産学連携キャリア支援プログラム2024.8 REPORT

About Program プログラム概要

Guidance

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企業とともに未来を創る

産学連携で実践力を高める
キャリア支援プログラム

2024年8月に開催された本プログラムは、学生が企業と直接対話し、
企業の魅力を発見・発信することでキャリア観を醸成する産学連携型のキャリア支援プロジェクトです。
自らの視点でインタビューをすることにより公開情報とは異なる深い情報が得られ、1.5ヶ月間の挑戦を通じて企業リサーチ・分析力の向上や進路選択の幅が広がった等の感想を得られました。

Missonミッション

学生アンバサダー・チームとして会社の魅力が120%伝わる
「キャッチコピー」を作成しプレゼンテーションをしてください!

発表方法
グループ毎に7分で発表(発表者は1名~全員と自由)
PowerPointを用いたプレゼン形式で実施
評価のポイント
当社の本質的魅力を発見・表現できているか
深い理解の上、分かりやすく伝えられているか
副賞

優秀チーム・最優秀チームにはAmazonギフトカード1万円分をそれぞれ贈呈

スケジュール
8/1 ガイダンス@各大学
8/7~8/9 訪問インタビュー@各企業本社オフィス
8/26〜8/30 中間フィードバック@オンライン
9/14 最終プレゼンテーション@明治大学 駿河台キャンパス リバティータワー
参加学生
立教大学20名(2年生:12名 1年生:8名)
明治大学18名(2年生:14名 1年生:4名)
3大学合計(2年生:27名 1年生:26名)
協賛企業

●東映株式会社
人事部 人事戦略室 筑广 力帆様/人事部 人事戦略室 文 美友様

●株式会社ファミリーマート
管理本部 人財開発部 人財採用グループ 原田 英哲様

●みずほ証券株式会社
人事部 ディレクター 石川 洋輔様/池袋支店 半澤 梨咲様

Universities &
Students
参加大学と参加学生数

  • 学校法人 明治大学

    参加学生
    2年生
    14名
    1年生
    4名
  • 学校法人 立教大学

    参加学生
    2年生
    12名
    1年生
    8名
  • 3大学

    参加学生合計
    2年生
    27名
    1年生
    26名

PROCESS プロセス

学生たちはチームを組み、企業の魅力を発見し発信するための4つのステップを経験しました。
ガイダンス、インタビュー、プレゼン作成、最終発表を通じて、企業と連携しながら実社会での貴重な体験を得ました。

  1. 01 Guidance
    プロジェクトキックオフ
    参加学生へ向けた企画趣旨・スケジュール・業界/企業分析のポイントをレクチャー。グループ分けを行い、各グループ毎にインタビューへ向けた準備を行いました。
  2. 02 Interview
    参加企業様へ
    インタビュー実施
    大学生が各企業様のオフィスへ伺い、各グループ毎にインタビューを実施。学生目線で企業魅力を抽出し、学生広報アンバサダーとして企業PRを考えました。
  3. 03 Pitch Review
    プレゼン制作・提出
    +フィードバック
    各グループでプレゼン資料を作成の上、中間提出。企業様よりフィードバックを得て、発表に向けてプレゼンのブラッシュアップを行いました。
  4. 04 Presentation
    “学生アンバサダー”として
    企業のPRプレゼン実施
    企業様をそれぞれ3チームが担当し、聴講学生へ向けて学生視点で魅力をPRするプレゼンを実施。プレゼンに対して、フィードバックやコメントを得て優勝チームの決定の上、表彰を行いました。プレゼン終了後、参画企業様にご登壇いただき座談会を開催。
SCROLL

Professor's
Message
教育者からのメッセージ

明治大学文学部事務室 滝様
働くことに対して
不安を感じていた学生が前向きに
  • 今回参加した学生は、学部1・2年ということもあり、就職活動のためというより、自己成長のためや、将来のために何かをやっておきたいという理由が多かったように見受けられ、強い積極性よりも不安感が表に出ているようでした。
    しかし、参加後の学生たちからは、「ネットからの情報では得られない、社員の生の声、企業の内側を知ることができた」「今まで選択肢になかった業界に興味が持てた」という感想や、「意見の擦り合わせやスケジュール調整など、グループ活動の苦労を経験しながらも、最後までやり遂げたことで得た、

