冬インターンを受けるか考えている方の中には、「選考に役立つの？」「内定直結って本当？」と悩まれている人もいるかもしれません。せっかく参加するなら、選考に有利になってほしいと思いますよね。そこで今回は、冬インターンを受けると選考で優遇されるのか、解説します。
冬インターンは選考で優遇される
冬インターンは、夏のインターンに比べると、選考で優遇されるチャンスがあります。夏は就活がまだまだ始まらないため、学生側は「とりあえず参加してみよう」と軽い気持ちの人が多いですし、企業側もそれを見越しています。
しかし冬インターンは就活本番直前、ベンチャー企業やスタートアップではすでに面接などが始まっているケースもあり、インターンといえど本選考に非常に近いです。採用担当者も、この時期に「インターンに参加しているということは、志望度がある程度は高い」と考えています。そのため一人ひとりの資質を見極めて、自社に合う人材がいれば囲い込みたいと考えています。
内定直結と謳っていないこともある
冬インターンから早期選考に呼ばれるチャンスは大きく、実際にどの業界でもそういった流れがあります。とはいえ、表向きは「選考と無関係です」としているケースが多いのも事実です。内定直結と謳っていなくても、実際は目についた学生は書類審査のスキップなど優遇があるかもしれないと考え、手を抜かずに取り組みましょう。
ただし、選考がすでに始まっている場合はそうではないので積極的に受ける必要はありません。その場合はわざわざ冬インターンをはさまず、直接選考に応募してください。
単なるインターンではなく就活の雰囲気が強い
冬インターンはただの就業体験ではなく、選考の一部と認識している企業も多いです。特に夏インターンなどを経験して成長した優秀な学生がたくさん受けているので、その中で自分だけ軽い気分で参加すると、浮いてしまいます。
「就活はもう始まっている」「ここから内定を獲得する」という気持ちでしっかり取り組んで初めて、選考での優遇といったメリットを享受できます。企業研究や業界研究などの準備も万全に整えておきましょう。
冬インターンの選考で話したことを本選考でもアピールする
人気企業の冬インターンでは、面接などの選考が課されます。そこで志望動機や自己PRなどを話しますが、その内容と本選考での面接で話すことがズレていると、違和感につながります。
そのため、冬インターンの際に自分が何を話したかを覚えておくことが重要です。面接があったら、その日のうちに「どんな質問をされて、どんな風に答えたか」をメモしておきましょう。
冬インターンの情報を広く収集する
インターンのピークは夏で、冬インターンの数は夏インターンに比べると減少します。そのため、情報をしっかり収集することが重要です。就活サイトだけ見ていると取りこぼすことも多いので、インターンに特化したサイトやSNS、LINEのオープンチャットなどさまざまな媒体をチェックしましょう。
特に人気企業が先着順で冬インターンを募集すると、数十分で受付終了することもあります。事前に準備していないと応募すらできないので、気をつけてください。
冬インターンで成果を残し選考で優遇される方法
ただ単に冬インターンに参加しただけでは、選考で優遇されません。しっかり結果を残す必要があるので、以下の3つのポイントを考慮しましょう。
事前準備を万端に
冬インターンで活躍できるかどうかは、事前準備で決まります。「準備が8割」という言葉もあるように、当日だけで何とかしようとするとうまくいきません。選考がある場合、面接で何を話すかを練ったり、業界研究や企業研究に注力したりしてください。
インターン当日の直前には、質疑応答でどんな質問をするか、グループワークではどんなところに気をつけるかなど、想定しておきましょう。
選考で話した強みを発揮する
インターンの選考で話した強みが、インターン期間中に発揮できないと「あの話はうそだったのか」と思われてしまいます。自分が何を話したかを覚えておくのはもちろん、話した内容と行動を一致させるようにしましょう。
例えば「コミュニケーション能力があります」と言ったらグループワークで話していない人に話を振ったり、対立が生まれそうなときに仲裁したりしましょう。
チームワークを意識する
冬インターンで結果を残すため、自分だけが目立とうとすると悪印象になってしまいます。グループワークなどではチームワークを意識して、メンバーの良さが出るように立ち回った方が「周りが見えている」と高評価につながります。
選考で優遇される冬インターンを受けよう
冬インターンに参加すると選考で優遇される可能性があり、うまく使えばその後の就活を有利に進められます。しっかりと事前準備を固めて、結果を残せるようにしましょう。
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