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【例文付き】採用担当者の目を引く志望動機の書き方とは。企業理念への共感をうまく取り入れるコツ、教えます!

はじめに

こんにちは、おジョーです。

冬も深まり、就活が本格化してきましたね。

皆さん、ES(エントリーシート)は進んでいますか?
大学3年生の方はESに悩まされる日々だと思います。
僕も悩んでばかり。

僕にとって、特に悩ましいのが志望動機ですね。
第一志望群ではない企業のESだと、何から書き始めたら良いのか分からなくなってしまいます。

例えば、
製品やサービスに魅力を感じた、過去の経験を活かせそうなどでしょうか。

よく聞く志望動機のなかに “企業理念に共感” というのもありますよね。

心から「良い理念だ!」と思っていても、「企業理念に共感したから」という志望動機はちょっとインパクトに欠けてしまいそう。

う~む……いったいどうやって書けばいいんでしょう?

今回の記事では、志望動機に企業理念を盛り込む方法についてお話しします。
どうぞ、最後まで読んでください。

企業理念を志望動機にした例文を読んでみよう

まずは企業理念を志望動機にしたESの参考例を見てみましょう。(297字)

『私は「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という企業理念に強く共感したため、貴社を志望します。高校まで制服が普段着だった私は、大学入学を機に「とりあえず清潔感のある服を」と思い、貴社の製品を購入しました。当時、服に一切の興味がありませんでしたが、毎日服を選ぶようになり、私にとっての服が“外出するための装備”から“出かける前の楽しみ”になりました。この服に対する常識が変わった経験から、画期的な服づくりをする貴社製品を全世界に浸透させるマーケティングを行い、世界の服の常識を変えたいです。』

いかがでしょう。
企業理念を軸とした志望動機のイメージは掴めましたでしょうか?

続いてポイント解説に移ります!

ポイントは4つ!

企業理念を軸とした志望動機を作成する際のポイントは4つ。

  1. 企業理念と自分の価値観のマッチ
  2. オリジナリティ
  3. PREP法
  4. STAR法

「1. 企業理念と価値観のマッチ」「2. オリジナリティ」は、
なぜ企業理念に共感したのか、その理由と経験を伝えられていればOKです。

「3. PREP法」「4. STAR法」は、文章構造の技法のことです。

PREP法とは、
結論(Point)、理由(Reason)、実例(Example)、結論(Point)の順序で意見を簡潔に述べる技法です。

参考例でいえば、1行目の企業理念に共感した部分が「結論(Point)」です。
「理由(Reason)」「実例(Example)」は、「大学入学のタイミングで服に興味を持ち始め、常識を変えられたから」と複合した形で表現しました。

PREP法のメリットは、説得力のある意見になることです。

そして、もう一つのSTAR法
STAR法とは、
状況(Situation)、課題(Task)、行動(Action)、結果(Result)の順序で結果や成果、強みを経緯とともにわかりやすく伝えられる技法です。

困難にぶつかったが、成し遂げた経験などを書く際は、STAR法を活用してみましょう!

企業理念の5つの要素

今回の志望動機の結論は、“企業理念に共感したから入社したい”です。

そもそも、企業理念の概念を皆さんは十分に理解できていますか?
企業理念は、単なる想いではありません。
しっかりと構成がなされています。

  1. ミッション:日々果たす使命
  2. スローガン:顧客に企業理念をわかりやすく伝える言葉
  3. スピリット:従業員が大切にすべきこと
  4. ビジョン:実現するべき未来
  5. バリュー:自社独自の強みや価値

上記の5要素の組み合わせと事業内容で、各社の企業理念はつくられています。

今回僕が書いてみた参考例では、
ユニクロさん、株式会社ファーストリテイリングの企業理念を活用しました。

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
この企業理念には、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」の3要素が含まれていそうです。

ESを書き始める前に、その企業理念がどんな要素(想い)で構成されていて、自分はどう感じて、入社後マッチするのかを考えましょう。
企業がその企業理念を掲げた背景に沿って、具体的に書けるように準備しましょう!

まとめ

企業理念を用いた志望動機を作成する場合は、以下の4点を押さえましょう。

  1. 企業理念と自分の価値観のマッチ
  2. オリジナリティ
  3. PREP法
  4. STAR法

次に志望動機を書く企業の企業理念の要素を深堀りしていきましょう。
併せて、その企業のサービスが企業理念に対してどう位置付けられているのかも確認します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
一緒に就活、頑張っていきましょう。

おジョーでした。


インタツアー学生編集部