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ネットメディアが存在感を増す マスコミ業界とは?
マスコミ業界とはテレビや雑誌、新聞、広告などのメディアを介して情報発信を行う企業全体のことをいいます。「メディア」とはそもそも「情報媒体」の意味です。元々は新聞・雑誌・TVなどがメディアの主流でしたが、インターネットが出てきた現在ではそれらは「オールドメディア」と呼ばれ、現在はネットニュースサイト・ネットニュースアプリなどのネットメディアがどんどん存在感を増しています。年々企業の広告比率もネットメディアが増加しつつあることも大きな話題となっています。
情報発信を支える仕事は制作や営業に細分化 マスコミ業界ってそもそもどんな仕事?
上にも述べたように「メディア」とは情報媒体なので、テレビやラジオ、ネットや紙媒体などで色々な情報を発信していくのがマスコミの仕事です。仕事は細分化し、それぞれの業界で様々な職種の人々が関わっています。例えばテレビ局ならプロデューサーやディレクターなどの制作に関わる人々、また収入源となる広告を取ってくる営業の人。出版社も編集者と同じくらいの数の営業担当者がいます。
時間的にハードながら時代の最前線を進める マスコミ業界に向いているのはどんな人?
常に時代の最前線を進み非常にやりがいもあり人気の高い業界ではあるものの、「即時性」を求められることから、時間的に非常にハードな業界としても知られます。また近年は、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末の急速な普及やネットのテレビ番組やYouTubeなどの登場により、ネット企業がメディア機能も持つようになりました。今後はますますオールドメディアとネットメディアの融合、あるいは統合が進むと思われるので、柔軟性を持って色々な企画を考えるのが得意な人に向いている業界と言えます。
最も変化が大きく新たなジャンルも次々に 様々なマスコミ業界の仕事
「マスコミ」というと、テレビのイメージが強く、とても楽しそうで華やかなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし上にも述べたように、今最も変化が大きく、新しいジャンルが生まれている業界でもあります。
テレビ・電車広告からネット広告まですべてカバー 総合広告会社
総合広告会社とは基本的に、テレビや雑誌、ラジオや電車広告、ネット広告など、原則としてすべての広告媒体を取扱い、企画から制作までを総合的に手掛ける会社のことです。大きな広告会社としては、電通や博報堂などの大手代理店などが有名で、テレビCMなどはほとんどがこの二社で手がけています。現在はネット広告の比重がどこも増えています。
この10年で飛躍的な成長 ネット専門広告会社
少し前に、ネット広告がそれ以外の広告費を上回ったことが大きな話題となりましたが、この10年で飛躍的に増えているのがネット広告です。ネット広告はホームページやブログなどの他に、YouTubeやインスタなども含まれます。最近はネット広告の数もどんどん増えておりネット広告を重視する企業が増えているため、ネット専門の広告会社も多数活躍しています。
マスコミ界のトップを走る テレビ局
「最近はネットが勢いがある」と言われても、まだまだマスコミ界のトップを走っているのがテレビ局。ネット専門会社がテレビを始めたりする流れもありますが、老若男女誰もが楽しめる媒体として、今も大変人気のある業界です。テレビ局はバラエティ、ドラマ、ニュース、広告部門と様々なジャンルがあり、その全てが激務で知られています。
生き残りをかけWEB化がカギに 雑誌業界
インターネットの台頭と共に年々発行部数が減り、廃刊も珍しくなくなった雑誌業界ですが、いまだに非常に強い人気を誇る雑誌業界。最近では、人気雑誌の情報をwebでも公開したり、ネットだけの雑誌ができたりと、形態を変えながら私たちを楽しませくれます。また雑誌会社の主な収益は広告のため、広告部門が大きな発言権を持つ会社でもあります。
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