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合同説明会とは?参加するメリットや当日の注意点など徹底解説

就活イベントの一つに、合同説明会というものがあります。一体どのようなものなのか、企業の個別説明会と何が違うのか、メリットや当日の注意点も含めて解説します。

合同説明会とは

合同説明会は、多くの就活生と複数の企業が集まって開かれる説明会です。主に就活情報サイトや各地方自治体が運営しており、規模は様々ですが、都市部では数百社が集まるものもあります。

合同説明会の多くはブース形式で、企業が個別にブースを構え、訪れた学生に対し、自社について説明をしたり資料を渡したりします。また、セミナー形式では多くの学生に対して、授業のような形で説明をします。

合同説明会の開催時期は、大学3年生3月以降が一般的です。というのも、政府は就活の広報活動を3月1日以降に始めるよう要請しています。大手企業は自社のイメージを守るためにこの要請に従っているため、2月まで広報活動を行いません。そのため、3月に入って一気に活動が始まり、それに合わせて合同説明会の開催も3月上旬に集中します。

一方、自治体や地方開催の合同説明会は少し遅れ、3月中旬以降にピークを迎えます。また、8月から9月にはハローワーク主催のものが開かれます。これは5月~8月に公務員試験を受けた学生が一般企業の選考に参加する場合の窓口となっており、地方中小企業が多く参加します。

また、3年生の5~6月、10月にはインターンシップ合同説明会があり、早期から就活を意識している学生が集まります。話される内容はあまり変わりませんが、基本的に夏インターンや秋冬インターンに参加したい学生に向けたものになります。

企業の個別説明会との違いは、合同説明会への参加は、選考と関係ないことが多い点です。多くの企業で個別説明会の参加を必須条件にしていたり、個別説明会でしかエントリーシートを配布しなかったりしますが、合同説明会ではそういったことはほとんどありません。

また、新型コロナウイルス感染症拡大移行、合同説明会はオンライン開催が主流になりました。これによって地方に住んでいる学生も都市部の説明会に参加しやすくなり、移動費などを削減できるようになりました。さらに、事前に録画した動画を配信するタイプからライブ形式で行うものまで、形式も多様化しています。

合同説明会に参加するメリット

合同説明会には、参加するメリットがあります。中でも注目したい点が、以下の7つです。

効率的に企業情報を集められる

合同説明会は一度参加すれば複数の企業の情報を一気に手に入れられます。企業の個別説明会は開催時間が長く一日に1~2社しか参加できませんが、合同説明会では5社以上の話を聞くことも可能です。

「まだ業界を絞り切れていないから、多くの会社の話が聞きたい」という方にとって、非常に効率的に情報収集できる、よい機会となります。

知らなかった企業や業界と出会える

個別説明会に参加するのは、その企業に興味を持ったからです。裏を返せば、知らない企業の個別説明会に参加することはありません。

しかし合同説明会では聞いたこともない企業が参加していることもあり、気軽に話を聞くことができます。そのため今まで知らなかった企業や業界と出会え、就活の幅が広がります。

社員の方と話せる

新卒採用HPやパンフレットには、企業の基本的な情報が書かれています。しかし、文字情報では得られる内容に限りがあるものです。合同説明会では社員の方が説明してくれますし、質疑応答が設けられることもあります。実際にどんな雰囲気の方が働いているのかがわかったり、気になっていることを直接聞いたりできるのは、合同説明会に参加する大きなメリットです。

合同説明会に参加するデメリット

合同説明会は様々なメリットがありますが、デメリットもあります。参加する前にきちんと理解しておきましょう。

計画性がないと時間が無駄になる

合同説明会は、大規模のものだと300社ほど出展します。限られた時間ですべての企業をチェックするのは不可能なため、どの企業の説明を聞くか計画が必要です。なんとなく参加しても、自分が知りたいことを知れないまま終わってしまう可能性があります。前日までに参加企業をチェックして、どの企業の説明をどの順番で聞くか、スケジュールを立てておきましょう。

興味のない企業が多い可能性もある

合同説明会は、多くの業界にまたがるものから特定の業界の企業だけ参加しているもの、大手企業に限ったものやベンチャー企業が中心のものなど、様々なタイプがあります。それを見極めなければ、せっかく参加したのにどこにも興味を持てず終わってしまうこともあるでしょう。

志望業界が定まっているなら、そこに特化したものを選んでみてください。まだ悩んでいる場合は、複数の業界の企業が出展しているものに参加するとよいでしょう。

説明時間が短い

個別説明会では数時間かけて、1社の説明をじっくりと聞くことができます。先輩社員との交流や質疑応答のチャンスも多く、非常に深く企業を理解することができます。一方で合同説明会では、1社あたりの説明は1時間以下のことが多いです。そのため、個別説明会に比べると充実度は下がってしまいます。

合同説明会当日の注意点

合同説明会に参加する時はどのようなことに注意すべきか、次の3つのポイントに気をつけてください。

服装はリクルートスーツで

合同説明会では服装が指定されていないことも多いですが、ほぼすべての学生がリクルートスーツを着用しています。私服で参加してしまうと「常識がない」という印象を与えてしまうので、必ずリクルートスーツを着ておきましょう。

一人で行動する

初めての合同説明会は不安で、友人と参加する方もいます。それ自体は悪くはないのですが、説明会中は一人での行動がおすすめです。自分と友人が気になる企業がまったく同じという可能性は小さく、限られた時間であるのに、興味のない企業の説明を聞いても意味がありません。

説明を聞く態度に気をつける

個別説明会でも言えることですが、説明を聞く態度には気をつけましょう。例えばスマホが鳴ったり、うっかり居眠りしたりすると、悪印象を与えてしまいます。場合によっては名前を控えられてしまう可能性もゼロではありません。

合同説明会に参加して多くの企業を知ろう

合同説明会は、志望業界を決めきれていない方や、一日で多くの企業について知りたい方におすすめの就活イベントです。最近ではオンラインで気軽に参加できるものも増えているため、ぜひ一度参加してみてください。