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【ES完全攻略シリーズ】あなたの魅力、ちゃんと伝わってる…?“本当”の自己PRを徹底解説!

 皆さん、こんにちは!学生ライターのあやぱんです!
私は大学2年生の後期から大学3年生の前期までスペインに留学をしていました!

就活はもうそれだけを強みに乗り越えてきました。(笑)
留学の経験は、人生が変わるくらい、自分にとって本当に貴重かつ最強な武器。

…しかしながら。
今では留学経験がある学生はたくさんいますよね。自分にとっては特別なことだけど、それをどうアピールしたらいいのか。就活を始めた当初は私もこれに頭を悩ませ、なかなか納得のいく自己PRを書けずにいました。
そこで今回は、就活時代の一番の戦利品である自己PR、その基本となる作成方法及びブラッシュアップの仕方、強みの活かし方を、当時の私のESを使って添削形式でお伝えしていきますよ~!3章ではスペシャルゲストも登場します!

メモの準備はいいですか??📝

1限目:ここまで変わった!!就活はじめたてと最終的な自己PRを自分で添削してみた!

それでは早速本題に入っていきます!
まず1限目では、基本となる自己PRの作成にあたっての4つのポイントを伝授します。
恥ずかしながら就活初期の自分の自己PRと最終的な自己PRを引っ張り出してきました(笑)どういった点を意識して私が自己PRを作成・ブラッシュアップしていったのかをセルフ添削しながら皆さんにお伝えしていきたいと思います。

≪Before≫

↓ ↓ 

≪After≫

それでは実際に、自己PRを作成・ブラッシュアップさせるために私が意識した4つのポイントを紹介します!

Point!

➀自分にしかない!というオリジナルの強みを作る
→ESを見る採用担当の方は何十枚何百枚も自己PRを読みます。まずは自分ならではのオリジナルをしっかり伝えないといけません!

➁数字や具体的な出来事を必ず入れる
数字は、自分の努力や頑張りを“見える化”出来るので、具体的な出来事と数字を組み合わせてアピール力を強化しましょう!

➂何を伝えたいのかという軸をぶらさない
→一貫性のない文章は説得力が下がってしまうので、伝えたいと思う軸からぶれないように文章を構成していきましょう!

➃その業界において自分が活かせると思う強みをとにかく推す
→私の場合はベースとして成長意欲を推しているのですが、“私の強みは成長意欲です!”ではなく、成長意欲が伝わるオリジナルの表現(=必ず目標を立ててそれに向けて努力できる、など)を作ることがポイントです。また、それに対するエピソードをいくつか持っておくと◎!

いかがでしたでしょうか?ちょっとした見直しでレベルが上がることが伝わったでしょうか?
これらのポイントを意識して、ご自身の自己PRを作成・見直してみて下さい!
しかし、手元で完成したものの、自己完結したものでは本当にこれで自分を最大限アピール出来ているのか判断出来ないですよね。
さらに良くするためにはどうするかというと……
自己PRの作成やブラッシュアップの際には第三者の意見が効果的なんです!!
そこで、2限目はその理由について、3限目はスペシャルゲストを招いて留学経験の活かし方をお伝えしていきますよ~!

2限目:自己PRのブラッシュアップでは第三者の意見が効果的!そのワケとは…?

さてさて…ひとまず自己PRが完成しました。前項でもお伝えしましたが、自分の中だけでは、本当に相手に最大限魅力が伝わっているのか判断が出来ないですよね。そこで、次は第三者(友人、先輩、家族など)にチェックや添削をしてもらいましょう!
第三者から意見をもらうことの利点は、自分では気付けないことを発見出来る点です。その意見を基に自分の自己PRの見直しをしてみましょう!
そこで今回は、(本当は就活当時にしたかったのですが)21卒内定者の同期2名にお願いをし、私の自己PRをチェックしてもらいました!
こちらが同期にもらった指摘のコメントです↓↓

・留学を目標と伝えている為、留学に行くまでの努力や挫折をもっと記載した方が努力をして達成したということがアピール出来るのではないか

・最後の1文を括弧で囲んで強調などの工夫をすると、もう少し分かりやすくなるのではないか

・その強みがどのように仕事に活かされるのかをもう少し明記した方が良いのではないか

これらの点は、指摘されることがなかったらずっと見えていない点でした。
恋は盲目…ではないですが、就活中は“自分は自分、他人は他人”という風に意識を持つことが多いのではないかと思います。

自己PRのような、個々で完成させるものはどうしても視野が狭まってしまいがちだということを自身の経験を通して感じました。
また、自分では“こういう風に伝わっているだろう”と思っていることと、実際に相手に伝わっていたこととの間には少なからずギャップが存在します。自己PRの作成やブラッシュアップをする際に自分以外の人の意見を得ることは、そのギャップを埋めることにも繋がります。そのため、“もっと自己PRのレベルを上げたい…!”と思ったら、積極的に第三者に意見を求めてみましょう!