  • 日常では味わえない大きな達成感があった」などの声が上がり、参加に対する手ごたえを感じることができました。
    その中でも一番大きな成果は、実施後のアンケートで約60名の学生全員から「様々な仕事があることを知った」「働くことの楽しさを実感した」などの、働く事に対するポジティブな声を聞くことができたことです。これはプログラム実施側としても大変喜ばしいことでした。ご自身のキャリア形成の点からも、今後も積極的に色々なことに挑戦していってほしいと思います。

Student Finalist ファイナリストご紹介

Finalist Team:
4人でコンビに
University:
立教大学
Company:
あなたと、コンビに、FamilyMart
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Student Experiences 参加学生の体験談

Q.「働くこと」や「仕事」に興味が持てましたか?
Q.担当した企業様に魅力を感じ、興味を持てましたか?
Q.プロジェクト全体を通じて・また早期に企業と直接接点を持てたことで、今後皆さんにとってどんな点で役に立ちそうか(複数回答可)
Q.“インタビュー”という形式で感じられたメリットを教えてください(複数回答可)
Q.プロジェクトを通じてご自身が成長したと感じる点を教えてください(複数回答可)
Q.このような機会がれば次回も参加したいと思いますか?

Q.担当した企業に魅力を感じ、
興味を持てましたか?
(自由記述)

A1.
ネットに書いてあるものを調べるだけでなく、インタビューも行うことで、その企業がどのような企業なのか分かり、魅力が伝わったから。
A2.
生活に身近な存在だけれども私たちが知らない事業があったり、働く環境についても知ることが出来て、何も知らなかった頃のイメージと180度違う視点で企業を見ることが出来たから。
A3.
人事担当者の方の職業観に感銘を受けました。面接で初めて人事担当の方に会うよりも、どういう考えで人事を担当しているのかという人間性の部分に触れることができたのはとても良い機会でした。

Q.プロジェクト全体を通じ、早期に企業と直接接点を持てたことで、今後皆さんにどのように役立ちそうか(自由記述)

A1.
面接で対面するよりもざっくばらんな話ができたことがよかったと思います。自信を持って面接に向かえるようにできそうです。
A2.
就職活動における職種選びや選考後の企業選び等に役立てられると感じました。
A3.
人事を担当している人との話を通じて、就活は企業という圧倒的な存在に挑むというよりも、自分のキャリアのイメージと企業が求める人材のすり合わせであると気づくことができました。
A4.
皆様がそれぞれの思いを持ち仕事を取り組んでいる姿を見て、将来的に目指したい姿を見つけることが出来たと思います。企業と聞くとまだ大学1年生ということもあり少し遠い存在だと思っていたのですがより身近な存在に感じました。
A5.
就職の面で企業には私たちが普段身近で見るような事業だけでなく様々な事業を展開していたりと深く知ろうとしないと見えてこない新たな側面を知ることができ、進路選択の幅が広がった
A6.
まだ就活はどのような形であるかということがよく分からない状態でしたが、企業を知りながら将来を少し詳しく描くことができました。

Q.インタビューを通じて学んだこと・感じたこと

A1.
チームメイトと納得いく完成度まで走り抜けられたことに一番の達成感がありました。意見の擦り合わせや、準備など大変なことも多かったですが、最後までやれて良かったです!
A2.
担当の方が非常に暖かく対応していただいたこともあり、なんでも聞いて良いんだという安心感を得られた。また、企業の方々と接する機会をいただくことができ、新鮮な気持ちで社会に近づくことができたと感じた。
A3.
調べるよりももっと分かりやすく、企業に対しての恐怖心が拭えた。インタビューより会話してる感覚に近くて、聞きたいこと以上のお話を伺うことができた。

