つい先日就活を終えられた、
24卒(2024年卒業予定で現在大学4年生)の “だいさん”
同じインターン生として数カ月過ごしてきましたが、
だいさんは、“仕事ができるクールな一匹オオカミ”という印象。
休日は一人で読書なんかしてそう。
(あくまでイメージ)
今回はだいさんに、内定をもらうまでの経緯をはじめ、就活でのマインドセットなどをインタビューさせてもらいました!
就活生の皆さん、要チェックです◎
――まずは簡単な自己紹介をお願いします。
だい: 青山学院大学、経済学部4年のだいです。
趣味は野球観戦、YouTubeを見たり、友達と飲みに行ったりかな。
――意外とアクティブなんですね!本日はよろしくお願いいたします。改めて、就活お疲れ様でした!
ちなみに、就職はどちらに……?
経緯も併せて教えてください。
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内定先に決めた理由
だい:学習塾の運営会社に内定をいただきました。
でも、初めから塾に絞って就活をしていたわけではなく……。
もともと就活を始めたのが3年生の11月で……
これって遅いよね?(笑)
その当時、業界もちゃんと把握してなかったから、
よく耳にするIT業界から手を付け始めた。
だい:将来活かせるスキルになりそうだし、
プログラミングを学べるインターンにも参加してみた。
だけど実際、ITはものづくりが好きな人が多くて、
僕は居心地が悪かったんだよね。
だい:それで気付いたのは、当時バイトで働いていた塾講師の方がやりがいを感じられるってこと。
相手に直接働きかけることができて、努力の成果が目に見えたのが良かった。
やりがいを感じられる塾の仕事を極めたくて、教育業界、いや塾に進路を絞りました。
――やりがい重視で塾が選ばれたんですね!「やりがいを感じられる塾の仕事」とのことですが、そう思い始めたきっかけがあれば教えてください。
だい:難関校を目指す中学3年生の子との関わりが大きかったな。
担当になったからには、「絶対に受からせる!」って思いで受験のサポートをしていたんだけど、結果は振るわずでした…。
でも、その子も親御さんも「だい先生でよかったです!」って話をしてくれて。
その時すごく感動した。これが自分のやりがいなんだって確信した瞬間だった。
内定先の面接でもこの話をしたけど、実話だから説得力があるよね。
――そうですね!バイトと志望業界が一緒だと、志望理由に具体性が生まれて、面接で深掘りされても臆せず対応できそうですしね。
――ちなみに、就活中に結果が振るわず心を病んでしまう人もいるみたいですが、ストレスはどのように発散していましたか?
だい:寝れば忘れるタイプだから、特に無い、が回答になってしまうかな。
面接で失敗したときはさすがに落ち込むけど、次に活かせると思って切り替えていた。
もともと親がネガティブ思考だから、その反動で物事をポジティブに捉えられるようになったのかも。反面教師だね(笑)
この気持ちの切り替えの早さは就活でも活きていたと思う。
よく聞くけど、「私を落とした企業は見る目がない」って思った方が楽になれる。
就活って企業を相手に恋愛するようなもの
――だいさんの就活当時のマインドセットを聞かせてください!
だい:思えば就活って、企業と恋愛するようなもの。「うちの会社のどこがいいの?」って言葉を変えながら何回も質問してくるあたり、ちょっと面倒な恋愛みたいじゃない?(笑)
しかも相手は複数社。だからこそ早めに対策を始めて、1社ずつ向き合わないと疲れちゃうよね。
――色んな企業に向き合い、それぞれに好きなポイントを伝える。
確かに、就活は恋愛みたいですね!一度に相手する数が多くて浮気チックだけど……。
――企業側は、学生と価値観が合うのか真剣に見極めたい。 だからこそ、沢山の質問をして、面接は1次、2次……と回数をこなす。
まさに付き合うまでのデート期間ですね!
だい:企業と恋愛するって思えば、就活も少しは気が楽だよね(笑)
ちなみに、僕が就活中に気を付けていたことは2つあって――1つ目はそれぞれの企業の強み、他社との違いをきちんと言語化しておくこと。
「あれもこれも全部好きです!」って言うと、
「具体的に何が?」って言われる。相手に響かないわけ。
反対に具体的な言葉にすることで、相手も納得してくれる。
――確かに恋愛において、相手にはきちんと好きな理由を言ってもらいたいですね。
ということは、“相手に伝わる告白ができるかが鍵”って訳ですね。
だい:そう。上手く伝えるにはよく準備する必要がある。もし振られてしまったとしても「次、次!」ってマインドも大事だね。
だい:そして2つ目は、自分を繕わないこと。
というのも、ある面接のフィードバックで素直さを
褒められたことがあったんだよね。
「青山学院大学に進学した理由はなんですか?」って質問に対して、
「ありません」って答えたんだけど……ストレートすぎるよね(笑)
さすがにその後理由は話したよ。
でも僕のストレートさが、面接官には好印象だったみたい。
取り繕わないでありのままの自分を伝えることが面接のコツかも。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で目を引くような経験がなくても、自分のそれまでの経験と学びをきちんと言語化できれば大丈夫。
――仮面をかぶって入社できたとしても、後々ボロが出て自分自身が苦しくなっちゃいそうですし、本当の自分で勝負することが大切ですね!
だい:取り繕うから疲れるんじゃないかな。
そのままの自分で勝負するのが一番だと思う。
要するに就活は、素の自分がどれだけ志望企業にマッチするかをアピールする場だね。
就活生へアドバイス
だい:今就活している人に伝えたいことは2つ。
視野を広げることと、考えすぎないこと。
僕の場合、2つの業界しか見ていなくて、
IT が合わないことに気づいたとき、塾に絞ることにした。ただ、「本当に教育業界でいいのか」
「もっと他の業界も見ればよかったかな」なんて、
就活が終わってから考える時期もあった。
いわゆる内定ブルーだね。
――ちなみに、今からでも他の業界を見ようとは思わないんですか?
だい:いや、思うね(笑)
2つの業界しか見なかったことは、若干後悔しているから。だから参考程度に他の業界を見たり、いろんな人と話したり、違うバイトをしてみたり、視野は広げていきたいと思ってる。
――焦点を絞りすぎず、色々と知った上で選択するのが『吉』ってことですね。
だい:そうだね。あとは就活で悩んでいる人は考えすぎないで。
就活はあくまで人生の通過点だと思って、今やってみたいことをシンプルに考えてみたらどうかな。
自分に素直に、よく向き合って。
――ためになることばかり……!
壁にぶつかったときは、だいさんの言葉を思い出すことにします!
――本日はインタビュー、ありがとうございました。社会人になっても輝き続けてください!
【だいさんから追記】
インタツアーで行ったインタビューは就活で役立ちました!
直接企業の方にインタビューするので、逆質問に慣れる。なんなら得意になったし、インタビュー後はフィードバックがもらえるので、自分の改善点に気付けます。
相手に良い印象を持ってもらうための、笑顔の練習にもなりました(笑)
興味のある方はぜひ!
インタツアー学生編集部