3限目:間違ったアピールの仕方?!留学経験を最大限に活かすなら!

さて、第2章では第三者の意見の大切さをお伝えしましたが、この章はさらにもう一歩踏み込んだ、自己PRブラッシュアップ強化編です!!
やっぱり一番気になるのは、企業の方がどういった印象を持ってくれるのかですよね。

それは直接聞かなきゃ分からんわ…でもそんなこと簡単に出来ないし…
と、当時の私は思っていました。そこで今回は!内定者という立場になったからこそ!
スペシャルゲストをお呼びし、私の自己PRを添削してもらえることになりました!(拍手!)

今回自己PRを見ていただいたのは、わあたしが内定をいただいた企業の新卒採用を担当されているMさん。年間数百件以上の添削をされているそうです…!そのプロの目線で私の自己PRを添削していただきました!

(良かった点は◎、改善点は△)

◎“私の強みは「常に目標を掲げ、その目標を達成するための努力を惜しまない」ところです。”

→この強みは魅力的だと思います。常に成果を求めて努力できる力があるというプラスの印象を持ちました。
△留学中の体験の話までの前段が長い。留学経験のある学生は珍しいわけではない為、文字数のことも考慮し、コンパクトにまとめられると良いです。

△“現地学生に混ざってプレゼンテーションを行ったり、スペイン語での15枚のレポートを達成することが出来ました。”

→この文章では、そもそも何を目標としていて、その為に何を頑張ったのかが分からない。目標が留学に行くために頑張ったことであればその為に頑張ったこと、留学先で目標を立てて頑張ったことがあるのであれば、それを記載した方が分かりやすいです。

以上の意見を頂きました!さすが人事の視点。的確な指摘ですね。
これらをまとめると…

・伝えたいことを全部記載する必要はない。とにかく簡潔に!あとは口頭で伝えれば◎!
・結果ではなく、頑張った経緯や努力の仕方を記載した方がアピール力は上がる

私は留学中に頑張って達成したことを、とにかくたくさん伝えようとしていました。
これが間違ったアピールの仕方でした。

自己PRで留学を活かすなら何を成し遂げたかよりも、➀その結果を出すまでの過程で、どういった努力をしてきたのかという目線で自分が見られているということ、②頑張った結果だけをたくさん伝えてもそれはただの自慢話になってしまうということを意識するべきでした。この2つについて少し解説します。

その結果を出すまでの過程で、どういった努力をしてきたのかという目線で自分が見られている

→企業の方が見ているのは結果ではなく過程です。私の場合は留学を強みにしていたので、留学を例に挙げますが、現代では留学をしている学生は珍しいわけではなく、TOEICが高得点の学生もたくさんいます。しかし、(TOEICの点数などの)実力は他人と比べることは出来ますが、努力の度合いは比べられないですよね。留学に限らず、その結果を出すまでにしてきた努力が結果に結びついているからこそ、結果に価値が生まれるということを念頭に置いておきましょう。

頑張った結果だけを伝えるだけでは、ただの自慢話になってしまう

➀と重複してしまいますが、大事なのは結果ではありません。私のように、とにかく頑張って成し遂げた事を伝えても、その結果が仕事においてどのように活かされるのかは全く伝えられていないですよね。ただただ出来るようになったことを述べるだけでは自慢話になってしまいます。そのため、結果をアピールしたい場合に本当に重視すべきことは、点数や頑張ったことをたくさん挙げることではなく、その結果を出すまでにどういった工夫や努力をして結果を出すことが出来たかを伝えることです。そして、そのような努力が出来るから、○○の仕事・状況でも活躍出来るんだ、という風に繋げられるとより説得力が増します。

この2点を重視して、皆さんの自己PRを強化していきましょう!

4限目: 周りに差を付ける本当の自己PRとは

最後に、自己PRを作成する上で意識してほしいことについてお伝えします。
それは、成し遂げたこと(過去)に執着しすぎないこと。
これが本当に大切です。
就活は、就職をするためにするものと考える方もいるかと思いますが、実際は自分が今後どうなっていきたいのか、何をしたいのかを突き詰めていくことです
自己PRでは、ついつい自分の魅力を伝えることに必死になってしまいがちですが、就活の本質は前述の通りです。そのため、自己PRで他の就活生と差を付けるためにも、体験談や結果をアピールするのではなく、まずは自分自身が今後どうなりたいかを思い描きましょう。
そして、今まで成し遂げてきたことの過程で“こういう経験をした、こういう努力が出来る私だからこの仕事で絶対にこの経験を活かせるんだ!”という視点で自己PRを作成・ブラッシュアップさせると、今までの経験と今後の目標が結びついたより魅力的な自己PRに仕上がります。

この記事が、皆さんの納得のいく自己PRを完成させるきっかけになれていたら幸いです!
※また、この他にES攻略ガクチカ編と志望動機編の記事もあるので、そちらも是非チェックしてみて下さい!

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