Table of Contents
はじめに
皆さんどうも、おジョーです。
最近企業が次々とエントリー受付開始しちゃって、もう大変。
ESやら証明写真の準備もしなきゃいけないなか、
「SPI」という3文字が頭角をあらわし始めました。
みなさん、SPI対策は進んでいらっしゃいますか?
SPI対策の本を買うか迷っている、そんなあなたをおジョーが救います!
おジョー作の例題もご用意してますので、ペンと紙の用意をオススメします。
あ、あとは甘いモノ。頭を使いますからね。
チーズケーキと紅茶でもご用意ください。
SPIと聞くと、なんだか難しそうなイメージありませんか?
「難しそうだから、SPIのない企業を選ぶか……」という学生も多い気がします。
も、も、もったいなさ過ぎる!
事前に例題を解きながら、SPIの対策方法を身に着けて、
一緒に攻略していきましょう。
今回学ぶのは、SPI【非言語分野】の勉強方法です。
ではでは、ごゆっくり~。
知っておきたい!非言語分野の常識
SPIの非言語分野というのは、ざっくり言うと算数・数学の問題。
小学校から高校で学ぶ範囲から出題されます。
【定番の問題】
・推論
・順列、組み合わせ
・損益算
・旅人算
・集合
で、ここからが本題なんですけど。
SPIの問題は、高校数学を綺麗さっぱり忘れちゃった文系さんにはちょっと難しいんです。
そんなちょっと難しいSPIには、短い制限時間があります。
さらにさらに、すんごい大量の問題まで課せられます。
具体的には70分で70問を解き切るペースが求められます。
1問1分です。
え……?
こう聞くと、かなりしんどくないですか?
慣れると早く解けて楽になる……
心が折れそうになる気持ちもわかりますが、まずは一旦。
「慣れることができそうなレベルの問題なのかチェック」くらいはしてみましょう。
まずは解けるようになるため、そして解くスピードを上げるために、
SPI模試の数をこなすのが手っ取り早い対策になります。
「面倒くさがらずに、SPI対策本を買おう!!!!!!!!」
これに尽きるんです。
(言った張本人ですけど、あぁ~、面倒くさいよう。)
とはいえ、本記事でSPI非言語問題の基礎的な解き方・ポイントはひとまず抑えられます。
途中で数学の公式など、あまり見たくはない光景が広がっているかもしれませんが。
一緒に解きながらSPI非言語の理解度を深めていきましょう。
さっそくおジョー作 例題を解いてみよう!
では早速、例題です。
連続で行きますよ~!
問1. 面接に就活生のA,B,C,D,がいる。4人の席順について次のようになっている。
A:Bの右隣である。
B:Cの3つ左である。
C:1番端の席である。
D:Bの2つ右である。
次のア・イ・ウの推論のうち、正しいものを選択肢からすべて選びなさい。
ア:Aは1番右の席である。
イ:Bは左端である。
ウ:CとDは隣である。
問2. とある部活で男子6人と女子4人から役職を選ぶ。
(1)男女1人ずつからマネージャーを選ぶときの組み合わせは何通りか。
(2)部長と副部長を1人ずつ選ぶときの組み合わせは何通りか。
問3. 定価1200円の商品を60個仕入れた。30個は定価で、残り30個は3割引で販売した時の利益が10000円であった。この商品1個あたりの原価はいくらか。ただし、少数第1位を四捨五入するものとする。
問4. 就活生の交通使用状況を調査したところ、2000人が電車を使用していることが判明した。1600人がバスを使用しており、バスと電車どちらも使うのは400人だった。電車のみまたバスのみを使用している人数は何人か。
例題はこれにて終了です。
この量をそれぞれ1分毎に解いていくのはちょっと(^^;)って感じ~。
解答・解説
先に解答を出しちゃいますね。
1. イ、ウ
2. (1) 24通り
(2)90通り
3. 852円
4 .2800名
はい、それでは例題の解説に行きますね。
問1
推論の問題は答えの選択肢を見る前に、
先に条件を図に起こしてまとめるとわかりやすいでしょう。
最初のAの情報からB,Aと隣り合っていることがわかります。
また、Bが一番端の席であるCから3つ左に離れているため
席はBA〇Cという順序になります。
残った席にDを書くとBADCの順序になり、正しいのはイとウになります。
問2
場合の数と確率の問題ですね。
公式を覚えていますか?復習しましょうか。
まずは順列(Permutation)の公式ですね!以下の通りです。
aPb=a(a-1)(a-2)… …(a-b)
今回の例題にはなかったトランプの並び替えなどで使いますね。
そして、組み合わせ(Combination)の公式がこちら。
今回の例題では組み合わせの公式を使用します。
(1) 男子6人から1人、女子4人から1人選ぶ組み合わせのため
6C1×4C1=24 よって計24通り。
(2) 男女合わせて10名から部長を選ぶ組み合わせと、その後副部長を選ぶ組み合わせより、
10C1×9C1=90よって計90通り。
別解:10名から2人選ぶ組み合わせのため10C2
ここで選ばれた2名のどちらが部長、副部長になるか、これは必ず2通りになる。
よって10C2×2=90より90通り。
問3
利益+原価の合計=売り上げの合計 覚えておいてほしい公式です!
原価をxとして代入してみると、
10000+60x=1200(30+30×0.7)
x=852.22…… よって、原価852円となります。
問4
ベン図を書けば1発。バスのみ使用が1200人、電車使用者が1600人ですね。
これを合わせて2800名となります。
図示できるものは図示し、計算は可能な限りカンタンにする。
これらを心がけるとSPIの非言語問題はだいぶ解きやすいんじゃないかな!
ポイントは抑えたものの、非言語分野がすべて上記の形式で出題されるわけではないのでご了承を。
まとめ
はい、例題演習いかがでしたか。
「受験生の頃に比べて衰えを感じちゃった……。」
という方も大丈夫です!
SPIの問題自体はそこまで難しくありません、あくまで問題数と解く速度がきついだけ。
やり慣れして、高得点を目指しましょう!
インタツアー学生編集部