Company Voice 協賛企業の声

東映株式会社

学生からの視点で新たな発見があり、今後の採用活動に活かせると感じました

人事部 人事戦略室

筑广 力帆様

人事部 人事戦略室

文 美友様

Q.参画の背景(参加前に期待していたこと)は何ですか?
A.
筑广様
・参加学生への企業の魅力訴求
・参加学生によるプレゼンを通した、
 今後の新たな訴求点の発見
文様
学生さんによる当社理解の促進および就活への意欲/志望度向上
Q.インタビューを通じてのご感想を教えてください。
A.
筑广様
皆様積極的にリサーチをしていただいた上で質問をご用意いただいており、回答の時間が足りないくらいに多くのことをお伝えできたと感じています。
中間フィードバックについても昨年と異なりオンラインで実施したことにより、こちらも齟齬なく意見を伝えられるとともに、学生さんたちも気になる点を質問しやすかったのではないかと存じます。
文様
初めて会ったメンバーでのチーム構成にもかかわらず、皆さん発表の指針をしっかりと決められ、積極的に質問をしてくださいました。
当社に興味を持ち、意欲的に取り組んでくださったことが嬉しかったです。
Q.最終プレゼンを通じてのご感想を教えてください。
A.
筑广様
中間フィードバック時と比較しても、皆さんしっかりとスライドをブラッシュアップしていただいた上で発表に臨んでくださっており、全チーム聞きごたえがありました。また、各社ごとの優秀チーム決定→総合優勝決定という流れも、非常に盛り上がったと感じています。
文様
我々がお伝えした情報に加え、皆さんの力で考えたこと、感受したものもたっぷりと盛り込んでくださり、1グループを選ぶのに本当に悩むほど、どのグループも素晴らしい発表でした。
Q.学生の視点を知る中で、新しい発見や気付きはありましたか?
A.
筑广様
D&Iプロジェクトについての話など、普段のセミナーではお伝えしていない社内の取り組みなどをピックアップしてくださっているチームもあり、インタビューを通して話を引き出していただいたとともに、そこに魅力を感じて発表してくださったという今回の形式だからこその訴求点を見出すことができました。
文様
恥ずかしながら、学生さんの質問を通して、改めてこれからの当社の方向性について考えさせられることも多く、一社員として身の引き締まる思いでした。
Q.今後の採用活動/採用広報で活かせそうな点はありましたか?
A.
筑广様
発表を通して、「どういった点が東映の魅力なのか」「どのような点を訴求していけばいいのか」ということを、個人的にも勉強させていただきました。
文様
皆さんのプレゼンを通して、採用担当者が伝えたいことではなく、学生の皆さんが本当に知りたいことを受け取ることができ、今後のセミナーや説明会等の内容検討において、非常に勉強になりました。
Q.参加学生へメッセージをお願い致します。
A.
筑广様
インタビューから当日の発表までお忙しい学生生活の中取り組んでいただき、誠にありがとうございました!
インタビュー時から皆さんのリサーチ力や質問力の高さに驚かされていましたが、そこから最終発表も経て、更に皆さんのポテンシャルの高さを随所から感じました。
今回の取り組みを通して「情報を引き出し方」「伝えたいストーリーの話の構成の仕方」といった、今後の学生生活、ひいては社会人生活を送るにあたって役立つ能力を見つめるきっかけとなっていましたら幸いです。
東映へのプレゼンの中で優勝チームとして選ばせていただいたチームは元より、全てのチームが甲乙つけがたいほどに素晴らしいプレゼンを行ってくれたと感じています。
今後の機会で再びお会いできることを、心より楽しみにしております!
文様
皆さん本当にお疲れ様でした!
今回の経験が皆様にとって、何かしらの糧になると信じております…!
これから先、就職活動をする中では上手くいかない場面が出てくるかもしれませんが、自分を信じて突き進んでいってください。そしてその先に、東映があればと思うばかりです…!ありがとうございました!

FamilyMart

学生が注視している部分と人事の伝えたいことに差があることがわかりました

管理本部 人財開発部 人財採用グループ

原田 英哲様

Q.参画の背景(参加前に期待していたこと)は何ですか?
A.

主に学生が何を求めているのかや人事側の伝えたいことにずれがあるかなどの把握です。

Q.インタビューを通じてのご感想を教えてください。
A.

我々が伝えたいことと、学生側が注視している部分に差があることがわかりました。

Q.最終プレゼンを通じてのご感想を教えてください。
A.

全体的にしっかり企業研究を行い、投影資料にまとめられていたと思います。特に優勝チームは弊社で使用するスライドの構成とよく似ており、少し加工すればそのまま使える内容でした。

Q.学生の視点を知る中で、新しい発見や気付きはありましたか?
A.

