挑戦できる環境は最大の魅力だと思うな。何事にもチャレンジしていく風土があるからこそ、若い内から着実に成長出来るんじゃないかな。その点で、クリエイティブオフィス&8は、特にスピード感を持って色んな事に挑戦しているから、成長環境として理想的だよね。それに、多くの分野で競合他社よりも一足早い事業展開をしているということは、自分がトレンドを作っているという自負を持って働けるんだと思う!

H・Rさん:私は日々“新しいこと”にチャレンジ出来るところが魅力的だったな。トレンドに合わせて色んな事に取り組めるから、毎日刺激があって「仕事を楽しめそう」って思った!

―確かにオフィスを見てみても皆さん生き生きと働いている印象だったね!

H・Rさん:「チャレンジするほうのコンビニ!」ってスローガン通り、全員が向上心を持って働いているからこそ雰囲気が良いんだろうね。

――ベンチャー企業のような「成長環境」「トレンドへの敏感さ」「向上心を持って働ける雰囲気」を全国規模の会社が持っているのは大きな魅力だね!

――2人ともファミマはよく使うとのことだけど今回でファミマのイメージって変わった?

Y・Aさん:結構変わったかも。今までは商品に対する印象ばかりで「ファミマ=チャレンジ」というイメージはなかったな。今日聞いた話の中で、ChargeSPOTやLUUPみたいに自分たちの目に見える所にもファミマのチャレンジがたくさんあることが知れたから今後は注目したいな!

H・Rさん:私は逆に納得したな。ファミマは新商品をどんどん出していたり、常に目を引くキャンペーンをしているイメージがあったから、トレンドに敏感でチャレンジングな姿勢を大事にしているという話を聞いて合点がいったよ。でも働くという観点で見ると店舗に目が行きがちだったから、野上さんのような仕事をされている方がいるのはイメージしてなかったな。今後は業界の印象に囚われずに視野を広げて就活しようと思った!

――利用者としても就活生としてもファミマに対して新たな視点を持つ機会になったね!

――じゃあ最後に、今回参加できなかった学生に向けてファミマのイベントのおすすめポイントを教えて!

Y・Aさん:学生が理解しやすいように工夫がされている所かな。トークセッションや一問一答などの学生が興味を持てる工夫が施されていたから、最後まで前のめりに講演を聞けたよ。スライドの内容を淡々と聞くよりも遥かに話が理解しやすかった!

――ユーモアも交えつつ話してくださったから最後まで飽きずに聞けたよね!

――H・Rさんはどこがおすすめのポイントだと思う?

H・Rさん:聞きたいことを聞ける雰囲気がおすすめポイントかな。野上さんは質疑応答の際に、時間ギリギリまで学生の質問に答えてくださったし、人事の方もイベント後に、残っている学生の質問に最後まで答えていたのがすごく印象的だった。私も最初は緊張していたけど、最後は野上さんにも人事の方にも気になった事を聞けたから大満足!

――講演の内容だけじゃなく雰囲気作りにも学生を思いやった工夫があったよね!

いかがでしたか?ファミマの新たな一面を皆さんにも知って頂けたのではないでしょうか。今後もインターンシップ等を開催するそうなので、皆さんも是非ファミマのチャレンジを目の当たりにしてみて下さい!きっと今回お届けできなかった、まだ見ぬ魅力に出会えると思います!

左:H・Rさん(立教⼤学)/インタビュアー:W・R(法政⼤学)/右:Y・Aさん(立教⼤学)

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