低学年からのブランディングです。就活に入る前までに学生と接点を持つことで弊社の魅力をアピールできるのではと思いました。

Q.今後の採用活動/採用広報で活かせそうな点はありましたか?
A.

低年次向けのブランディングです。

Q.参加学生へメッセージをお願い致します。
A.

色々な経験を積むことで今後の人生を豊かにするきっかけになると思いますので、継続して挑戦してほしいなと思います。また、少しでもファミリーマートが面白い会社だと思っていただけるようであれば、ぜひインターンシップ等にも参加ください。

みずほ証券

証券会社に抱くイメージ、働き方やキャリア形成に対する関心がわかり、採用広報に活かせそうです

人事部 ディレクター

石川 洋輔様

池袋支店

半澤 梨咲様

Q.参画の背景(参加前に期待していたこと)は何ですか?
A.
石川様
当社の知名度・プレゼンス向上
学生の弊社の見え方について知るため
半澤様
・<みずほ>としての社会的な使命を果たすこと
・学生のキャリア形成支援
・学生から見た証券業界に対するイメージを把握し今後の採用活動に役立てる
・当社知名度の向上
Q.インタビューを通じてのご感想を教えてください。
A.
石川様
熱心に質問をしてくれました。限られた時間の中で、「知ろう」という主体的な姿勢を見せてくれたことが印象的でした。ヒアリング内容から、我々が考えている以上に「資格取得」や「働き方」に関する興味を持ってくれていると感じました。
半澤様
専門用語が飛び交い、学生の皆さんにとってあまり馴染みがない証券会社のインタビューだったかと思いますが、どのチームも事前準備をしっかりしてくれていたのでスムーズにインタビューを進めることができました。
Q.最終プレゼンを通じてのご感想を教えてください。
A.
石川様
中間発表時の内容からすると発表本番を迎えることが不安なチームも正直ありましたが、どのチームも素晴らしい発表をしてくれました。最後の1チームを決めることが非常に悩ましかったです。
半澤様
どのグループも当社の強みや特徴をしっかりとキャッチアップしたうえで、オリジナリティも存分に発揮されており、とても質の高いプレゼンでした。
Q.学生の視点を知る中で、新しい発見や気付きはありましたか?
A.
石川様
昨年も参加させていただきましたが、今年度は参加された大学も増えたので新鮮な気持ちで臨むことができました。特に「証券をどのように身近に感じてもらえるか」といった点は知ることができた気がします。
半澤様
学生の皆さんが証券会社や投資に抱くイメージを知ることができました。
私が想像しているよりも、皆さん資産運用を身近に感じている方が多かったです。
また、我々の訴求したい情報と学生が知りたい情報が必ずしも一致するわけではないことを学びました。
Q.今後の採用活動/採用広報で活かせそうな点はありましたか?
A.
石川様
一般的には「就活が早期化している」と言われていますが、今年度の参加学生は1.2年生が多く、考えることが増えました。今後、色々と検討したいと思います。
半澤様
ビジネスの話はもちろん、働き方やキャリア形成による自己実現に関しても特に学生の関心が高いことが分かりましたので、採用広報でも様々な広報のかたちを検討していきたいと思います。
Q.参加学生へメッセージをお願い致します。
A.
石川様
大変なプロジェクトであったと思いますが、本当にお疲れさまでした。どのチームもレベルの高い発表でした。今回の企画を通じて皆さんの将来のキャリアについて少しでもお役に立てていれば幸いです。また、皆さんとどこかでお会いできることを楽しみにしています。
半澤様
長い期間本当におつかれさまでした。夏休みという貴重な時間を当社に割いていただいたこと、また、関心をもって企業研究をしていただいたことをとても嬉しく思っております。どこのチームの発表も素晴らしく、みずほ証券としても学んだことが多かったプログラムでした。みなさん本当にありがとうございました!

Photo Highlights 最終プレゼンの風景

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産学連携キャリア支援プログラム

学生と企業をつなぐ
未来の架け橋として

インタツアーは、学生と企業がより良いコミュニケーションを築き、 互いに成長できる機会を提供し続けます。 このイベントを通じて得た経験が、学生のキャリア形成に大きく貢献し、 企業にとっても新たな視点を得る貴重な機会となりました。 私たちは今後も、企業と学生の未来をつなぐ架け橋として、 様々なプログラムを展開してまいります。